印刷 メール 1秒に2億手読んでV コンピュータ将棋選手権 対局の進行は会場のパソコン画面とスクリーンに映し出された=東京都調布市 第22回世界コンピュータ将棋選手権決勝 ■東大院チームの「GPS」 第22回世界コンピュータ将棋選手権が3〜5日、東京都調布市の電気通信大学で開かれ、GPS将棋が2度目の優勝を果たした。上位5チームが、来年予定されている「第2回電王戦」でプロ棋士5人と対局することも決まった。 将棋プログラムの強さはプロのレベルに達しつつある。1月には、元名人の米長邦雄・日本将棋連盟会長が、昨年の同選手権で優勝したボンクラーズに敗れた。現役棋士は、将棋プログラムと対戦する機会がほとんどなく、電王戦の出場権がかかる今大会に注目が集まった。 参加したのは42チーム。1次予選を勝ち抜いた8チームとシードの16チームで2次予選を戦い、その上位8チームで決勝のリーグ戦を行った。 2次予選