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科学と脳に関するlaislanopiraのブックマーク (605)

  • 「一晩寝たら解決策が浮かぶ」という現象のメカニズムが一部解明される、脳は睡眠中に1日の出来事を1秒未満に圧縮して整理している

    勉強や仕事などで解決策が見つからずに行き詰まった際に「一晩寝たら解決策が思い浮かんだ」という経験をしたことがある人は多いはず。一晩眠るとアイデアが思いつく現象には睡眠中の脳の記憶整理機能が関係しているとされているのですが、新たにイェール大学の研究チームによって記憶整理機能のメカニズムの一端が解明されました。 Nested compressed co-representations of multiple sequential experiences during sleep | Nature Neuroscience https://www.nature.com/articles/s41593-024-01703-6 Sleep on it: How the brain processes many experiences — even when ‘offline’ | YaleNews

    「一晩寝たら解決策が浮かぶ」という現象のメカニズムが一部解明される、脳は睡眠中に1日の出来事を1秒未満に圧縮して整理している
  • 生成AIに「夢」を見せる→“過学習”を防ぐ 「人間が夢(合成データ)を見る理由も同じか?」 米研究者が21年に提唱

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い、AI領域の科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 夢を見る目的は何なのか。従来の理論では、夢は記憶の固定化や情報の整理に役立つと考えられているが、夢を見る理由やメカニズムについてはいまだ十分に解明されていない。一方、夢と最も関連の深い睡眠段階を抑制すると、哺乳類の学習能力が低下することは以前から知られている。 研究者らは機械学習の概念を用いてこの問題にアプローチし、夢の役割について新しい視点を提示した。具体的には、夢が現実の経験を少し変形させたバージョンを提供することで、脳が特定のパターンに過度に適応するのを防いでいるというも

    生成AIに「夢」を見せる→“過学習”を防ぐ 「人間が夢(合成データ)を見る理由も同じか?」 米研究者が21年に提唱
  • 【解説】ネット・ゲーム依存対策の学習シート 誤り指摘…どう変わった? 香川 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

    インターネットやゲームの依存状態に陥るのを防ごうと、香川教育委員会が児童・生徒に配布している「学習シート」。この内容を巡り、2023年、「医学的、科学的な誤りがある」などとして研究者らの団体が県教委に公開質問状を出しました。そんな中、2024年度配布された学習シートはどう変わったのでしょうか? 「ネット・ゲーム依存予防対策学習シート」は、2020年に全国で初めて香川県で施行された通称「ゲーム条例」に基づく施策の一つです。 県教委が作成し、2020年度から県内の全ての小中学生に配布しています。ネットやゲームの1日の使用時間を記入したり、保護者と一緒に家庭でのルールを作ったりします。 この内容を巡り、ギャンブルやゲームなどへの依存的な行動に関する調査研究を行う「日行動嗜癖学会」は、2023年8月、県教委に公開質問状を出しました。 参考資料として示されている画像や説明などについて「医学的・科

    【解説】ネット・ゲーム依存対策の学習シート 誤り指摘…どう変わった? 香川 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送
  • 「それでも叱ることには意味がある」という執着をぶった斬ってくれる。脳・神経科学などの知見から、「叱る」ことの本質を理解して、別の方法を探りたい『「叱れば人は育つ」は幻想』

    正木伸城 @nobushiromasaki めちゃ面白い。「それでも叱ることには意味がある」という執着をぶった斬ってくれる。叱っても人は育たない。「叱る」を必要悪だと思っている人は多いが、間違いだ。以下の言葉はむしろ危険。①「怒る」はダメだが「叱る」は必要。②叱らないと打たれ弱い人間になる。③叱らないと学ばない――そろそろぼくらは幻想を手放すべきだ。「叱る」は想像以上に効果がない。 叱られるとぼくらは萎縮する。脳の防御システムが作動する。野生の世界ならそれが正解。命の危機にあっては、悠長にものを考える時間などないのだから。けれど、防御モードに入るとぼくらは知性や理性などの知的活動、しっかり考え・検討することができなくなる。で、結局やってしまうのは、とりあえず「言うことを聞く」といった即興反応である。「勉強しなさい!」と声を荒げられたらサッと勉強に取り組む、みたいに。 しかし、その時ぼくら

    「それでも叱ることには意味がある」という執着をぶった斬ってくれる。脳・神経科学などの知見から、「叱る」ことの本質を理解して、別の方法を探りたい『「叱れば人は育つ」は幻想』
  • 【思考翻訳】単語ごとに担当脳細胞があると判明! - ナゾロジー

    脳細胞ごとに担当する単語がある新たな研究では脳細胞ごとに担当する単語が存在することがしめされました / Credit:Canva . 川勝康弘横浜には明治時代に作られたとされる古い歌があります。 「赤いを履いた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった」 横浜市の小学生ならば音楽の授業でこのフレーズを幾度となく歌ったことがあるかもしれません。 この短い1節を分解してみると、そのなかには「赤・・履く・女の子・異人・連れられる・行った」という7つの単語から構成されていることがわかります。 これまでの研究により、私たちの脳内には「意味」や「カテゴリー」に反応する細胞があることが知られています。 たとえば、や長といった特定の物体について聞いた時、脳内では単語そのものの意味に加えて「これは物体だ」として理解するのを助けるためのカテゴリー細胞が活性化するのです。 また、カテゴリー細胞には女の子・

    【思考翻訳】単語ごとに担当脳細胞があると判明! - ナゾロジー
  • どうやったら連続性を維持したまま意識をアップロードできるのか?──『意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く』 - 基本読書

    意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く (講談社現代新書) 作者:渡辺正峰講談社AmazonSFの世界ではよく人間の意識をアップロードして肉体の縛りから解放される、「マインドアップロード」と呼ばれる技術が扱われる。実際、人間の意識とはけっきょく脳内の化学的な作用の結果生まれるものであるという立場に立つのであれば、その作用をデジタル上でも機械上でも再現できればそこに「わたし」が宿るはずである。 今はまだSFの中の話にすぎないが、現実でもBMI(ブレイン・マシン・インタフェース)技術や脳神経科学の進展もあり、徐々に現実味を増してきている──ときて、書『意識の脳科学』はまさにそうした「意識のアップロード」をテーマにした一冊だ。著者の渡辺正峰は神経科学を専門とする東京大学大学院工学系研究科の准教授で、研究だけでなく自身でも意識のアップロードを目指すスタートアップ「MinD in a Dev

    どうやったら連続性を維持したまま意識をアップロードできるのか?──『意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く』 - 基本読書
  • 人の顔を認識できない「相貌失認」は意外に多い? 最大5%にも

    親しい人の顔を覚えられなかったり、目の前にいる人の顔を識別できなかったりする「相貌失認」の人は、これまで考えられていたよりも多い可能性が研究で明らかになった。(PHOTOGRAPH BY BALLBURN_PHOTOGRAPHY, GETTY IMAGES) 伝説の霊長類学者ジェーン・グドール氏、俳優のブラッド・ピット氏、そして『と帽子をまちがえた男』の著者として知られる神経学者の故オリバー・サックス氏の共通点は何か? 答えは親しい人や有名人の顔を覚えられなかったり、見分けがつかなかったりする「相貌失認(そうぼうしつにん)」だ。 長年、相貌失認はまれな障害とされてきたが、2023年に学術誌「Cortex」に掲載された論文によれば、相貌失認の人はこれまで考えられていたよりも多い可能性があるという。この研究では、相貌失認の重さや症状は連続的で、その有無を単純に判定できず、使用する基準によって

    人の顔を認識できない「相貌失認」は意外に多い? 最大5%にも
  • 科学者が脳内にある「恐怖スイッチ」を発見。オフにする方法も明らかに

    この画像を大きなサイズで見る 不安が増長し、苦痛にも似た不快な感情が押し寄せてくることがある。振り払おうとしてもとらわれてしまい、なかなかその感情から抜け出すことができない。それが恐怖だ。 カリフォルニア大学サンディエゴ校の神経生物学者ホイ=クアン・リー氏らは、この恐怖のメカニズムを解明するために、特別に改変されたマウスの脳を覗き込み、何が起きているのかを調査した。 その結果、恐怖を引き起こしているスイッチのようなものを発見し、それをオン・オフと切り替えられることが明らかになったのだ。 恐怖を感じている時、脳内では何が起きているのか? 恐怖はきわめて不快な感情であるが、私たちが生きるために必要なものでもある。それは危険に対する能的な反応であり、当にやばい状況に遭遇したときの生存確率を高めてくれる。 とはいえ、それにも限度がある。来怯える必要などないはずなのに、ちょっとしたことに恐怖を

    科学者が脳内にある「恐怖スイッチ」を発見。オフにする方法も明らかに
  • 幼少期ポケモンにハマってた人は「ポケモン特有の脳活動」に成長 米国チームによる2019年の研究報告

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 米スタンフォード大学や米UCバークレー、米ペンシルベニア大学に所属する研究者らが2019年に発表した論文「Extensive childhood experience with Pokemon suggests eccentricity drives organization of visual cortex」は、幼少期にポケモン(ポケットモンスター)に熱中していたことが、成人してから脳の機能的構造にどのような影響を与えているかを調べた研究報告である。

    幼少期ポケモンにハマってた人は「ポケモン特有の脳活動」に成長 米国チームによる2019年の研究報告
  • 自分には「かわいいものを見ると左の親指の根元が疼く」という現象があったが抗鬱剤を飲んだらなくなった→同じような状態になる人が結構いるらしい

    Electroni Kurokawa @kkshow おれには「かわいいものを見ると左の親指の根元が疼く」というどうでもいい欠陥があって、それはメンタルとは関係ないと思っていたんだけど、抗剤か抗不安薬のどっちかが効いて完全にその症状が収まった、こんなもんが関係あるとは思わないのでびっくりした Electroni Kurokawa @kkshow 心療内科で先生にこの「かわいいものを見ると左手の親指の根元が疼いていたけど、それが治った」ということを説明したら、先生に「かわいいものっていうのはどういうものなの?」と質問され、おれは「白い子犬や歩く小鳥の映像です」と正直に答えた

    自分には「かわいいものを見ると左の親指の根元が疼く」という現象があったが抗鬱剤を飲んだらなくなった→同じような状態になる人が結構いるらしい
  • 「正常な忘却」は決して悪いことではない──『忘却の効用: 「忘れること」で脳は何を得るのか』 - 基本読書

    忘却の効用: 「忘れること」で脳は何を得るのか 作者:スコット・A・スモール白揚社Amazon的に記憶力が良いことはこの社会を生き延びていくにあたって「良い」ことだとされている。記憶力を高めたいと思わない人がいるだろうか? 認知症でもないのに忘れっぽかったり覚えが悪かったりすると、心配されることもあるだろう。しかし、「忘却する」ことは脳にあらかじめ用意されている、とても有益な機能でもある。 書『忘却の効用』はコロンビア大学の神経精神科学教授であるスコット・モールが、忘却の利点について解説した一冊だ。記憶力が良い人、何もかも忘れない人(時折、そういう人がいるのだ)にも良い点はあるが、そうであるがゆえのデメリットも存在する。僕も人に呆れられるほど忘れっぽい方で、もう少し記憶力がよければなあと思う局面も多い(たとえばトークイベントで昔読んだの話をしようとしても全然内容を思い出せないと

    「正常な忘却」は決して悪いことではない──『忘却の効用: 「忘れること」で脳は何を得るのか』 - 基本読書
  • 東京大学、ヒトの脳神経回路 iPS細胞で再現 - 日本経済新聞

    東京大学の池内与志穂准教授らはヒトのiPS細胞を培養して、脳の神経回路を再現する技術を開発した。大脳の構造に似た立体組織を作り、神経細胞から伸びる長い突起を介して互いに接続させた。活発な神経活動が生じ、脳の複雑な機能の解明や病気の治療法の研究に役立つ。研究チームはiPS細胞を使って大脳組織を再現した「大脳オルガノイド」を2つ用意し、特殊な構造の培養皿で育てた。それぞれの大脳オルガノイドの神経細

    東京大学、ヒトの脳神経回路 iPS細胞で再現 - 日本経済新聞
  • テレビ局から「スマホ依存症についてドーパミン神経系から説明してくれないか」という話があったけどそれは無理だという理由がこちら

    はげひげ(菊仙人) @96hage 今日、テレビ局から電話があった。依存がらみなのか、スマホ依存についてドーパミン神経系から説明してくれないかという話。 「快感でドーパミンが放出されると癖になって依存する」とかいうアホっぽい説明をしてほしいらしい。 「そりゃ、無理だ」と答えた。 そもそもドーパミン神経系は、報酬に対しても活性化するが、報酬が得られそうなトリガーでも活性化する。その程度は実報酬以上になる。だから、人はドーパミンにハマるといわせたいのだろうが、ドーパミン神経は報酬予測誤差を計算する。機械学習の強化学習はこの仕組みの応用だから今や常識。予測より実報酬が少なければ、ドーパミン神経の活動は止まる。これが繰り返されると「飽きる」。 テレビにそって説明すれば、あおった番組がつまらなければ(実報酬が予測を下回れば)、番組中でも視聴率は落ちるし、次回への報酬予測が小さくなり次回の視聴率は落ち

    テレビ局から「スマホ依存症についてドーパミン神経系から説明してくれないか」という話があったけどそれは無理だという理由がこちら
  • ステレオタイプに陥らないために──「男性脳・女性脳」の言説 | 東京大学

    男性・女性の違いを説明する際に「男性脳・女性脳」という表現が使われることがあります。「男性脳・女性脳」は科学的な根拠に基づく概念なのか、単純化された言説はなぜ問題なのか、認知神経科学者の四裕子教授(総合文化研究科)に聞きました。 多次元的なヒトの脳 ── 「男性脳・女性脳」という概念に科学的根拠はあるのでしょうか? 「男性脳・女性脳」の概念は、性別による脳の違いについて言及したものですが、そもそも「性」とは非常に多元的な概念です。社会的・文化的に定義される「性」(ジェンダー)が多様であるように、生物学的に定義される「性」(セックス)も複雑です。生物学的に定義される「性」には、遺伝的な染色体で決まる「性」、精巣や卵巣で決まるホルモンの分泌と関係する「性」、セクシュアル・フェノタイプと呼ばれる表現型の「性」などがあり、人によってはそれらが必ずしも全て一致するとは限りません。一方で、男性・女性

    ステレオタイプに陥らないために──「男性脳・女性脳」の言説 | 東京大学
  • なぜ自閉症の人はときおり「驚異的な能力」を持つことがあるのか? - ナゾロジー

    「自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:ASD)」は、対人関係への強い抵抗感や物事への偏ったこだわりを特徴とする発達障害の一つです。 その特性から通常の社会生活を営むことが難しく、しばしば福祉的なサポートを必要とします。 その一方で、自閉症の人々はときに、普通ではありえない驚くべき能力を発揮することがあります。 例えば、1度読んだだけでを丸ごと暗記してしまう、難しい計算を瞬時に暗算できる、「西暦〇〇年の○月○日は何曜日?」と聞くとすぐに「○曜日」と答えられる、床に散らばったマッチの数を瞬時に正確に答えられる、などこれらの信じがたい能力が実際に確認されているのです。 どうしてそんなことが可能なのでしょうか? 専門家たちは長年の研究により、あるものがその答えの鍵を握っていると考えています。 それが脳内に見られる「神経ノイズ(neural noise)」です。

    なぜ自閉症の人はときおり「驚異的な能力」を持つことがあるのか? - ナゾロジー
  • 睡眠で脳の老廃物を洗い流す仕組みが解明される、アルツハイマー病などの神経変性疾患の予防に役立つ可能性

    私たちの脳は睡眠時でも休むことなく動き続けており、睡眠中の脳ではニューロンが協調して電気信号を発し、それらが蓄積してリズミカルな波となることで脳にたまった老廃物を洗い流している可能性が、ワシントン大学医学部の研究チームによって示されています。 The Glymphatic System – A Beginner's Guide - PMC https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4636982/ Neuronal dynamics direct cerebrospinal fluid perfusion and brain clearance | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-024-07108-6 Neurons help flush waste out of brain du

    睡眠で脳の老廃物を洗い流す仕組みが解明される、アルツハイマー病などの神経変性疾患の予防に役立つ可能性
  • オーガズムは脳回路を「再配線」させて絆を作り出していたと判明! - ナゾロジー

    「H」の次が「I」なのは自然なことでした。 米国のテキサス大学オースティン校(UT)で行われた研究によって、オーガズムの回数が増えれば増えるほど、カップルたちの脳が作り変えられる「再配線」現象が進む可能性が示されました。 研究では人間と同じ一夫一制をとるプレーリーハタネズミの脳全体の3Dマッピングが行われており、交尾回数を重ねて脳の再配線が進んだとされたカップルたちでは、脳活動の驚くべき同調性がみられるようになっていました。 研究者たちはプレスリリースにて「同じような仕組みが人間にも存在しており、オーガズムが絆形成を促進している可能性がある」と述べています。 また興味深いことに、絆が結ばれている同性ペア(兄弟など)と異性カップル(オス/メス)では、同じ脳領域が活性化していることも示されました。 単なる快楽の極と思われていたオーガズムが、いったいどんな仕組みで脳の再配線を行っているのでしょ

    オーガズムは脳回路を「再配線」させて絆を作り出していたと判明! - ナゾロジー
  • なぜ人は“録音”よりも“ライブ演奏”で感動するのか スイスの研究者が解明 MRI内で音楽鑑賞して実験

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2

    なぜ人は“録音”よりも“ライブ演奏”で感動するのか スイスの研究者が解明 MRI内で音楽鑑賞して実験
  • 「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) - ナゾロジー

    意思決定とは、どんな現象なのでしょうか? 米国のハーバード大学で行われた研究によって、意思決定が行われる際に、脳内の神経ネットワークが使用する「基礎的なルール」が判明しました。 研究では特にT字路での二者択一の状況という、最も単純化された意思決定が調べられており、根幹となる仕組みに迫っています。 これまで意思決定の起こる仕組みについて多くの理論が提唱されてきましたが、皮質において実際に確認できたのは今回が初めてとなります。 どんなニューロンが接続され、どのように発火することが「意思決定」となるのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月21日に『Nature』にて掲載されました。

    「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) - ナゾロジー
  • 美しいと感じるとき|高見温| On Takami

    はじめにP. S チャーチランドという哲学者が書いた『脳がつくる倫理』というは、執筆者にとってかなりの衝撃でした。 このは脳の認知研究で倫理の基盤を見ていこうというで、それまで読んできた倫理学のが「カントは~」などの引用と長い論述に支えられていたのとは全く違います。 例を挙げると、「道徳的」とされるものは、それを守るとオキシトシンが分泌されるようなもの、と語られ根拠として実験データが説明されます。 社会的行動はオキシトシンといったホルモンの、つまり私たちの生物学的あり方に基づくというところから倫理を考えるというものです。 科学は決して芸術や人文学に取って代わろうとしているわけではない。とはいえ物事の性に関する哲学的な主張、たとえば道徳的直観のようなものは脆弱であり、科学と哲学、つまり証拠が思弁に勝つべきなのである。 P.S チャーチランド『脳がつくる倫理』序より要は「哲学者なる昔

    美しいと感じるとき|高見温| On Takami