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ブックマーク / books.j-cast.com (2)

  • 日本の「第二の敗戦」が近づいている 『出版の崩壊とアマゾン』 | BOOKウォッチ

    を読みながら、暗澹たる気持ちになることがある。書『出版の崩壊とアマゾン』(論創社)はとりわけその思いが強かった。日の知的インフラを支えてきた出版・書店業界が「黒船・アマゾン」に翻弄されている。もはや打つ手がない。あとはこのまま完全なる「敗北」を待つだけ、という感じなのだ。 わずか10年で業界トップ 近年、出版界が相当の苦境にあることはよく知られている。書にも多数の衝撃的なデータが紹介されている。日の書籍・雑誌の販売金額は、2000年は2兆3966億円だったが、17年には1兆3701億円。出版社の数は20年前の4分の3になり、書店数はほぼ半減している。 様々な理由がこれまでも語られてきた。大型書店による寡占化。ネット社会の急進展。電子書籍やDマガジン。若者の活字離れなどなど。 書が特に強調するのは2000年に日に上陸したアマゾンの影響だ。わずか10年ほどで、業界トップの「書店」

    日本の「第二の敗戦」が近づいている 『出版の崩壊とアマゾン』 | BOOKウォッチ
    kt_kyoto
    kt_kyoto 2019/01/18
  • 『広辞苑』の元になった活字は空襲でおしゃかに、編集者の機転で生き延びた! 『本屋風情』 | J-CAST BOOKウォッチ

    書『屋風情』は、1974年に平凡社から刊行され、第1回日ノンフィクション賞を受賞した名作である。1983年に中公文庫に入り、このたび株式会社KADOKAWAから復刊された。タイトルは知っていたが初めて読み、南方熊楠、柳田国男ら近代日を代表する碩学の姿が赤裸々に綴られていることに驚き、著者岡茂雄への畏敬の念を深くした。 岡茂雄(1894-1989)は長野県松市生まれの編集者・書店主。軍人を経て中年から出版にかかわった。タイトルの「屋風情」とは、渋沢敬三邸での会に岡がいたことに柳田国男が立腹し、後日「なぜ屋風情を同席させた」と言ったエピソードから取られた。学者や文人の家に裏木戸から出入りする編集者という仕事に矜持を持っていた岡にふさわしいタイトルだ。 博物学者の南方熊楠には、大正15年に初めて面会した。まだ和歌山県田辺まで鉄道は開通しておらず、和歌山からは汽船に乗った。初対面に

    『広辞苑』の元になった活字は空襲でおしゃかに、編集者の機転で生き延びた! 『本屋風情』 | J-CAST BOOKウォッチ
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    kt_kyoto 2018/11/12
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