アフガニスタンの首都カブールにある国際空港近くで26日夜、大きな爆発が2回あった。ロイター通信は少なくとも13人が死亡したと伝えた。イスラム主義勢力タリバンの傘下に入ったアフガン内務省によると、爆発が起きた空港近くのホテルでは、国外退避の順番を待つ米国人らが待機していたという。タリバンと敵対する過激派組織「イスラム国」(IS)の犯行の可能性が指摘されている。 米国防総省のカービー報道官は、空港のゲートと近くのホテルで爆発があった、とツイートした。米国人らに複数の死傷者が出ていることも明かした。 アフガン内務省によると、爆発のあったホテルは国外退避の便を待つ米国人らが待機する場所として使われていたという。地元メディアは、救急車で運ばれてきた男性らが顔から血を流している様子を動画で伝えた。 ロイター通信がタリバン関係者の話として伝えたところでは、子どもを含む13人が死亡し、近くにいたタリバン戦