私は、矢野顕子の歌が好き。矢野顕子が嫌い。という変なファンです。 一時期までは全部CD持ってました。 天才だと思う。 今回のライブでもそう思った。 「ラーメン食べたい」はちょっとうるるんな感じだった。 音楽のなかに彼女の人生というか経験というか変成されて溶け込んでいるので、なかかな理解しづらいことが多い。 「中央線」もうるるんな感じになった。 昔の曲(「ごはんができたよ」とか「ひとつだけ」とか)が違った印象で演奏される。ま、ベースもドラムもよいし。アンソニーとクリフ。 以前、坂本のなんだったかエナジーフローだったか、TVのアナだったかが矢野にあれどうですと聞いたら、すげー辛辣にさらっと言ってのけた。坂本教授ががらがらと瓦解していく音を聞いたってことはないけど、天才というのはどうしもなく残酷。あの残酷さの裏打ちで、愛と喜びの歌を聴くというのは、モーツアルトもそうなんだが、俺、ちょっと空気嫁な