薬喰いとは‥獣肉を食べることを忌避する時代や文化のなかで「薬」を食べると称して獣肉を食べること。 ここで紹介するのは「薬喰い」という花札の伝統技法です。 準備 2人用の技法です。 使用札:7月萩(猪)と10月紅葉(鹿)のカス札を抜いた44枚。 得点計算用のチップとして各自100文持ちとかにするといいと思います。 昔は純粋に小銭を賭けてプレイされていたのでしょう^^。 札の配り方 適当な方法で親を決め親が札を配る。 札の枚数は手4場4。子2枚(裏)→親2枚(裏)→場3枚(裏)→子2枚(裏)→親2枚(裏)→場1枚(表) これで場札が4枚(裏3枚、表1枚)になります。もし場の表の札が「雨(柳)」の札の場合は裏の場札を「雨(柳)」以外の札が出るまで1枚づつめくります。(場札に雨(柳)札が4枚出た場合は全て配り直し) プレイの方法 最初の手番は親からで、手札から1枚札を出します。場札の一番上の表の札