名古屋市長の河村たかし氏の政治家としての起点は、民社党の春日一幸委員長の秘書からになります。「(現)民主党=(旧)社会党」というレベルのウヨ知識しか持たない人は知らないでしょうが、民社党と言えばかなりの右派政党*1で春日一幸氏も反共右派と知られる政治家です*2。 春日氏は1989年に死去し、冷戦終結後の政界再編で民社党は解党。その前後に河村氏は日本新党などに鞍替えしていますが、結局は民社党の吸収先である新進党に入り、民主党へと入ったのです*3。 河村氏の経歴から見て、南京事件否定論がその口から語られるのは何の不思議もありません。 現実問題として公人による歴史修正主義発言が容認、黙認、放置されているのは、メディア、あるいは学会など専門家の責任と言うこともでき、一般人自身が興味を持っていないという意味での責任もあるでしょう。公人自身の歴史観に負うところも大きいでしょう。 しかし、個人的な意見な