とある理由で妻と離婚し息子と離れ離れに住むことになった熱血ライターSonoharaが、過去の思い出のビデオゲームを通じて息子と交流する月間連載「父(40歳)と息子(11歳)通信」。今週は『ドラクエ5』連載第3回目(編集部)。 息子の冒険は順調に進み、いよいよ『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(以下『ドラクエ5』)最大の山場の一つ、結婚イベントに差し掛かりつつある。世界三大ゲーム論争の一つと言われている「ビアンカかフローラか」問題(ニンテンドーDS版以降は第三勢力として「デボラ」も加わったが)について、息子は果たして何を想い、誰を人生の伴侶として迎えるのか。本連載での私の最大の関心項目といっても過言ではない。 主人公の人生最大の選択へ 息子がプレイする主人公の冒険の旅は、いよいよ本格的になり始めていた。「世界のどこかにいる、天空の装備を扱える勇者を探す」という父パパスの遺志を継ぎ、友人である
