和田レフェリー 世IV虎に苦言 拡大 スターダムの2月22日、後楽園ホール大会で行われた世IV虎対安川悪斗を裁いた全日本プロレスの和田京平レフェリーが11日、都内で“けんかマッチ”について激白した。 和田レフェリーは「何でも起こりえるのがプロレス」と前置きしつつ、鼻骨、頬骨、左眼窩(か)底骨折など安川の顔面に重傷を負わせた世IV虎に対し「(ワールド・オブ・スターダム)選手権でああいうことをやるのは王者としての品格がない」と苦言を呈した。 40年以上のレフェリー生活で“けんかマッチ”寸前となったことは「何度もある」としたが、実際にリミットを超えたものは初だったという。凄惨(せいさん)となった7分45秒の試合は「選手権だから、なかなか止められなかった部分はある」と振り返った。 それでも、最善は尽くした。世IV虎の鉄拳などを受け、安川が鼻血を出したためブレークを命じた。ドクターチェックを試みよう