「エンゲージメント」再考: 最新調査が示す5つのポイント ―デジタルが変えるブランド戦略の今 (第5回)2014/09/23 こんにちは。今回は、デジタル時代のブランド戦略の重要なキーワード、「エンゲージメント」について考察してみたいと思います。 エンゲージメントは、絆や愛着、献身といった意味で使われる言葉ですが、マーケティング用語としての「コンシューマーエンゲージメント」は、ソーシャルメディアの浸透などで、ブランドが顧客と直接つながる時代になって改めて脚光を浴びました。 従来はキャンペーンなど短期的でフロー型だったコミュニケーション活動が、いったんブランドをフォローしたユーザーに対してはタイムラインなどを通じ直接・継続的に配信するストック型になりました。そのためマインドシェアを高める効果や、顧客のネットワークを通じて共感や好意(リツイートやいいね!など)を広げるアプローチが効果的に行える