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科学と文化に関するlaislanopiraのブックマーク (105)

  • 人文文化と科学文化の融合──『なぜ脳はアートがわかるのか 現代美術史から学ぶ脳科学入門』 - HONZ

    なぜ脳はアートがわかるのか。そんなことをいうと、「いや、そもそも自分にゃさっぱりアートはわからねえ」という人がわらわら湧いて出そうだが、かくいう僕もそのタイプ。真四角の図形をぽこぽこ置いて、赤だの黄色だので適当に塗ったとしか思えない絵が抽象絵でありアートなのだと言われても素人が作ったものとの違いがよくわからないことが多い。 だが、ある意味ではそういう人たちにも読んでほしいだ。これを読むと、なるほど、確かに人間は、そうした一見意味がよくわからない抽象的なアートを「わかる」ことができるのだということが、脳科学的な観点から理解することができるようになる。また、普段からアートを楽しんでいる人たちも、ターナーやモネ、ポロックにデ・クーニングなど無数の画家の作品と脳についての知見を通すことで、一つの解釈として楽しむことができるだろう。著者のエリック・R・カンデルは記憶の神経メカニズムについての研究に

    人文文化と科学文化の融合──『なぜ脳はアートがわかるのか 現代美術史から学ぶ脳科学入門』 - HONZ
  • 「分析哲学」の使命は”論理の明晰化”にあり – 『フィルカル』編集長・長田怜氏

    分析哲学という分野をご存知だろうか。アメリカやイギリスなどの英米圏では、哲学といえば分析哲学のことを指すほどメジャーな分野になっている。日でも研究が盛んに行われており、3年前には若い世代の研究者が中心となり「分析哲学と文化をつなぐ」をコンセプトとした『フィルカル』という雑誌も創刊された。編集長を務める長田怜氏に、分析哲学とは一般的に思い浮かべる哲学とはどのように違うのか、『フィルカル』とはどのような雑誌なのか、お話を伺った。 分析哲学ってどんな学問? ——まずはじめに分析哲学とはどんな分野か、他の哲学との違いについて教えてください。 おそらく、日人が思い描く哲学者のイメージというのはドイツやフランスの「大陸哲学」の哲学者だと思います。ハイデガーやデリダなどの大家の哲学者がたくさんいて、彼らが主張していることを丹念に読み解くのが哲学であるというイメージを抱いている方は多いのではないでしょ

    「分析哲学」の使命は”論理の明晰化”にあり – 『フィルカル』編集長・長田怜氏
  • 失敗学 - yuiseki

    このことを無視した適切なフィードバック機構のない組織の存在が、悲惨な失敗が繰り返されるひとつの大きな原因である

    失敗学 - yuiseki
  • 『天空の地図』創造の記録 - HONZ

    ドイツのギーセンクロースターレの崩壊した洞窟群から、マンモスの牙でできた象牙板が発見された。片面には、人間の一部が刻まれている。これは3万2000年前のオリオン座の星の位置と一致することから、オリオン座を表していると考えられる。この解釈が正しければ、この象牙板の存在自体が、我々の遠い祖先たちがすでに星の並びに何かの図を思い描いてた証拠だといえる。

    『天空の地図』創造の記録 - HONZ
  • 学校の多忙化が文化をなくす

    Hiroyasu Kamo @kamo_hiroyasu あまり言われていないけど、中学や高校の教員をしながら時間をやりくりしてコツコツと研究をすることが教員の多忙化で著しく困難になったことの文化的損失って、積み重ねるとものすごく大きいと思う。 2017-12-22 19:27:00

    学校の多忙化が文化をなくす
    laislanopira
    laislanopira 2017/12/25
    高校の美術教師になった画家が、学校の雑務で忙しく新しい展覧会を開けなくなって久しくなった
  • "貨幣や宗教は虚構"「サピエンス全史」ユダヤ人著者が語ったこと。

    3つの革命1万2千年前、狩猟採集から農耕への移行「農業革命」が起きた。ハラリ氏は、人類の生活は豊かになったという解釈は偏っており「史上最大の詐欺だった」と主張する。 「どの観点から見るかで変わります。たしかに農業革命によって人間は大きな集団的な力を得ました。都市、国、帝国といった集団ができました。貿易、経済成長、技術革新も生まれました」 単位面積当たりに得られる物は増え、人類の数は指数的に増えた。 「一部のエリート、例えば、王、牧師、王侯貴族といったような人々の生活は、非常に改善されました。歴史は、そうした一部の王侯貴族の見方や、人間の集団的なパワーという観点から述べられます。そうした場合、農業革命は大きな前進だったと言えます」 ただ、大半の人たちにとって、生活の質は悪化したという。 「人間の体や脳は、木に登ったり、動物を追ったりという狩猟採集生活に適応するように発達してきました」 「と

    "貨幣や宗教は虚構"「サピエンス全史」ユダヤ人著者が語ったこと。
  • 話題になってるpixiv論文の件に関して研究倫理問題に少しだけ詳しい人たちによるまとめ

    あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today 割と特殊事例の研究倫理問題であって無断転載とかその辺とは全く話が違うと思われ。 まあ今後「特殊事例」でなくなっていくんちゃうかなあとは思うけど。 2017-05-25 12:47:18 Die @die3035 今回の件はネット上のデータを扱っていく研究分野において、これから予測されるであろう、ネット上におけるいくつかの価値観との衝突と、そこへの配慮性をどうするかという、研究分野としての倫理規程をどないするかの問題だと思うので、大学に言うてもしゃあない気がするんだよなぁ 2017-05-25 12:52:53 あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today 「デリケートな問題とバッティング起こす可能性が高い研究」くらいの感じかなあ。pixivに投稿した小説をどこまで通常書籍と同じように研究対象として扱って良いか、に関し

    話題になってるpixiv論文の件に関して研究倫理問題に少しだけ詳しい人たちによるまとめ
  • 博物館の“危機” いま何が…|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本

    高瀬 「今日(18日)は、私たちに身近な、あの施設で起きている異変についてです。」 巨大な恐竜の骨格標。 アンモナイトの化石。 科学や歴史について、楽しみながら学べる施設、博物館です。 子ども 「おもしろかった。」 子ども 「すごいものばかりあるから驚きます。」 しかし、その裏側を取材すると、危機的な状況が見えてきました。 NHKが行ったアンケートに寄せられた切実な声。 予算の減額や、人手不足の慢性化。 博物館の基礎となる収蔵品の管理が、十分に行われていない実態が明らかになりました。 高瀬 「実は今日、5月18日は『国際博物館の日』なんです。 この日は博物館が社会にとって重要な施設であることを訴えようと、各国の博物館でつくる協議会が定めています。 日では外国人観光客の増加などを背景に博物館のさらなる活用を求める声も大きくなってきています。」 和久田 「その博物館には、『収集・保存・研究

    博物館の“危機” いま何が…|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本
  • ストラディバリウス負けた!聴衆は現代製に軍配 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    【ワシントン=三井誠】数億円の値段がつくバイオリンの名器「ストラディバリウス」と、現代のバイオリンの演奏を聴衆に聞かせると、聴衆は現代のバイオリンの方を好むとする実験結果を、仏パリ大などの研究チームがまとめた。 論文が近く、米科学アカデミー紀要に掲載される。 このチームは5年前、ストラディバリウスと現代の楽器を弾いた演奏家でも、音の評価に大きな差がなかったとする研究を同紀要で発表している。チームは今回の研究で「バイオリンの作製技術が上がったのか、あるいは一般に信じられているほどの音色の違いがなかったのかもしれない」とコメントしている。 実験は、パリ郊外と米ニューヨークのコンサートホールで、音楽の批評家や作曲家などを含む聴衆計137人の前で行った。ストラディバリウス3丁と現代のバイオリン3丁を、演奏者にはどちらのバイオリンかわからないようにしてソロで弾いてもらい、どちらの音色がよく響くかなど

    ストラディバリウス負けた!聴衆は現代製に軍配 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 日本の人と北米の人ではものの探し方が違う

    上田祥行 こころの未来研究センター特定助教、齋木潤 人間・環境学研究科教授、北山忍 ミシガン大学教授、Ronald Rensink ブリティッシュコロンビア大学教授らの国際共同研究チームは、視覚情報処理のみに焦点を当てたシンプルな課題を用いて、文化が視覚情報処理に与える影響を分析しました。北米と日で実験を行った結果、傾きに対する剌激を扱った課題では差がみられるなど、思考や推論といった高次の認知だけでなく、基礎的な視覚処理もその人が属する文化による影響を受けていることが示されました。 研究成果は、2017年3月25日午後1時1分に米国の学術誌「Cognitive Science」に掲載されました。 研究では、一見文化とは無関係に思われる「線分の長さ」のような、極めて単純な刺激についても視覚認知処理の文化差が存在することを見出しました。 この違いは、非常に基的な視覚認知の様式に文化が影

    日本の人と北米の人ではものの探し方が違う
  • http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/9/19272.html

    http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/9/19272.html
  • 理解を妨げるもの: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 何かを新しく理解するというのはむずかしい。 目の前に理解すべき新しいものが提示されたり、新しい情報を耳にしたりすれば、新たな理解を獲得できるというものではない。見たことがないものはそれが何かを理解できないことが多いし、聞いたことのない話は理解がむずかしくて、理解していないものに関する情報はいくら提供されても理解につながるわけではない。 それは何も僕らのような人に限ったことではない。 歴史に名を残しているような科学者であっても、例外ではない。 例えば、16世紀のイタリア・ボローニャで活躍したウリッセ・アルドロヴァンディという著名な博物学者もそうだ。 アルドロヴァンディについては「秘密の動物誌/ジョアン・フォンクベルタ&ペレ・フォルミゲーラ」という記事でも紹介したが、イタリア各

  • 科学を信じないイタリア人と、広がり続けるオリーヴ伝染病

  • 『カルチャロミクス 文化をビッグデータで計測する』経済物理学における周辺研究 - HONZ

    数百万冊におよぶ書籍の単語を、ビッグデータと捉えたら何が見えてくるのか? Google がスキャンした大量の書籍で使われている単語・フレーズの使用頻度を年ごとにプロットするシステム「グーグル・N グラム・ビューワー」。書はこのビューワー自身の開発者によって、「カルチャロミクス」と名付けられた全く新しい人文学研究を紹介した一冊である。稿では、この研究の背景となる「経済物理学周辺の最前線を、東京工業大学の高安 美佐子氏に解説いただいた。(HONZ編集部) コンピュータを使った新しい文章の読み方 通常、文章の書き手は、どういう順番で話を展開すれば、読み手に内容を伝えられるかを考えながら言葉を一つひとつ選び、それらをつないでいく。そして読み手は、初めの単語から順番に読み解き、その内容を理解する。しかし、書のテーマとなっているように、コンピュータを用いた分析技術を用いれば、人間が文章を理解する

    『カルチャロミクス 文化をビッグデータで計測する』経済物理学における周辺研究 - HONZ
  • 本草学の眩暈──人と病と諸事物の歴史:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    喘息持ちで体が弱く、さまざまな身体的異変に苛まれ、幼少期から二十歳まで生きることはないと直感していた父は、小学校低学年のころ急性腎炎を患った。いわゆる西洋医学の治療を受ける一方で、少年は明治生まれの祖母にカタツムリの殻をすり潰した奇妙な粉末を飲まされたという。現代医学の処方に慣れたわたしたちからすれば(もちろん父にとっても)、原材料があまりに生々しいこの粉末を飲む勇気はなかなか湧いてこない。けれどもここで重要だったのは、カタツムリによって生きることだ──。こんな話を思い出してしまったのは、大阪梅田のLIXILギャラリーで開催されていた「薬草の博物誌──森野旧薬園と江戸の植物図譜」展(2016年2月16日まで。東京ではLIXIL: GINZAにて3月3日-5月21日)を訪れたからだ。 草学、この雑多なるもの 展覧会にあわせて刊行された『薬草の博物誌──森野旧薬園と江戸の植物図譜』(LIXI

  • 『文化進化論 ダーウィン進化論は文化を説明できるか』 文化も生物のように変異し、競争にさらされ、受け継がれていく - HONZ

    文化進化論 ダーウィン進化論は文化を説明できるか』 文化も生物のように変異し、競争にさらされ、受け継がれていく ダーウィン進化論は、信じられないほど少ない仮定で、驚くほど多くのことを説明してしまう。なにしろ、100万種以上といわれるほど多様で、かつその1つ1つが複雑な機能を備えている生命が、どのように実現されているかを誰もが理解できるように示してみせたのだから、驚異という他ない。またダーウィン進化論は、DNAがどのように遺伝情報を継承しているかというミクロな視点から、種が集団としてどのように発展するかというマクロな世界までを考えるための共通土台を提供することで、あらゆるレベルでの生物への理解を深めるために欠かせない存在となっている。 それでは、進化の果てに生み出されたヒトが作り出す文化について、我々はどれほど理解しているだろう。文化がどのように生まれ、伝達され、発展もしくは衰退するのか、

    『文化進化論 ダーウィン進化論は文化を説明できるか』 文化も生物のように変異し、競争にさらされ、受け継がれていく - HONZ
  • 奈良の大仏、髪の量半分だった レーザー解析で定説覆る:朝日新聞デジタル

    奈良・東大寺の大仏の毛髪(螺髪〈らほつ〉)が、定説の「966個」ではなく、「492個」だったことがわかった。1千年近く伝えられてきた説を、レーザー光を使った最新技術が覆した。東大寺が近く、ホームページで知らせる。 大仏の正式名は「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」。聖武天皇の命令で造られ、奈良時代の752年に完成した。東大寺によると、平安時代に寺の歴史などを記した「東大寺要録願章第一」には、「天平勝宝元年(749年)12月~同3年6月、螺髪を966個つくった」とある。 今の大仏は江戸時代に修復された。螺髪が最初は966個あったのか、修復で減ったのかなどは不明だという。東大寺関係者には「見えている数から推測してもそんなにないのでは」という声もあったが、江戸、明治時代の文献にも「966個」とあり、ずっと定説とされてきた。 最近、修学旅行前に事前学習する子どもらから「螺髪の数はいくつですか」という質問

    奈良の大仏、髪の量半分だった レーザー解析で定説覆る:朝日新聞デジタル
  • ブライアン・イーノ、現代のアートやカルチャーはその意味が取り違えられていると語る-rockinon.com|https://rockinon.com/news/detail/131549

    ブライアン・イーノはロンドンで行った講演で、芸術や文化についての一般的な認識を改める必要があると説き、さまざまなアートは人々の生活の中心にあるべきものだが、決して役に立つものではないということもわかっておくべきだと語っている。 ブライアンはBBCが毎年際立ったミュージシャンを招聘して講演を行うジョン・ピール・レクチャーの今年の講師となったが、その講演のなかで昨今の変化の激しい社会では、ややもすると芸術や文化というものが経済活動に繋がる行為のように勘違いされてしまうところがあるのではないか、と問題提起している。 そもそも芸術や文化というのは、個人が「かなり極端でどちらかというと危険な感情を体験するための安全な場所」を提供するものであり、芸術や文化がこれまで受け入れられてきたのはそうした精神状態をすぐにオフにできるからで、さまざまなアートはこういう形で人々にとっての刺激になってきたのだとブライ

    ブライアン・イーノ、現代のアートやカルチャーはその意味が取り違えられていると語る-rockinon.com|https://rockinon.com/news/detail/131549
  • 問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい

    個人的なツイートまとめ。 ※2015/9/17 筋からは微妙にずれますが、この作品に対する批評についてのまとめを追加しました。 ※2015/9/18 恋愛的な解釈についてやその他の感想、短歌の紹介などを追加しました。

    問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい
  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●「批判」と「異論」は違うという、『心の哲学入門』に書かれていた指摘はとても有益だと思う。「批判」とは、同じ文脈を共有し、その文脈をよりよい(より厳密な、正確な、精密な)ものにしてゆこうとするための行為であり努力である。だから「別の文脈」を示そうとする「異論」とは異なる、と。 あるいは、「批判」はゲームに乗っかって競争し、それを通じてゲームを盛り上げようとすることであり、「異論」は可能な「別のゲーム」を立ち上げようと努力することだろう。だから、その文脈には乗っかれないなあとか、その方向で行っても可能性を感じないなあという場合には、批判はできない。その場合はまったく別の前提を示して「異論」をたてるしかない。しかし、「異論」は既成の文脈を共有しない場合、そもそも言説として認められないことが多い。別の文脈があり得るということを認めてもらうのは、それだけで相当たいへんなことだ。 ●例えば「科学」は

    ■ - 偽日記@はてなブログ