NHKは、今年の夏季オリンピックにおいて、リニア放送されない一部の競技をインターネットで生中継した際の経費内訳を公開した。総計は3800万円。NHK編成局デジタルコンテンツセンターより11月5日に発表されたもの。 PDF: http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20121105.pdf 内訳として、映像伝送関連がほぼ50%分占めており、その中でも配信インフラコスト(CDN配信費用)が1200万円となった。視聴者数が増えれば帯域負荷が大きくなり、CDN配信コストも増える仕組みだ。 NHKは、バンクーバーオリンピックでもライブストリーミングを実施したが、今回はその3倍規模となった。20競技を913時間でストリーミング放送を行い、2613万8061件のアクセス数を得たという。また今回はCDN配信方式(800kbps)に加えて、NHK技研が開発し