「スマホが充電できて無線LANも使え、無料でコーヒーやオレンジジュースが飲める」。お金のない大学生にとって夢のようなカフェが増殖中だ。店名は「知るカフェ」。学生の間で今、注目度が急上昇している。 知るカフェの立地場所は、有名大学の目の前ばかりだ。2013年12月に同志社大学前店ができてから、京都大学前店、早稲田大学前店と相次ぎオープン。今年4月から6月にかけて名古屋大学前店、東京大学前店、慶応大学前店など一気に7店舗をオープンしている最中だ。店名以外の大学に所属する学生も、もちろん自由に利用できる。知るカフェを運営するベンチャー企業、エンリッション(京都市)の柿本優祐社長は「来年には20店舗を目指す。海外展開も検討中だ」と意気込む。 スポンサー1社あたり90万円 学生が無料で飲み物を楽しめるのは、就職活動時に「自社のことを知って欲しい」という企業のスポンサー費用で運営しているため。スポンサ