ロサンゼルスで7月4日から7日にかけて開催していたAnime Expo 2019のJAST USAパネルディスカッションで、『沙耶の唄 リマスター』が発表された。TNMやnoisy pixelといった複数の現地メディアが報じている。プラットフォームはSteamで、発売は7月だという。現段階では日本向けの発表はされていない。 (画像はニトロプラス『沙耶の唄』より) 『沙耶の唄』は、2003年にニトロプラスから発売された18禁ノベルゲーム。シナリオを虚淵玄氏が担当しており、ボリュームは中篇といった趣ながら、虚淵玄氏の最高傑作に挙げる人がいるほど、人気が高い作品だ。 交通事故によって生死の淵を彷徨い、生還した主人公・郁紀。しかし事故の後遺症で、周りの風景は内臓が露出したような肉の塊に、人間の姿は腐臭を放つ異形の化け物に見えることになった。なんとかこの狂気的な状況を耐えて、日常生活を送っている状況