宣伝です(^^; 講談社文庫から「日本警察と裏金 底なしの腐敗」が4月15日に発売されます。昨年8月に同じ講談社文庫から出版した「追及・北海道警『裏金』疑惑」のいわば続編ですが、単純な続き物ではありません。 今回は高知県警の捜査費不正問題をはじめ、愛媛県警巡査部長の仙波敏郎さんによる実名告発、さらには兵庫県警自動車警ら隊による組織的な捜査書類捏造問題(裏金ではないが組織不正の根は同じ)などに大きくページを割いています。便宜上、著者名は北海道新聞取材班編、となっていますが、筆者は高知新聞、愛媛新聞、神戸新聞など地方紙のサツ回り記者たちです。 「おれの気持ちが分かるか」などと思わず殴り合った高知県警の警察官と記者、街外れに止めた車の中で裏金の全貌を聞き出す愛媛新聞記者、端緒をつかんで何カ月もかかりながら水面下で必死の取材を続ける神戸新聞記者。それぞれの記者は「ここで自分が取材しないと絶対に表に