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軍事に関するkuroiseisyunのブックマーク (227)

  • この10枚の写真には「スナイパー」が隠れています

  • 検証

    平山優『検証 長篠合戦』を読む。 書は,同じ著者の『長篠合戦と武田勝頼』の姉妹編,というより,同書で漏れた,史料の検証と合戦における両軍の戦力,物量の比較検討部分を独立させている,という。 従来の信長・徳川の三千挺の鉄炮が三段撃ちで,武田騎馬隊を撃破したという通説に対し,三千挺への疑問,三段撃ちへの疑問,騎乗しての戦闘への疑問等々の批判が相次ぎ,通説が揺らいでいる。 書は, 両軍の鉄炮装備 武田騎馬衆の運用 を詳細に検証し,通説及び通説批判をも,正していく。 まず史料について, 『甫庵信長記』が,慶長十六,七年の初版から寛永元年晩に至るまで,徳川方武士,武田遺臣などの指摘を受けて,記述の改訂,増補を繰り返していた,という事実,つまり同時代人の目の検証を経ている,という意味で, 「あまりにも『甫庵信長記』を貶めてきたのではないか。」 と著者は言う。その意味で,『信長公記』の太田牛一,『甫

    検証
  • 古代ローマ軍団で使用された冑

    質問をいただいたので王政期~共和制期~帝政期と古代ローマ軍団で使用されていた冑を紹介してみましたよ。なお、騎兵用冑や補助軍で使用されていた冑、同盟部族や国家のものまで含めるともっといっぱいあります。

    古代ローマ軍団で使用された冑
  • 集団的自衛権問題で「のび太」の例え話は適切か? という話(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「のび太が武装しても自分を守れるかな?」→「自分も守れるし、他人も守れます」集団的自衛権の行使容認の閣議決定がなされてから3週間が過ぎようとしていますが、未だに議論は尾を引いて続いております。 そんな中、集団的自衛権について、高校生に教える授業が北海道で開かれたと朝日新聞が伝えております。 川原さんと伊藤さんは、「ドラえもん」を例に話を進めた。米国は「ジャイアン」、日は「のび太」。安倍晋三首相は集団的自衛権の行使容認で「日戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく」と胸を張ったが、「のび太が武装して僕は強いといっても、当に自分を守れるかな」と川原さん。生徒はみな顔を上げ、考えこんだ。 出典:朝日新聞デジタル:「のび太が武装しても自分を守れるかな」 はい、ドラえもんに詳しい方ならもう苦笑していると思いますが、この川原教師と伊藤弁護士、そして「のび太が武装しても自分を守れるかな」という

    集団的自衛権問題で「のび太」の例え話は適切か? という話(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 「鉄砲伝説否定論」の再否定論も登場!? 長篠合戦研究の今

    時系列とはややずれますが、2014年3月16日の毎日新聞に載った書評記事を紹介。ほんとは全部紹介したいぐらいも白い書評なのですが… ネットで読むときはサイトに登録必要 http://mainichi.jp/shimen/news/20140316ddm015070042000c.html 今週の棚:磯田道史・評 『長篠合戦と武田勝頼 敗者の日史 9』=平山優・著 毎日新聞 2014年03月16日 東京朝刊 (吉川弘文館・2730円) ◇戦国画期の通説をくつがえす歴史家の挑戦 書は、戦国末期の日史研究について、重要な問題をいくつも提起する書物である。1575年の長篠合戦は…(略)織田軍は鉄砲三千挺を交代々々「三段撃ち」し、圧倒的火力で武田軍の騎馬隊を破った、というのが「通説」だった。 ところが、近年、在野の研究者もまじえて、これに疑義を唱える研究が多数出て、大方、支持を得ていた。 (

    「鉄砲伝説否定論」の再否定論も登場!? 長篠合戦研究の今
  • マーチン・ファン・クレフェルト講演会要旨。クレフェルト、イスラエルの戦略を語る

    はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 イスラエルの軍事史学者、マーチン・ファン・クレフェルトが来日しておりますが、2日には戦略研究学会主催で講演会が開かれました。クラウゼビッツの批判者であり、通説に真っ向から立ち向かう(そして正論でもある)事で知られるクレフェルト。母国イスラエルの戦略について語りましたが、とても興味深いものでしたので、要旨をご報告したいと思います。 はじめに イスラエルの最大の敵はイランではないかという声があると思います。 地図を見るとイランとイスラエルは非常に距離が離れている。 1948年の第一次中東戦争では、エジプトはエルサレムの南数キロのところまで迫っていました。 この時、後の首相アリエル・シャロンは22歳で中隊長。イラク軍と戦っていた。 エジプト陸軍によってイスラ

    マーチン・ファン・クレフェルト講演会要旨。クレフェルト、イスラエルの戦略を語る
  • 蛇乃目伍長の「エアフォースの英国面に来い!」 Mk.2 : マゼラアタックだけではなく…

    2014年06月13日21:57 マゼラアタックだけではなく… カテゴリすとれんじびじゅあるずパスト・フューチャー ガンダムメカの元ネタ(あるいは発想的な源流)は昔の科学イラストレーション誌に多くありそうです。 ●まずキュイ揚兵戦車 「Mechanics and Handicraft」誌1936年9月号に登場する「Super War Tank」がそっくりです。 兵士の乗った戦闘室を車体の左右に展開するというアイディア。 この頃はやはり塹壕戦が主流になるという考えが支配的だったんですね。 面白い事に同様のアイディアが1942年にも登場しています。 「Poplar Science」の1942年6月号。 全米発明家評議会が新兵器のアイディアを募集し(1年間で4万5千件!も応募があったそうです)、その中でも評価が「A」、「B」のものなのだそうですが…。 どっちかってーとこちらの方が現在のIFVに通

    蛇乃目伍長の「エアフォースの英国面に来い!」 Mk.2 : マゼラアタックだけではなく…
  • 電探の重要性を帝国海軍軍令部が真から気づいたとき

    ► 海軍電測学校の開校は1944年9月1日からである。初代の学校長は高橋雄治大佐。 あまりにも遅きに失した。 これは 「あ号作戦」の大敗で後がなくなった時期であった。 海軍が開発した電探(レーダー)はこちら 南太平洋海戦(1942年10月26日)、日の空母艦載機の攻撃を受け大きく傾いた空母「エンタープライズ」 すでに、艦橋や櫓にはレーダーアンテナが観察できる。 FDレーダー ドップラー効果による機速測定用レーダーである。もう一つは 対空見張用SCレーダーアンテナ。 早くから実戦経験を積み重ね1年8カ月後のマリアナ沖海戦で空戦管制システムを完成させたのである。 日海軍でも昭和16年(1941)12月には艦船に搭載する対空見張用レーダー二号一型の試作機が完成する。 そして、1942年12月二号二型の量産が決定されたが、艦政部はその資材を充分に提供しなかった。  紆余曲折をえながらも

  • (!この記事は古い記事です!)艦内神社の基礎知識 with 艦内神社リスト | かんたんのゆめ

    2015/6/20お知らせ: 艦内神社専門サイトとして「艦内神社ノ世界」を開設しました ※この記事の内容は古いものとなりますのでご注意ください。 久野潤氏の帝国海軍と艦内神社がいよいよ発売されると言うことで、大体かぶってるであろうこちらの調査結果を発売前にまとめてみました。 当はの形にしたかったのですが・・・まだまだ調査不足のところも有り時期尚早とあきらめました。調査する度に変な物掘り出して頭を抱えるので・・・ また、この調査については自分だけではなく、KRTFのomi氏、鯉素庵の青山正仁氏と相互協力の上で完成させた物となります。今後ともがんばりましょう(白目) 追記:ポータルとして「UPFG艦艇史料研究会Tumblr」を立ち上げました。こちらもよろしくお願いいたします。 2015/8/30追記: 以下は古い記事となります、最新版の研究は新設サイト「艦内神社ノ世界」で行っていますのでそ

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  • 技術史からみた西南戦争 | Kousyoublog

    中岡哲郎「近代技術の日的展開 蘭癖大名から豊田喜一郎まで (朝日選書)」に日近代技術史から見た西南戦争について端的にまとめられていて面白かったので、簡単に紹介しておきたい。同書については同じく中岡哲郎「日近代技術の形成―“伝統”と“近代”のダイナミクス (朝日選書)」、石井寛治「日の産業革命――日清・日露戦争から考える (講談社学術文庫)」とともに日近代の持続的経済成長(いわゆる「日の産業革命」あるいは「後発工業化」と呼ばれる)の過程についてなんらかまとめたいと思っているので後日がっつり紹介するつもり。戊辰戦争が終わり、明治新政府は富国強兵のスローガンの下、士族の解体から徴兵制の施行に至る国民軍の形成過程を突き進むことになるが、同時に各地に兵器工場の開設が計画された。明治三年(1870)に開設された大阪砲兵工廠もその一つで、後に東京砲兵工廠と並ぶ二大砲兵工廠へ発展していく。さて

  • 「人工隕石で空母撃沈」「酸性雨で米空母がとろとろに」逆神軍事評論家・張少将の活躍(高口) : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)

    軍事評論家の張召忠退役少将がテレビ番組で「人工隕石雨による空母攻撃はイケる」と発言。中国で笑いものになっている。しかし番組を確認すると、浮かび上がってくるのは軍事芸人としての張少将の優しさだ。 張少将といえば、「逆的中100%の逆神」「昆布で米原潜を捕獲など奇策」などで中国ネットユーザーのおもちゃとされている軍事コメンテーター。今回、新たな伝説が加わってしまった。発言があったのは中国中央電視台(CCTV)軍事チャンネルの番組「防務新観察」。「イランの米空母秒殺術、どんな秘密が?」という特集での発言だ。ネットユーザーが考えた空母打倒の秘策についてコメントしている。 秘策1:人工隕石雨 *ちゃちいCGも見どころ。中国語がわからなくても見ていただきたい。 ロケットを打ち上げ、宇宙から金属球をまき散らす。それが人工隕石雨となって敵空母を破壊! 張召忠:それなりにいけますね。まず隕石だと電磁反応がな

  • 戦史叢書「海上護衛戦」&大井篤「海上護衛戦」と、帝国海軍の海上護衛について

    ユキカゼ @NAVY_ICHIHO とりあえず、日政府は先の大戦で亡くなった民間船員への謝罪から始めた方が良い気がする……100トン程度マグロ漁船をまんま徴用してその多くを沈ませたり、民間商船の船員を海防艦の艦長へスライドさせたら当該艦が沈没したり、ろくなエピソードがない。 2014-01-06 10:26:27 ユキカゼ @NAVY_ICHIHO 仲間たちをそんな風に喪った民間船員(高等商船)系統の海上保安庁と、海軍再興を目指す海軍軍人(兵学校)系統の海自があまり仲がよろしくないというのもよくわかる。 というか、70年かけて軟化したというか…… 2014-01-06 10:34:34

    戦史叢書「海上護衛戦」&大井篤「海上護衛戦」と、帝国海軍の海上護衛について
  • あなどってはいけない、本当の強さを身につけつつある中国海軍 アメリカ国防産業協会が伝える中国海軍増強の現状 | JBpress (ジェイビープレス)

    アメリカ海軍はマレーシア航空370便捜索活動に新型海洋哨戒機P-8ポセイドンを投入しているものの、漂流物発見回収用の艦艇を派遣していない。というよりは派遣する余裕がないと言った方が的確かもしれない。 そんなアメリカ海軍とは対照的に、中国は海軍艦艇や海洋監視船など合わせて5隻を南インド洋に向かわせている。うち1隻は、3月30日現在、すでに捜索現場海域で活動中である。 そのように、目に見えて質・両共に充実しつつある中国海洋軍事力に対して、アメリカ海軍をはじめとする国防当局はもとより防衛産業界でも、その強大化のスピードに警鐘を鳴らしている。アメリカ海軍としても海軍関連防衛産業界としても、オバマ政権による大幅な国防予算削減(海軍関連予算も大幅カット)に対して、中国海軍の飛躍的増強を繰り返し指摘することによりアメリカ海軍予算の復活を図ろうとしているものと思われる。 例えば、アメリカ国防当局と防衛関連

    あなどってはいけない、本当の強さを身につけつつある中国海軍 アメリカ国防産業協会が伝える中国海軍増強の現状 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 弁護士会の読書:東アジアの兵器革命

    著者    久芳  崇  、 出版   吉川弘文館 実に面白い、知的興奮を覚えさせるでした。 なにしろ、秀吉の朝鮮出兵のとき、数千人もの日兵が捕虜となって中国大陸に連れ去られ、一部は中国皇帝の前に引き出されて公開処刑の対象となったものの、その大半は中国軍に組み込まれて、鉄砲隊として反乱軍退治などに活躍したというのです。しかも、長篠の戦いで輪番による鉄砲の連続一斉射撃(三段撃ち)がなされたという従来の通説に対して、現実には技術的にそんなことはありえないという最近の有力説を覆すような中国の兵法書が紹介されています。そこに載っている三段撃ちの図解を見て、腰が抜けそうになりました。 中国の史料によると、鉄砲の輪番射撃の戦術が、日では少なくとも16世紀末の時点で存在していたこと、朝鮮の役の後に中国・明王朝に伝播していたことがうかがえる。 朝鮮の役において、数千人をこえる日兵捕虜(降倭)が発生

    弁護士会の読書:東アジアの兵器革命
  • ウクライナが日本の安全保障にもたらす影響

    はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 先日、クリミア情勢に関してTwitter上でこんな趣旨のツイートを見かけました。 「”親日国ウクライナ”の為に、日が出来ることはないか。」 先日、混乱するウクライナ情勢に関して、Twitter上でこんな趣旨のツイートを見かけました。 「”親日国ウクライナ”の為に、日が出来ることはないか。」 あまりにナイーブな”親日国”という要素を国家間の関係にまで持ち出す事の是非はここでは問わないし、ウクライナ当に親日であるか否かという話もしません。確かにウクライナは親日国かもしれない。しかし、経済的・軍事的関係性において、ウクライナは親日である以上に遥かに”親中”な国という側面を持っています。 冷戦終結とウクライナ中国関係 冷戦期、ソ連邦の構成国の1つであ

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  • 一ノ瀬俊也「日本軍と日本兵」、米軍広報誌から見る実像 : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    太平洋戦争時の日軍の実態に迫ろうと、米陸軍の広報誌を分析した『日軍と日兵』(講談社現代新書)が刊行された。著者の埼玉大准教授・一ノ瀬俊也氏は、「米軍広報誌から見える日兵の実像は、現代の私たちと大して変わらない」と話している。 米陸軍軍事情報部は1942年から46年までほぼ月刊で、軍人に対し「Intelligence Bulletin(IB)」を発行していた。敵国の日ドイツの兵器や戦術思想、組織、士気などを詳細に紹介し、中には日人と中国人の見分け方や、日兵の糧や風習などについての記述もある。一ノ瀬氏は、「人種的偏見に基づく見方もあるが、偏見で片づけては、その中にある大事なものまで捨ててしまう」と、IBの分析を試みた。 IBは、銃剣をもって突撃し、玉砕するといった狂信的な日軍のイメージを覆し、一定の合理的行動を取っていたことを浮き彫りにする。例えば、日軍は機関銃での射撃を

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  • 米国戦略爆撃調査団文書、極東軍文書、プランゲ文庫等約14,000点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました|国立国会図書館―National Diet Library

    国立国会図書館は、2014年3月12日に以下の約14,000点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました。 米国戦略爆撃調査団(USSBS)文書 約2,200点 (「日占領関係資料」コレクション内) 極東軍文書 約600点 (「日占領関係資料」コレクション内) プランゲ文庫(図書 社会科学分野及び人文科学分野) 約1,500点 (「プランゲ文庫」コレクション内) プランゲ文庫(児童書) 約8,100点 (「プランゲ文庫」コレクション内) 図書 約1,800点 (「図書」コレクション内) 資料の概要は、各コレクションのページをご覧ください。 今回追加した米国戦略爆撃調査団文書約2,200点は一部を除き、インターネット上でご覧いただけます。その他はすべて国立国会図書館の館内限定でのご利用になります。 また、今回の上記の追加にあわせて、2013年3月に提供を開始した極東軍文書のう

  • チェ・ゲバラ「新訳 ゲリラ戦争 キューバ革命軍の戦略・戦術」中公文庫 甲斐美都里訳 - ちくわぶ

    戦術レベルでは「七つの黄金律」は今も有効であり、創造的に使われさえすれば勝利は確実である。 負ける戦いはしないこと。 つねに動き続けること。ヒットアンドラン、攻撃して撤退する。 敵は武器の主要供給源であると考えよ。 動きを隠せ。 軍事行動では奇襲を活用せよ。 余力があれば新しい縦隊を作ること。 一般論として、三つの事に留意しつつ進めること。すなわち、戦略的防衛、敵の行動とゲリラ行動のバランス、そして、敵の壊滅。 【どんな?】 エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。世間ではチェ・ゲバラ(→Wikipedia)の名で知られる、アルゼンチン生まれの革命指導者。このは、キューバでの戦いの経験を元に著した、実践的なゲリラ戦略・戦術の教科書である。 どんな政治状況ならゲリラ戦が有効なのか。どんな地形がゲリラに有利なのか。装備・兵力に勝る正規軍に対し、どうすればゲリラが勝てるのか。戦闘時にゲリラは何を

    チェ・ゲバラ「新訳 ゲリラ戦争 キューバ革命軍の戦略・戦術」中公文庫 甲斐美都里訳 - ちくわぶ
  • ロシアのクリミア占領継続とウクライナ新政権へのネオナチの浸透(小泉 悠) - 個人 - Yahoo!ニュース

    着々と占領を固めるロシアウクライナでの危機が続いている。 筆者が3月1日の記事でウクライナ情勢について解説した段階では、ロシア軍が国籍を隠して電撃的にクリミアの要所を押さえ、事実の軍事占領を行っていたが、今週に入ってからも大きな動きが相次いだ。 ロシアの軍事行動について言えば、ロシア軍はクリミア半島内に駐留していたウクライナ軍を包囲してウクライナ海軍総司令官以下の数千名を投降させたほか、セヴァストーポリに近いベルベク空軍基地から閉め出されたウクライナ空軍将兵が基地内に入ろうとしたところ、これに対してロシア軍の警備兵が威嚇発砲を行うという事態まで発生している。 また、プーチン大統領がロシア上院に対して行っていた、ウクライナへのロシア軍投入の許可を求める提案は、3月3日、満場一致で可決された。 これはあくまでも軍事行動の許可であって、ロシアが即、軍事行動を行うことを意味するものではないが、その

  • 戦争がなくならない理由 : 海国防衛ジャーナル

    ウクライナにおける危機の発生は、戦争なんてめったなことでは起こらない、とタカをくくっていると危ないんだな、と改めて確認させられますね。確かに、世界大戦規模のものを想像するなら、めったに発生するものではないでしょう。しかし、19世紀、20世紀と比べてみても、2001年以降の約10年で戦争が減っているわけではないんです。大規模なものだけでもアフガニスタン、イラク、ダルフール、東ティモール、イスラエルとパレスチナ・レバノン、グルジア、リビア、シリアなどで戦争が起きています。むしろこのペースで行くと、「戦争の世紀」と呼ばれた20世紀よりも戦争の数だけ見れば21世紀の方が上回るかもしれません(2度の世界大戦を経験した20世紀と単純比較はできませんが)。 数え切れないほどの戦禍を経験しておいて、なぜいまだに戦争がなくならないのでしょうか。理由のひとつは、戦争が起きる「動機」が昔からほとんど変わっていな

    戦争がなくならない理由 : 海国防衛ジャーナル