続く自粛ムード、飲食店やホテルに影響 客足途絶えたまま、経営厳しく 2011年04月02日 15:24 Tweet 東日本大震災の影響で、例年、歓送迎会でにぎわう県内各地の飲食店やホテルが活気を失ったままだ。発生直後と比べれば客足は戻りつつあるというが、店主らは自粛ムードが長引いていることを感じ取りながら、「宴会を不謹慎と思わないで」と訴える。 来店に備えながら客足は戻らず、「宴会を不謹慎と思わないで」と悲痛な叫びが聞こえてくる=3月31日、酒田市 酒田市のすし店では3月末までの宴会予約取り消しが400人分近くになった。損失額は150万〜200万円。男性社長(59)は「これ以上『自粛』が続くと経営が厳しい。従業員の給料や、鮮魚店、酒屋などの取引先にも影響が出る」と“負の連鎖”を不安視し、「宴会を不謹慎と思わないでほしい。カネを回し、経済を活性化することが大切だ」と切実に語る。 「きっつ