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科学と脳に関するlaislanopiraのブックマーク (610)

  • 進化心理学はなぜ批判されるのか? - 道徳的動物日記

    quillette.com 上記のQuilletteの記事を要約紹介しつつ、雑感を書く。…というか、ダラダラと長ったらしい記事なので、思い切って要点や特徴的な点だけ紹介する。 上記の記事では、デビッド・バスとウィリアム・フォンヒッペルという二人の進化心理学者が行った、"社会心理学者たちが進化心理学について抱いている認識"についての調査が参照されている。この調査によると、動物のみならず人間について進化心理学を適用することについては、社会心理学者たちの意見は分かれているそうだ。ダーウィンの進化理論が真実であることや、人間の様々な身体的特性が進化の産物であることにはほぼ全ての社会心理学者たちが同意しているのだが、身体のみならず心理や精神についても進化論を適用することに関しては、かなり賛否が分かれるのである。 進化心理学に批判的な社会心理学者たちは、宗教的信念や「人間は他の動物に比べて特別だ」とい

    進化心理学はなぜ批判されるのか? - 道徳的動物日記
  • 人類の文化的躍進のきっかけは、7万年前に起きた「脳の突然変異」だった:研究結果

  • 老化した脳細胞に「自分はまだ若く柔らかい脳の中にいる」と勘違いさせると実際に若返る効果が検証される(英研究)

    歳をとると頭が固くなるものだ。だが、それは考え方が硬直化するという意味だけではない。物理的に脳細胞が硬くなっており、それが脳機能の低下にもつながっているようだ。 それならば…細胞に「まだまだ脳は柔らかいぞ」と勘違いさせてみると、なんと振る舞いまで若くなってしまうのだそうだ。 英ケンブリッジ大学の学際的チームが『Nature』(8月14日付)に掲載した研究では、老化して硬くなったラットの脳幹細胞に若く柔らかい脳の中にいると勘違いさせると、当に若返ってしまったと報告している。 脳細胞が硬くなると体も脳も機能が低下する 体は老化が進むと、筋肉や関節が硬くなり、日常生活で行われる動作が徐々にやりにくくなってくる。 だが同じことが脳にもいえるようだ。今回の研究によると、老化による脳の硬化は脳幹細胞の機能に大きな影響を与えているのだそうだ。 ケンブリッジ大学ウェルカムMRCケンブリッジ幹細胞研究所(

    老化した脳細胞に「自分はまだ若く柔らかい脳の中にいる」と勘違いさせると実際に若返る効果が検証される(英研究)
  • 世界初!「働いた後のビールはうまい」脳内メカニズムを発見!-報酬を得るための努力がその報酬の価値を上げる脳メカニズム-

    玉川大学・玉川学園Webサイト IEサポート終了のお知らせ 2021.10.01 玉川大学・玉川学園webサイトTOPページリニューアルに伴い、Microsoft 社の Internet Explorer(以下、IE)のサポートを終了いたしました。学園が運営するサイトをIEで閲覧した場合正しく表示されない恐れがございます。 皆様にはご不便をおかけしますが、別のブラウザを利用しての閲覧をお願いいたします。

    世界初!「働いた後のビールはうまい」脳内メカニズムを発見!-報酬を得るための努力がその報酬の価値を上げる脳メカニズム-
    laislanopira
    laislanopira 2019/08/21
    またイグノーベル賞候補か……
  • 『チョムスキーと言語脳科学』(集英社インターナショナル) - 著者:酒井 邦嘉 - 中村 桂子による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    「言葉と脳」の研究で今最も注目される著者が、議論百出するチョムスキーの言語理論に迫る!子どもが楽々と言葉を身につけられるのはなぜか?第二言語の習得が難しいのはどうしてか?人工知能が… 「言葉と脳」の研究で今最も注目される著者が、議論百出するチョムスキーの言語理論に迫る! 子どもが楽々と言葉を身につけられるのはなぜか? 第二言語の習得が難しいのはどうしてか? 人工知能が言語をうまく扱えない当の理由ーー。 チョムスキーの理論を言語脳科学で実証し数々の謎が明らかに! すべての自然言語には共通の基盤があり、言語機能は生得的だとする「生成文法理論」は正しいのか。 言語研究の「革命」を告げるチョムスキー著『統辞構造論』を詳しく解説し、生成文法理論の核心となる〈文法中枢〉が脳内に存在することを、言語脳科学の実証実験によって明らかにする! 【内容】(「目次」より) 序章 「世界で最も誤解されている偉人」

    『チョムスキーと言語脳科学』(集英社インターナショナル) - 著者:酒井 邦嘉 - 中村 桂子による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 「めんどくさい」の正体を脳科学者に聞く | Lidea(リディア) by LION

    「めんどくさい」の正体を脳科学者に聞く 作成日 2019.07.12 斎藤充博 時短 歯の健康 毎日を豊かに 生活習慣改善 調査 「めんどくさい」という感情はなぜ起こるのか?めんどくさがりなライター・斎藤充博さんが「めんどくさい」のそもそもを脳科学者に取材。30秒で「めんどくさい」が消える方法や、「めんどくさい」が起こるメカニズムを解説。人が人として生きていくためにも「めんどくさい」はあったほうがいい、という結論になりました。 こんにちは。ライターの斎藤充博です。僕は毎日思うのですが…。いろいろなことがめんどくさい。 仕事がめんどくさい。家事がめんどくさい。風呂も歯磨きもめんどくさい。もう、めんどくさいと思うのもめんどくさいです。みなさんもめんどくさくないでしょうか? こんな気持ちをどうしたらいいのか…。

    「めんどくさい」の正体を脳科学者に聞く | Lidea(リディア) by LION
  • 人間は「叫び声」の違いを、どこまで聞き分けられるのか? 叫びの研究者が科学してみた結果

    laislanopira
    laislanopira 2019/07/08
    演技でない叫び声ってユーチューブにそうそうあるものなのか
  • 人文文化と科学文化の融合──『なぜ脳はアートがわかるのか 現代美術史から学ぶ脳科学入門』 - HONZ

    なぜ脳はアートがわかるのか。そんなことをいうと、「いや、そもそも自分にゃさっぱりアートはわからねえ」という人がわらわら湧いて出そうだが、かくいう僕もそのタイプ。真四角の図形をぽこぽこ置いて、赤だの黄色だので適当に塗ったとしか思えない絵が抽象絵でありアートなのだと言われても素人が作ったものとの違いがよくわからないことが多い。 だが、ある意味ではそういう人たちにも読んでほしいだ。これを読むと、なるほど、確かに人間は、そうした一見意味がよくわからない抽象的なアートを「わかる」ことができるのだということが、脳科学的な観点から理解することができるようになる。また、普段からアートを楽しんでいる人たちも、ターナーやモネ、ポロックにデ・クーニングなど無数の画家の作品と脳についての知見を通すことで、一つの解釈として楽しむことができるだろう。著者のエリック・R・カンデルは記憶の神経メカニズムについての研究に

    人文文化と科学文化の融合──『なぜ脳はアートがわかるのか 現代美術史から学ぶ脳科学入門』 - HONZ
  • 東芝、脳の「海馬」を模倣するハードウェア開発 一部神経細胞機能の再現成功【画像追加】

    東芝は、脳の「海馬」の中でも空間認知をつかさどる一部の神経を模倣するハードウェアを米ジョンズ・ホプキンス大学と共同で開発し、脳での神経細胞とほぼ同じ反応を電子回路上で再現したと5月27日に発表した。東芝は「同種の実験結果は過去に例がない」としている。 【追記:2019年5月27日午後1時 画像を追加しました】 米大学の研究チームが開発した、脳の神経細胞を忠実に再現する神経細胞回路設計技術や神経細胞の制御技術を基に、東芝がハードウェア上に回路を実装した。 模倣したのは、海馬の中でも空間認知をつかさどる「場所細胞」と「格子細胞」。ネズミの海馬研究の中でもさかんに研究が行われている分野で、既存の論文から模倣に必要なハードウェア構成などを組み立てた。 東芝は、神経細胞を表すハードウェアをアナログ回路で構成。制御回路はデジタルであるFPGAだが、アナログ回路で神経細胞を模したのは「脳内の情報伝達は神

    東芝、脳の「海馬」を模倣するハードウェア開発 一部神経細胞機能の再現成功【画像追加】
  • 脳科学・神経科学的な観点からの専門的な記述に支えられた「発想法」──『柔軟的思考 困難を乗り越える独創的な脳』 - 基本読書

    柔軟的思考 困難を乗り越える独創的な脳 作者: レナード・ムロディナウ,水谷淳出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2019/05/10メディア: 単行この商品を含むブログを見る変化のはやい時代、これまでになかった新しいアイデアを生み出す必要性が増している今、型にはまった考え方から抜け出し、柔軟な思考をするためにはどうしたらいいのか。レナード・ムロディナウによる『柔軟的思考 困難を乗り越える独創的な脳』は、そんな「柔軟な思考」が、解剖学的・神経科学的にどのような状態なのか、またどうすればそうした状態を維持できるのか──について書かれた一冊である。 僕は型にはまった考え方から抜け出したいと思うことがあまりない生活をおくっているのでそこまで興味のあるテーマではないのだけれども、著者のファンであり(他の著作は『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』や『たまたま―日常に潜む「偶然」

    脳科学・神経科学的な観点からの専門的な記述に支えられた「発想法」──『柔軟的思考 困難を乗り越える独創的な脳』 - 基本読書
  • 脳内を読み取りことばに変換 米研究グループが成功 | NHKニュース

    脳の中の電気信号を読み取り、話しことばに変換することにアメリカの研究グループが成功し、脳の障害などによってことばが出ない人とのスムーズな意思の疎通につながる技術として注目されています。 研究グループは、脳内で出される電気信号を検知する装置を人に取り付け、数百の文章を声に出して読んでもらうことで、声に出す際に唇や舌、あごやのどを動かすのにどのような信号が関わっているかをAI=人工知能を使って詳しく解析しました。 そしてこの解析を基に脳内の信号を解読して音声に変換するコンピューターのシステムを作り試したところ、脳内の信号を基に100余りの文章を音声にすることができたということです。 文章によってはほとんどの人が正確に聞き取れたということで、研究グループは、脳の信号を読み取って文章を音声に変換することができたのは初めてだとしています。 研究グループは、現時点では限られた文章しか音声にできておらず

    脳内を読み取りことばに変換 米研究グループが成功 | NHKニュース
  • 死の定義変わるか 死後も脳の一部機能回復 ブタで実験 | NHKニュース

    アメリカなどの研究グループが、死んだブタの脳に血液の代わりとなる液体を流したところ、脳の一部の細胞が動き始め、機能が回復しているのが観察されました。意識や感覚など、脳の高度な機能は働いていませんでしたが、死後も脳の一部が機能していたことで、何をもって死とするのか、その定義が変わることにつながる可能性もあるとして注目されています。 この研究は、アメリカのイェール大学などのグループが17日、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。 それによりますと、研究グループが特殊な装置を使って、死後4時間たったブタの脳に血液の代わりとなる液体を流し始めたところ、死後10時間の時点で海馬と呼ばれる部分など脳の一部で細胞が動き、酸素やぶどう糖を消費して神経の信号の伝達に関わる部分が働いていたのが観察されたということです。 ただ、意識や感覚など脳の高度な機能は働いていなかったということです。 脳細胞は、

    死の定義変わるか 死後も脳の一部機能回復 ブタで実験 | NHKニュース
  • サルの脳にヒトの遺伝子を移植し認知機能を進化させる実験が行われる(中国研究)|カラパイア

    最近行われた実験を巡って学会を二分する議論が繰り広げられている。物議をかもすその実験は、ヒトの遺伝子を猿の脳に移植するというものだ――。 研究は、中国、昆明動物研究所が主導した。その目的は、ヒトが知性を獲得するにいたった進化プロセスを探求すること、と報じられている。 ヒト遺伝子を移植し、脳の進化の謎を探る 『National Science Review』(3月27日付)に掲載された研究は、研究者いわく「サルに遺伝子を移植することで、ヒトの脳の起源にまつわる遺伝的基礎を実験的に調査した初の試み」である。 研究では、ヒトの脳の発達に重要だったと推測されている「MCPH1遺伝子」がマカクの胚に移植された。 移植を受けたマカク11匹のうち、6匹は死亡。無事生き残った5匹に、MRIによる脳のスキャンや記憶テストなどを受けてもらい、移植による影響を観察した。 その結果、脳の大きさの点では特に違いは認

    サルの脳にヒトの遺伝子を移植し認知機能を進化させる実験が行われる(中国研究)|カラパイア
  • 妻のトリセツが説く脳の性差 東大准教授は「根拠薄い」:朝日新聞デジタル

    夫婦間のコミュニケーションのすれ違いを「脳の性差」で説明する『のトリセツ』(講談社+α新書)がベストセラーになっている。「脳科学」はこれまでもたびたび話題を呼んでいるが、科学的根拠はどうなのか、何が人々を引きつけるのか。 『トリセツ』の編著者は人工知能研究者の黒川伊保子氏で、累計部数は約35万部に達した。では「女性脳は、半径3メートル以内を舐(な)めつくすように“感じ”て」「女性脳は、右脳と左脳をつなぐ神経線維の束である脳梁(のうりょう)が男性と比べて約20%太い」など、男性と女性の脳の機能差を示すような具体的なデータを出す。そして「いきなりキレる」「突然10年前のことを蒸し返す」など夫が理解できないの行動の原因を脳の性差と結びつけ「夫はこういう対処をすべし」と指南して支持を集める。 一見科学的に見える主張だが、科学者はどう読んだのか。 脳科学や心理学が専門の四(よつもと)裕子・

    妻のトリセツが説く脳の性差 東大准教授は「根拠薄い」:朝日新聞デジタル
  • 脳科学本、求められるわけは 夫が理解できない妻の行動、「脳の性差」で説明:朝日新聞デジタル

    夫婦間のコミュニケーションのすれ違いを「脳の性差」で説明する『のトリセツ』(講談社+α新書)がベストセラーになっている。「脳科学」はこれまでもたびたび話題を呼んでいるが、科学的根拠はどうなのか、何が人々を引きつけるのか。 『トリセツ』の編著者は人工知能研究者の黒川伊保子氏で、累計部数は約3…

    脳科学本、求められるわけは 夫が理解できない妻の行動、「脳の性差」で説明:朝日新聞デジタル
  • 四角が丸に、魚が蝶に──“不可能立体”研究10年、杉原教授が導き出した「錯視の方程式」

    杉原教授は3月に明治大を定年退職するに当たり、12日に最終講座を行った。10年間の錯視研究で、「タネ明かしをしても脳は錯覚を修正できないこと」と「両目で見ても錯覚は起こる場合があること」に衝撃を受け、その上で1つの疑問が浮かんだと話す。 「非直角を直角に見せる」新たな立体トリックを考案 ペンローズの四角形に見える立体を作ったのは、杉原教授が初めてではない。従来も、実際にはつながっていない四角柱をつながっているように見せかける「不連続のトリック」や、四角柱を曲げてつながった立体を作る「曲面のトリック」といった立体化があったが、杉原教授は「直角に見えるところに直角以外の角度を使う」という方法を取った。 非直角のアプローチでは、四角柱は曲がらず、不連続にもならない。

    四角が丸に、魚が蝶に──“不可能立体”研究10年、杉原教授が導き出した「錯視の方程式」
  • 『9つの脳の不思議な物語』脳が脳自身を理解できた日はきっと最高にロマンティック - HONZ

    変だと思われるかもしれないが、評者は自分の人生より他人の人生に興味がある。自分の中では考えもしなかった生き方や着眼点、思考法を知ることにえもいわれぬスリルを感じるのである。読書が好きなのもそういう理由だ。 書の著者も、人々の人生にずっと関心を持ってきた。その好奇心が高じて、イギリスのブリストル大学では脳の研究に没頭し、神経学の学位を取得。卒業後は科学雑誌で編集者を勤め、現在はフリーの科学ジャーナリストとして活躍している。当たり前の話だが、人生と脳は密接な関係にある。なぜなら人間の感覚や動作、経験、記憶、もっと言えば今この文章を読んでいるあなたが見ている世界も抱いている気持ちもすべて、頭蓋骨の中のたった1200~1500グラムほどのブヨブヨした塊が司っているからだ。 書は、著者の最大の興味である「特別な脳」、すなわち普通の人とは違う特殊な能力や体験をもたらす脳を持つ人たちに会うべく世界各

    『9つの脳の不思議な物語』脳が脳自身を理解できた日はきっと最高にロマンティック - HONZ
  • 「女性脳」グリコのサイトに批判 専門家は「非科学的」:朝日新聞デジタル

    江崎グリコの子育て用アプリを紹介するホームページに批判が相次ぎ、同社はサイトの内容を取り下げた。の気持ちを夫に「翻訳」するといった内容で夫婦間の理解を助ける狙いだったが、「女性を馬鹿にしている」といった「炎上」を受けて対応した。 同社は今月4日から無料アプリ「こぺ」のサービス提供を始めた。夫婦が共に育児することを後押しするのが目的で、メッセージをやりとりする機能のほか、妊娠育児に関する記事を読んだり、育児記録をつけたりできる。 批判が殺到したのは、アプリ…

    「女性脳」グリコのサイトに批判 専門家は「非科学的」:朝日新聞デジタル
  • 「不平等を見過ごせない人」はうつになりやすい?(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    経済的格差が小さくなれば、うつ病が減るかもしれない――。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センターの研究マネジャー、春野雅彦さんが率いるグループが、不平等とうつ病との間に、脳科学的に見て強い関連があるという仮説を立て研究を進めている。不平等とうつ病の相関はこれまで統計的調査、研究で語られてきたが、脳の活動変化から確認できるという。いったいどのような手法なのだろうか。春野さんの研究成果をライター西川敦子さんが紹介する。【毎日新聞医療プレミア】 脳科学は、広くは脳や脳の機能についての学問分野を指すが、この分野に含まれる学問は、電気生理学、神経解剖学、分子生物学、心理学、理論神経科学などと幅広い。春野さんはそのなかでも計算論的神経科学、特に社会的な状況における意思決定や学習について研究している。 春野さんは「不平等とうつ病傾向の関係については、国内外のいろいろな研究で

    「不平等を見過ごせない人」はうつになりやすい?(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
  • ネットで誰かを吊し上げて叩くと快感が得られる--脳科学者・中野信子氏が解説する「シャーデンフロイデ」という感情

    上智大学で行われた脳科学者・中野信子氏の講義「脳科学と世界の中の日」。芸能人の不倫や不祥事を過剰に叩くときに生まれる「シャーデンフロイデ」という感情と、それが共同体のなかで果たしてきた役割について解説しました。 関係ない人が「社会のために」攻撃を始める 中野信子氏(以下、中野):理想主義的要素が強い社会、というのを想像してみてほしいんですけれども。ちょっと窮屈じゃないですかね。 みんなが素晴らしい人間である社会とは、あなたも素晴らしい人間であることを強要される社会です。理想主義的な要素が強いというのは、裏を返せば、理想の姿ではないものはバッシングの対象になるということです。 例えば、ある不倫事件とか。週刊文春さんで話題になりました。でもきっと、これが配信される頃にはどの不倫事件かわからなくなっているでしょうね(笑)。それから、政治家のいわゆる「不適切な」発言など。糾弾するに値しないのでは

    ネットで誰かを吊し上げて叩くと快感が得られる--脳科学者・中野信子氏が解説する「シャーデンフロイデ」という感情