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ブックマーク / hyoshiok.hatenablog.com (10)

  • 日本IBMの売上推移 2012-04-08 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    先日、日IBMの社長交代のニュースがあって、それを聞いて驚いたのが、社長が日人ではなくなるということではなく、この10年で売上が半分近くに下がったという業績であった。*1 わたしの世代ではIBMという企業はコンピュータ業界の超エクセレントカンパニーで仰ぎ見る遠い存在、憧れの存在でいわばロックスターである。コンピュータ興亡史でいえば、IBMが先頭にいて、DECがそれを追撃するもかなわず、Sunが80年代華々しくデビューして、90年代一世を風靡する。90年代にはいると時代はMicrosoftとIntelが支配していた。90年代前半に巨像IBMは泥沼に足をすくわれもがき苦しむが、ガースナーによって復活する。メインフレーム・ハードウェアを主軸とした事業構造から、ハードウェア、ソフトウェア製品、サービスという3柱に見事に転換させた。 若い人達には実感がないかもしれないが、GoogleやFace

    日本IBMの売上推移 2012-04-08 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    kuenishi
    kuenishi 2012/04/08
    会社は売上だけじゃない。一度事業を整理した会社なら当然そうなるでしょう。利益率とかそういう尺度がなければ、ノスタルジーなのでは。
  • なぜDECは市場から撤退しなければならなかったのか。 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    DECの企業文化について、先日記した。(昔DECという会社があった。エンジニアとして必要な事はDECで学んだ。) *1 そんなに優れた技術があり、優れた企業文化を持ち、優秀な技術者を多数抱えたエクセレント・カンパニーが21世紀を待たずしてなぜ市場から消えなければならなかったのだろうか。 経営者が愚かで放漫経営をしていたからとか、法律に違反するような経営をしていたとか、そーゆー話であればわかりやすい。その経営者が愚かであったということで決着がつく。 DECの凋落の原因は、むしろ無能な経営者によって引き起こされたというよりも、むしろ、有能だったがゆえに、成功の呪縛から逃れられなかったという風に考えられる。既に起きてしまったことをあれやこれや言っても所詮結果論にしたすぎないが、あえてそれを考えてみたい。 「イノベーションのジレンマ」では、利益を最大化させる資源配分メカニズム(プロジェクト投資

    なぜDECは市場から撤退しなければならなかったのか。 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • Twitterの書き込みをきっかけに仕事についてあれやこれや考えてみた - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    先日、@tsudaさんが、http://twitter.com/#!/tsuda/status/26536546973 なので、エンジニアの方は、転職を今現在考えてる、考えてないは関係なく、エンジニアが「金銭」以外の条件で職場に求める条件/環境/待遇などを書いていただければありがたいです。もしお手間でなければハッシュタグ #engineerenv を付けていただければ。 なる書き込みをしていて、ハッシュタグでいろいろ議論が炸裂していた。下記にまとめがある。 http://togetter.com/li/57088 今の職場の(1)良いところ(あれやこれや)、(2)悪いところ(あれやこれや)と、仮に転職するとして、その候補となる会社の(3)期待値(あれやこれや)、(4)転職するにあたっての手間暇(あれやこれや)をざっくり天秤にかけて、いまのところにとどまるインセンティブA=1-2、転職のイン

    Twitterの書き込みをきっかけに仕事についてあれやこれや考えてみた - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • クラウドにはぐっとこないけど、BASEやCAP定理は面白い - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    40代、50代の人たちはなぜ表現しないのかhttp://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20090517#p1 には多数のアクセスをいただいた。日記を書いたおかげで多くの人から様々なコメントやトラックバックをいただいた。これもインターネットの可能性、ポジティブな側面だ。ありがたいことである。御礼を申し上げたい。 反応は大きくわけて二つ。A:40代、50代は表現していいる。お前が知らないだけだ。B:40代、50代は表現していない。 Aのパターンは、嬉しいサプライズである。いろいろな人から、こーゆー面白いブログがあるよとか、こーゆー表現があるよという情報を頂いた。トラックバックもいろいろ拝見した。コメント欄に自分は40代、50代と多くの人が名乗ってくれたのは当に嬉しかった。 IT産業にいるとどもせっかちでいけない。書いているおじさんもいる*1。漫画で教えてもらった。書いている

    クラウドにはぐっとこないけど、BASEやCAP定理は面白い - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • レガシーコード改善ガイドの読書会 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    会社でレガシーコード改善ガイドの読書会を開催する事にした。「テストがないコードはレガシーコードだ」という素敵なフレーズを帯にする書を読み砕いて、レガシーコードと立ち向かっていきたい。 先日会社でテスト勉強会を開催した際に、*1 この読書会をやろうと呼びかけたところ、10名弱の有志が手を上げてくれた。 現場ではテストがないレガシーコードに喘いでいる。運用はトラブルに悩まされている。この悪循環を断ち切る武器がテストだ。時間がかかってもテストを書く。生き抜くためにテストを書く。その実践的なガイドになっている。 書は400ページを越えるので、一人で読むのにはちょっとしんどい。きつい。そこで仲間を募って、どうにかがんばって読み砕いていきたい。 書の例は、JavaC++で書かれているが、弊社の場合は、Java以外にPHPのコードも山のようにあるので、PHPではどのように書くのか、書き換える

    レガシーコード改善ガイドの読書会 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    kuenishi
    kuenishi 2010/03/25
    うちも買う!!
  • 数千万から数億のソリューションを買うのかオープンソースをハックできる人を育てるのか - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    数千万から数億のソリューションを買うのかオープンソースをハックできる人を育てるのか。もちろんそんなに単純な問題ではないが、じっくり考えてみるに値する。 企業にとっては、何らかの経営的課題が解決できれば別に自社で内製しようが、他社のプロプライエタリなソリューションを購入しようが、それこそオープンソースであれやこれやしようが単に手段が違うだけである。リスク、コスト、時間などを天秤にかけて決定すればいい。 わたしなんかは、オープンソース原理主義者的なレッテルを世間からは貼られているので、なんでもかんでもオープンソース(OSS)を推進しているように思われているが、理念としてのフリーソフトウェア運動に深く敬意を抱きつつも、ま、安ければなんでもいいんじゃない、という日和見主義者なので、商用製品を使うことになんら躊躇はない。 例えば、EMCのご大層なストレージを1TB用意するのと、ローカルストレージで1

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    kuenishi
    kuenishi 2010/03/21
  • そろそろ大規模ソフトウェア開発に一言いっておくか。デイリービルドとリグレッションテスト 2010-03-12 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    会社の勉強会で自分の今までの経験からテストについてお話をした。その資料を公開する。自分が関わった、Oracle8、DEC Rdb、日COBOL、そしてSamba3.0国際化プロジェクトでのテストやディリービルドなどについて紹介した。 テストファースト開発など、最近広く知られるようになってきたが、ディリービルドとリグレッションテストの実行という方法論は昔からソフトウェア製品開発の現場では行われていたベストプラクティスである。そのリズムとか雰囲気を伝えたかった。 テスト勉強会よしおか100311 1View more presentations from Hiro Yoshioka. テストがある開発現場ってのは、こんな感じなんだ〜という雰囲気が伝われば幸いだ。 アジャイル開発方法論としてXPの手法とかいろいろ知られているが、このディリービルドとリグレッションテストというプラクティスもその

    そろそろ大規模ソフトウェア開発に一言いっておくか。デイリービルドとリグレッションテスト 2010-03-12 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    kuenishi
    kuenishi 2010/03/15
    The best practice of large-scale development hasn't been changed since ever. I'm illegal and not professional. sigh.
  • 楽天研究開発シンポジウムに行って、企業とアカデミアの関係について考えた - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    先日の楽天テクノロジーカンファレンス*1は開発部のお祭りという感じだったが、この研究開発シンポジウム*2 は楽天技術研究所*3 が主催するミニ学会みたいな感じだ。 まつもとさんの基調講演、研究発表、ポスターセッション、パネルディスカッションなど、学会のシンポジウムの形式そのもので、学会に行かなくても学会気分(?)が味わえるお得なイベントだった(笑)。 質疑応答も学会風の硬い感じで勉強会のQ&Aのようなノリとは微妙に違っていてそれはそれで面白かった。質問者も、所属を名乗った後、大変興味深い発表ありがとうございます、という枕詞を言ってから質問をするというフォーマットで、確かに昔からそーだったよなあと思った。 正直、研究者でもない一介のプログラマが平日の昼間に仕事をさぼって学会に行くというのはかなり敷居が高い。まあ、いろいろ御託をならべていないで行けばいいのであるが、学会員でもないし、そもそもふ

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    kuenishi
    kuenishi 2009/11/15
  • 基盤系プログラマの実践的教育が必要だ - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    ここで言う基盤系というのは、OSとかRDBMSとかプログラミング言語処理系とか、そーゆー奴ね。アプリケーションプログラムとかWebサービスとかを支える縁の下の力持ち。その基盤を作るプログラマをどのように育てるかというお話。 まあ、ハッカー予備軍をどのように育成するか。ハッカーって、育てるとか教育するとか、そーゆーものではなく勝手になるものだから、そもそも、そんなものはありえないという議論もある。確かに天才というのは、天才なので、教育がどうだこうだということはないのだけど、一般的なプログラマというのは、一般的な教育プログラムである程度底上げ的なことは出きると思う。 例えば、PostgreSQLの開発者を考えてみる。ちょっとRDBMSに興味がある、だけどどこからとっかりをつけていいのかよく分からないという初心者がいたとする。今ある、OSS利用者教育プログラムをいくらやったところで開発者にはなれ

    基盤系プログラマの実践的教育が必要だ - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • Emacsとわたし - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    Emacsというエディタがある。ハッカーが長年育ててきたエディタだ。わたしも日常的に使いはじめて10数年になる。 多機能、拡張可能なので、いろいろな便利なモードがあるが、正直全然使いこなせていない。機能の1%も使いこなせている感じがしない。 会社の机の上にあるGNU Emacsマニュアル(竹内、天海監訳)の初版発行は1988年2月である。20年前のマニュアル。 会社のブログに「勉強しなおす/ユメのチカラ」というのを書いた。 http://blog.miraclelinux.com/yume/2008/05/post-81b9.html いくつになっても勉強だ。昔とった杵柄。錆びたナイフを研ぐ。 思いたったら吉日。もう一度Emacsを勉強しなおしてみようと思った。 DECにいたころはプロプライエタリな世界にどっぷりで当然エディタは自社製のJTPU (Japanese Text Process

    Emacsとわたし - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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