大阪府出身。河川敷で暮らすホームレスを描いた短編『ブラックタイガー』で第24回MANGA OPEN大賞を受賞し「モーニング」(講談社)でデビュー。代表作に『鬼死ね』全4巻、『マザリアン』全3巻。https://twitter.com/sakumo_info
1923年の関東大震災時のデマにより殺害された朝鮮人犠牲者の追悼碑がある横網町公園(東京都墨田区)で、3年前に都にヘイトスピーチ発言を認定された団体が、きょう9月1日にこの碑の前で集会を行うと公表した。 ヘイトが起きる恐れがあるとして、公園の利用制限を求める抗議声明も相次ぐが、都の対応は鈍い。国や行政が虐殺の史実と向き合わないことが、足元の差別をあおる状況を招いている。(安藤恭子)
朝鮮人虐殺「事実関係を把握できる記録ない」と松野官房長官が発言→誤り。防衛省も「文書保管」を認める国会答弁 関東大震災の直後に起きた朝鮮人虐殺について、松野博一官房長官が「政府内において事実関係を把握することのできる記録が見当たらない」と発言。ファクトチェックしました。
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特集「ヘヴィメタルの最新動向」では、2010年代後半〜2020年代にかけて、より越境的な広がりを見せているメタルの現在地について考察してきた。本稿では日本のオーバーグラウンドな音楽シーン、特にこの夏盛況を見せたロックフェスにおけるメタルやラウドロックに焦点を当ててみたいと思う。 2010年代はバンド自ら主催するフェスが乱立した時代。そこで台頭したのがラウドロックである。ラウドロックは、パンクやメタルをルーツにした“ラウドなロック”を指すざっくりとした呼称だが、バンド自らが主催フェスなどを通して“ラウドロック”を定義づけていくことで、フェスシーン全体の顔役となるまでに進化してきたという歴史がある。また、そうしたラウドロックをルーツに持つ若手世代の台頭で、最新のJ-POP方面からも、メタル的な要素を取り込んだ音楽が少しずつだが頭角を現し始めていることも事実だろう。 そこで、ラウドロックを起点に
1世紀前の関東大震災では「朝鮮人が井戸に毒を入れた」といった根拠のない情報があふれ、実際に多くの朝鮮人らが殺害された。なぜ虐殺にまで至ったのか。今でも災害のたびに、自然と生じる流言だけでなく意図的なデマが拡散される。どう向き合えばいいのか。 震災2年後の1925年に警視庁が刊行した「大正大震火災誌」などによると、当時の警察は震災発生直後の23年9月1日午後1~2時ごろには流言の発生を報告。東京では千住、江東地区や品川、大崎方面などを中心に、2日午後から3日明け方にかけてピークを迎えたとみられる。 富士山の噴火など災害に関するものもあったが、朝鮮人に関する誤情報が圧倒的に多かった。「集団で暴動に来る」「放火した」「井戸に毒を入れた」などだ。朝鮮人や中国人に対する虐殺事件を調査し、当時の政府文書を精査した日本弁護士連合会による2003年の報告書で、いずれも事実ではなかったと明らかにされている。
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