観覧イベントの終了後、一部が生田神社(神戸市中央区)の鳥居になることが明らかになった「世界一のクリスマスツリー」。総合プロデューサーの西畠清順さん(37)によると、使用するのは木全体の2割程度で、残りの活用方法はまだ決まっていないという。「木がかわいそう」「営利目的では」など、ネットや本紙「イイミミ」で指摘された論点について、西畠さんや関係者に聞いた。 「単なる営利目的ではないか」という指摘があることに対し、西畠さんは「総事業費約3億円は個人の借り入れ。有料商品やサービスが全て売れても赤字だ」と否定した。 1枚500円で販売するオーナメント(飾り)の利益は西畠さんに入るが、在庫の15万枚が完売しても総事業費の1割程度にすぎない、と説明。輸送費や警備費、ツリーの周囲の展望台設営費などにそれぞれ数千万円かかり、数億円規模になったと話した。 木の玉をつけたバングル(腕輪)の販売を休止したフェリシ
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