新聞は「衣食住に次ぐ必需品」だから軽減税率を適用しようって、その理屈はおかしい - 世界はあなたのもの。
雑ネタ, 新聞2013年9月6日の日経新聞朝刊42面より。「新聞の公共性に関する研究会」が、消費税が引き上げられても新聞には軽減税率を適用すべきだ、という意見書を出したという記事。日本新聞協会会長の諮問を受けて発足した研究会っちゅう時点ですでにどうかと思うが、軽減税率が適用されるべきである理由にちょっと看過できない一文があったので記録として。記事本文は日経のウェブ版でも全文読める 「新聞に軽減税率適用を」学者らが意見書 新聞協会に：日本経済新聞意見書は、新聞が社会で果たしている役割は広く浸透しており、「衣食住に次ぐ必需品といえる」としたうえで、販売網を通じて全国一律にニュース情報を伝えることで日本の文化を支えているとの認識を示した。新聞が「衣食住に次ぐ必需品といえる」かどうか、また新聞が「日本の文化を支えている」かどうかについても議論の余地はあるが、ここではとりあえずスルーしておく。 新聞
雑誌のバックナンバーを電子化して図書館で貸し出しって、こりゃ駄目だろ - 世界はあなたのもの。
雑誌, 新聞2013年6月2日の日経朝刊19面、「経済誌のバックナンバーを電子化 図書館向けに」より。『週刊ダイヤモンド』のバックナンバー4,000冊を電子化して、図書館での貸し出し向けに販売するという取り組みについての記事。時代の流れは完全にそっちだし、書籍よりも綴じが粗い雑誌のアーカイブ方法としては絶対的に電子化の方が優れていると思うので取り組み自体はいいのだが、図書館での貸し出し方法が……。馬鹿なの？ 利用者はまず、この「デジタルアーカイブス」を購入した図書館にタブレット端末やスマートフォンから登録。ログインして目次や著者名から記事を検索し、読みたい号を1冊単位で ”借りる” ことができる。図書館が定めた貸出期間中は、表紙や広告を含めて全ページを端末上で閲覧できる。ここまではええ感じ。未来って感じ。で、次に続く一文で全部ぶち壊し。太字にさせていただきます。 1人の利用者が借りている間
佐々木俊尚氏の新著『「当事者」の時代』を読んだメディア論客イケダハヤト氏の華麗なる超克。 - 世界はあなたのもの。
身辺雑記, 本6時起床。昼休みに元スタッフが5ヶ月児を職場に連れてきてくれた。女の子なので、5月に出てくるうちの息子とは性別が違うが、可愛い。目の前の赤ちゃんを見て、愛で、抱くと、いよいよ楽しみになってくる。明日は赤ちゃん布団を買いに行く予定だったが、車の都合が微妙なので未定。名前の候補もかなり煮詰まってきた。「当事者」の時代 (光文社新書)作者: 佐々木 俊尚出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/03/16メディア: 新書クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る佐々木俊尚氏（@sasakitoshinao）の新著。昨日読了。まだ単独でエントリーを立てて読書記録や感想を残しておくほどこなれてないので身辺雑記に混ぜるが、とりあえずかなり気合いの入ったメディア論。戦後から現在に至るまで、メディアが獲得したつもりの「当事者」性がいかに複雑な手続きと誤魔化しとやるせなさと憑代
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