少しでも通勤ラッシュを避けるために会社の近くや都心に住むか、もしくは家賃の安さを重視して郊外に住むか――。 どちらにもメリットがあるだけに迷うところだが、どうやら今まで「住みやすい」とされていた地域でも、生活費は上がっているらしい。 30代、夫は正社員、妻はパート、2人の子ども 埼玉県労働組合連合会と有識者による「最低生計費調査」(2016年1~3月、組合員など3000人を対象。597人が回答)には、埼玉県内に住む30代、40代、50代が、「人並み」の生活を送るために必要な支出が示されているが、これがなかなかスゴイ。 たとえば、働き盛りの30代のモデルケースをみると、「30代夫婦で夫は正社員、妻はパート勤務、子どもは小学生と幼稚園児。クルマはなし」という4人暮らしの場合、さいたま市郊外の月5万7292円の賃貸住宅(2LDK)に住み、1か月の食費は10万8192円、交通・通信費が3万8210
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