福岡市上空で21日夜、複数の色に輝く「謎の光」が観測された。出張中の大分県豊後大野市の中学校教員、藤村暢(とおる)さん(55)が写真に収めた。 藤村さんによると、観測したのは午後10時ごろから約20分間。ホテルに戻るため福岡市博多区の冷泉公園に来たところ、ほぼ天頂付近にあった月の北西側に、オレンジ色や青色、白色に輝く複数の光に気づいた。星よりも大きく、多い時には13個見えた。光が作る形は「M字型」に見えることもあった。藤村さんは「周囲で10人ぐらいが一緒に見た。薄い雲ごしにはっきりと見え、ぼんやりとにじんで消えた。同じ場所で光り続けていたので、飛行機ではないと思う」と話した。 国土交通省大阪航空局福岡空港事務所によると、冷泉公園から東へ約3キロ離れた福岡空港では、午後10時1分に着陸した羽田便が最終便で、その後の離着陸はなかった。【徳野仁子】
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