社内に手本となる先輩・上司がおらず,自分の将来像を描けない。仕事がマンネリ化して充実感が乏しい──。懇意にしているITエンジニアから,こんな話を聞くことがある。たとえ優秀なITエンジニアであっても,一定のスキルが身に付き一人前として周囲に認められると,現状に甘んじて次なる目標を見失うことになりがちなのだろう。厳しい言い方をすれば,中だるみを招いてしまうというわけだ。 一方で,周りの誰からも認められる存在になっても,中だるみとはまるで無縁。自らのスキルを伸ばすべく,精力的に仕事に取り組む。そんなITエンジニアが,あなたの周りにもきっといるだろう。その差はどこから来るのだろうか。ミドルウエアの開発・販売やシステムの受託開発を手掛けるサイバーテックの白井千晶氏(取締役 ソフトウェア開発部 部長)の場合,活力の源にしているのは社外のコミュニティである。 社外のコミュニティに参加し,自らも立ち上げる
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