ロンドン五輪で33個のメダルを獲得し奮闘する日本選手団だが、選手村で提供されている食事が口に合わず苦労している様子が9日までに明らかになった。日本選手団の食事というもう一つの“敵”と戦いはいましばらく続く。 体操男子団体で銀メダルを獲得した田中和仁(27)は8日、ロンドン市内のジャパンハウスで会見し、選手村で提供されている料理について「食べられるものが少ない」と明かした。たとえば、「焼いただけで味付けのない肉。みそ汁もあるんですが、入っているものが違う」という。 田中ら日本選手たちは、「日本選手のマルチサポートハウスにちょくちょく食事に行ってお世話になりました」と苦笑いした。 選手村の巨大レストランは24時間営業で、地元の英国をはじめ、インド、地中海、カリブ海など各国の料理を取りそろえ、「各国選手の要求にこたえられる」と胸を張る。しかし、メダル数ナンバーワンの中国選手も「おなかいっぱいには