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科学と自然に関するlaislanopiraのブックマーク (536)

  • 『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』 - HONZ

    外来種と言えば、琵琶湖の在来種を脅かすブルーギルやブラックバスが脳裏に浮かぶ。いかにして駆除するか、心ない放流をい止めるか。獰猛な外来種から琵琶湖の自然を守れ。確かにそうだと思う反面(因みに、僕は琵琶湖の外来種の駆除にはずっと賛成している)、何か心にひっかかるものをずっと感じていた。書は、この問題に正面から挑んだ力作である。 冒頭、南大西洋・アセンション島の蒼とした雲霧林(グリーン山)が紹介される。原始の状態が残っていると考えた著者の推測は完全にはずれた。ダーウィンが訪れたときは丸裸の島で人間が持ち込んだ外来種が島を緑に変えたのである。 孤島の生態系は外来種の絶好のカモだという思い込みには根強いものがあるが、島嶼グループを対象にした調査では在来種に重大な影響を及ぼしたものはほんのひと握りで、ほとんどの外来種は多様性を高め生態系を豊かにしていたのである。著者は、オーストラリア、ヴィクト

    『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』 - HONZ
  • 自然による大量虐殺──トナカイ300頭を殺した「雷のナゾ」

    laislanopira
    laislanopira 2016/09/04
    地下の永久凍土は電気を通さないので、雷は地表に拡散する
  • 地球的なカタストロフにいかに対抗すべきか──『気候変動クライシス』 - 基本読書

    気候変動クライシス 作者: ゲルノット・ワグナー,マーティン・ワイツマン,山形浩生出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2016/08/26メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る気候変動、特に地球温暖化は毎日のほほんと暮らしていると変化が実感しづらいものだ(今年はちょっと暑いかなあぐらいだろう)。実際問題変化はそうとう遅く、世界平均で10年あたり0.07℃、陸上では0.11℃程度の上昇である──といわれると「あ、そんなもんなの? じゃあ別に問題なくね?」と思ってしまうかもしれない。 それがね、実際には信じられないぐらいの大問題なんだよ、というのが書の主張である。過去1世紀にわたって温度上昇速度は加速しているし、北極や南極の空気は他所よりも上昇速度が早いという話もある。海水の熱膨張などの理由により海面は100年前に比べて20センチ上昇したし、沈没する島も出てくるだろ

    地球的なカタストロフにいかに対抗すべきか──『気候変動クライシス』 - 基本読書
  • 顔面腫瘍で絶滅危機のタスマニアデビル、この20年で急速に進化か

    オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の飼育施設で撮影したタスマニアデビル(2012年4月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/GREG WOOD 【8月31日 AFP】悪性の顔面腫瘍で個体数が大幅に減少したタスマニアデビルは、非常に急速な遺伝子進化を通して絶滅の危機から立ち直りつつあるとみられるとの驚くべき研究結果が30日、発表された。 オーストラリアのタスマニア(Tasmania)島にのみ生息する、イヌほどの大きさの夜行性の肉有袋類で絶滅危惧種に指定されているタスマニアデビルについて、20年前に顔面腫瘍が発生した前後の294個体のゲノム(全遺伝情報)を詳細に比較した結果、ほんの4~6世代の間に、7個の遺伝子に種全体に及ぶ適応進化が起きていることが明らかになった。7個のうちの5個は、哺乳類の免疫力とがんへの抵抗力に関連する遺伝子だ。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Natu

    顔面腫瘍で絶滅危機のタスマニアデビル、この20年で急速に進化か
  • 地球の奥深くには、生命を育む重要な働きがある/地球内部ダイナミクス・宮腰剛広氏インタビュー - SYNODOS

    地球の奥深くで起きている活動は、私たちが生活する環境にどのような影響を与えているのだろうか。一見、関係がなさそうな地球内部と表層には、実は大きな相互作用があった。地球の内部はどうなっているのか? その謎を解き明かす「地球内部ダイナミクス」の専門家、海洋研究開発機構・宮腰剛広主任研究員にインタビューを行った。(聞き手・構成/大谷佳名) ――宮腰さんの研究内容について教えてください。 私の専門である「地球内部ダイナミクス」は、地球の奥深くで起きている活動について研究する分野です。その活動がどのように生じているのか、そしてそれが地球の表層環境にどのような影響を及ぼしているのか、私はこれらのことを調べています。 地球は三つの層から形成されています。中心からコア、マントル、地殻ですね(図1)。「マントル」は地球の約8割の体積を占める層で、岩石からできています。その内側にある「コア」は、鉄からなる部分

    地球の奥深くには、生命を育む重要な働きがある/地球内部ダイナミクス・宮腰剛広氏インタビュー - SYNODOS
  • 幼少期に河原で見つけた『謎の石』→長年の謎が解けた瞬間ツイッター民からも驚きの声「自然界にこんな石が」

    入江紀幸@dreaming @aleajactaest77 @NEBU_KURO 実家近くの山の森の中に巨大な石が真っ二つになってたのこれかなあ。木が生えてて重機入れられないし、山だから人が入るのも大変だし、そもそもなんでわざわざ石を割るのかと不思議に思ってた。 2016-08-25 01:17:18

    幼少期に河原で見つけた『謎の石』→長年の謎が解けた瞬間ツイッター民からも驚きの声「自然界にこんな石が」
  • 物理の常識を覆す「第5の力」

  • 『自然が答えを持っている』大村智をもっと知りたい! - HONZ

    「読み進めるほどに、どんどんと素直になり、最後には気をつけ状態になって、はいはいとありがたくお話を聞きたくなってしまうのである」と、仲野徹が評した大村智の伝記を、私も面白く読んだ記憶がある。実は私はそれまでに科学者の伝記というジャンルをあまり読んだことがなく、科学者はユーモアに溢れていて、科学だけではなくて、幅広い趣味を持っている人なんだな、と惚れ惚れしてしまった。 書は、ノーベル賞受賞講演「自然が答えを持っている」を含めた、大村智先生のエッセイ集である。研究以外のいろんな側面、例えば絵画との出会いや、ふるさとへの想い、夢を追いかけることなどがメインとなっていて、大村先生を多方面から知ることが出来る魅力的な一冊だ。ノーベル生理学・医学賞を受賞した先生は信じられないほどたくさんのことをやってのけている。 まず、大村先生の芸術への情熱を抜きにしては語れない。大村先生は絵画の造詣が深く、設立に

    『自然が答えを持っている』大村智をもっと知りたい! - HONZ
  • 4億年前の酸素急増、「コケ」が供給源か 研究

    仏・パリのEDF財団に展示された「コケのテーブル」。光合成による再生可能エネルギーの可能性を示したアート作品(2013年4月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOEL SAGET 【8月16日 AFP】動物や人間の繁栄を支えるのに十分な量の酸素を地球にもたらしたのは何かという謎は長年にわたり科学者らの頭を悩ませてきたが、この答えを「コケ」に見つけたとする新説が15日、発表された。 米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された研究論文によると、地球に初の安定した酸素の供給源をもたらし、知的生命体の繁栄を可能にしたのは、約4億7000万年前に始まったコケの増殖だったという。 論文の共同執筆者で、英エクセター大学(University of Exeter)のティム・レントン(Tim Lenton)

    4億年前の酸素急増、「コケ」が供給源か 研究
  • 巨大ダムでは水が重力に逆らって上空に向かって流れていく?

    By aarton Durán アメリカのアリゾナ州とネバダ州の州境にある巨大ダム「フーバーダム」は、貯水量約400億トンというとんでもなく巨大なダムです。日に現存する約2500基のダムの総貯水量は約250億トンで、日最大の湖・琵琶湖の貯水量でも280億トン程度であることを考えると、フーバーダムがいかに巨大なものかがわかります。この超巨大な人工物では奇妙な現象が起きるそうで、なんと水が重力に逆らって地上から空に向かって流れるそうです。 Dam, that's cool: Water flows upward in Hoover Dam video - CNET http://www.cnet.com/news/dam-thats-cool-water-flows-upwards-in-hoover-dam-video/ 手前にあるのは日の大林組が建設したコロラドリバー橋で、奥に見える

    巨大ダムでは水が重力に逆らって上空に向かって流れていく?
  • 二酸化炭素回収の新技術 実験開始へ | NHKニュース

    地球温暖化対策を巡って、温室効果ガスの排出削減を進めるため、環境省は火力発電所で排出される二酸化炭素を化学薬品に吸着させて回収する、新たな技術の実証実験を今年度から始めることを決めました。 このため、環境省は福岡県大牟田市で東芝のグループ会社が運営する火力発電所の「三川発電所」で、二酸化炭素を回収・貯留する「CCS」と呼ばれる新たな技術の実証実験を、今年度から始めることを決めました。 実証実験では燃料の石炭を燃やした際に出る二酸化炭素を大気中に放出させず、化学薬品に吸着させて回収するための設備を建設するほか、回収した二酸化炭素が漏れた際の対策なども検討することにしています。 環境省は今年度から5年間、総額180億円の予算で効果を実証したうえで、事業が終了する平成32年度までの実用化を目指す方針です。環境省は「二酸化炭素の回収・貯留技術は削減目標を達成するうえで重要な取り組みであり、実証実験

  • 金魚8000匹放流イベントは動物虐待? 担当者「すべて捕まえるので問題ない」

    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

    金魚8000匹放流イベントは動物虐待? 担当者「すべて捕まえるので問題ない」
  • 「なぜ金魚を川に放流してはいけないの?」から外来生物問題を考える - 紺色のひと

    大阪府泉佐野市の「犬鳴山納涼カーニバル」では、夏の風物詩として川に金魚を放流して参加者にすくい取らせるというイベントが行われているそうです。 2016年7月、このイベントを問題視する声がtwitterを中心に挙がり、実際に主催者に指摘や問い合わせ等を行った方が現れ、結果的に今年の金魚放流が中止になる……ということがありました。 僕の感想は「川に金魚を放流する? 外来生物問題が取りざたされる現代で、そんなとんでもないイベントがまだ行われていたんだな」というものでしたが、どうも「金魚を放流して何が悪い」「伝統ある行事を中止させるなんて」という反応の方も多くいらっしゃった様子です。 エントリでは、この案件を題材として、以下の大きく2点について考えてみたいと思います。 「なぜ金魚を放流してはいけないのか?」という外来生物問題 webでの炎上がイベント中止に繋がる、クレームにかかわる問題 事態の経

    「なぜ金魚を川に放流してはいけないの?」から外来生物問題を考える - 紺色のひと
  • オーロラを見つめて、宇宙と地球の過去・現在・未来を知る/『オーロラ!』著者、片岡龍峰氏インタビュー - SYNODOS

    オーロラの光はどこからやってくるのか? 江戸時代には日全国でオーロラが見られた? ――驚きと興奮に満ちた研究を現場の熱気そのままに、最新の知見とともに分かりやすく伝える、ユニークなオーロラ入門書『オーロラ!』(岩波科学ライブラリー)が昨年10月に上梓された。ロマンチックなだけじゃない、宇宙スケールのオーロラの魅力について、著者の片岡龍峰氏にお話を伺った。(聞き手・構成/大谷佳名) ――書では最前線のオーロラ研究の数々が紹介されていますが、ここ数十年の技術の進歩でオーロラ観測も大きく変わってきたんですね。片岡さん自身も研究のためにアラスカに何度も行かれていますが、現場での苦労が伝わってきました。観測はどのようになされているのですか? 僕はいつも現場突撃型で、頭と体を全力で使って、大自然の中を冒険する気持ちでやっています。部屋の中でやる研究も面白いのですが、やはり現場に出かけていくのはすご

    オーロラを見つめて、宇宙と地球の過去・現在・未来を知る/『オーロラ!』著者、片岡龍峰氏インタビュー - SYNODOS
  • 『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』解説 by 岸 由二 - HONZ

    現代生態学の核心的なテーマを扱う不思議なが登場した、というと、意外に思われるかもしれない。扱われているのは、自然回復論。外来種をどう理解し、評価するか、未来の自然保護をどのようなビジョンで考えるか、そんな話題ではないか。そのどこが現代生態学の基礎テーマにからんでいるというのだろう。 現代生態学の基礎テーマというと、まっさきに、ドーキンスの利己的遺伝子論や、やたらに複雑な数理生態学のことを連想する読者がいるかもしれない。それはそれで、正しいのだが、自然回復、自然保護などを扱う生態学のいわば道における基礎テーマは、すこし焦点が違う。きわめて重要な領域なのだが、とくに日の生態学の領域ではなかなか話題にするのも難しく、わかりやすい専門書もほとんどないのが実情だ。そんな、わかりにくい世界について、「外来種をどう評価するか」という現代保全生態学

    『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』解説 by 岸 由二 - HONZ
    laislanopira
    laislanopira 2016/07/14
    "全ての種は、特定の生物共同体の一員としてはじめて適応的な存在なのではなく、それぞれの種に固有の歴史や都合、いわば主体性において適応的な存在なのであり…常に「在来」そして「外来」生物"
  • 南極のオゾンホールに回復の兆しが!オゾンホールが徐々に小さくなっていることが判明

    南極のオゾンホールの終わりの始まりだ。最新の調査によれば、春になると南半球にぽっかりと開いて危険な紫外線を通してきたオゾンホールが、2000年比で小さく、かつ出現が遅くなっているのだそうだ。 1987年、オゾンホールの回復を目的として締結されたモントリオール議定書によって、エアコンなどの冷媒として使用され、成層圏のオゾン層減少の犯人であったフロンガスが禁止された。今回の調査は、その効果を証明したものだ。 「惑星の住人である私たちは環境破壊というカタストロフィーを回避したのです」とアメリカ、マサチューセッツ工科大学の大気研究者スーザン・ソロモン氏。南極のオゾンホール研究の先駆者である彼女は、「やったわ!」と喜びの声を上げる。 回復の兆し オゾンホール回復の兆しはソロモン氏以外にも観測されている。2008年の研究からはオゾン層の減少速度が減速し始めたこと、2011年の研究からはオゾンが回復し始

    南極のオゾンホールに回復の兆しが!オゾンホールが徐々に小さくなっていることが判明
  • 太陽から黒点が消えた。ミニ氷河期の到来もありうると専門家

    最近の太陽の活動は過去100年間でもっとも弱いのだそうだ。政府系団体に気象情報を提供しているアメリカのヴェンコアウェザーは、NASAから提供された黒点がまったくない太陽の画像に言及して、太陽がビリヤードの玉状態になったと発表した。 天文学者によれば、太陽活動は11年のサイクルで増減を繰り返しており、現在は1755年から数えて24周目にあたるサイクル24(第24太陽活動周期)にある。しかし、現在の不活発状態が続くようであれば、地球はミニ氷河期に向かう可能性もあると懸念されている。 黒点のない太陽は次の太陽活動極小期の前触れ 先月、6月4日には太陽表面の黒点がまったく見られなくなり、ほぼ4日間にわたり低調な活動が続いた。その前の2月にも非常に不活発な時期があり、NASAによってビリヤードの玉のような太陽の姿が撮影されている。これほど黒点の数が減ったのは、1906年2月に極大を迎えたサイクル14

    太陽から黒点が消えた。ミニ氷河期の到来もありうると専門家
  • 台風「予報円」小さく 暴風警戒域絞り込む:朝日新聞デジタル

  • イカ&タコなどの頭足類が海の覇者になるべく爆増中、その原因は?

    By Rich Anderson 二酸化炭素などの温室効果ガスが原因で起こる地球温暖化の影響で、地球の海面水温は年々上昇しています。海面水温の上昇に伴う環境の変化から、多くの海洋生物がその個体数を減少させているのですが、イカやタコなどの頭足類だけは個体数を着々と増加させていることが明らかになりました。 Octopuses may indeed be your new overlords | Ars Technica http://arstechnica.com/science/2016/05/octopuses-may-indeed-be-your-new-overlords/ 世界中で二酸化炭素排出量を抑えるための施策が行われていますが、人間の活動により、どうしても大量の二酸化炭素が排出されてしまいます。大気中に大量に排出される二酸化炭素ですが、その約3割を海が吸収することで、大気中の二

    イカ&タコなどの頭足類が海の覇者になるべく爆増中、その原因は?
  • 航空機を使って台風を直接観測 30年ぶりに実施へ | NHKニュース

    航空機を使って台風を直接観測し、将来予想される「スーパー台風」の接近にも備えようという取り組みが来年から始まることになりました。日の周辺でこうした観測が格的に行われるのはおよそ30年ぶりで、観測を行う研究グループでは、謎が多い台風の発達のメカニズムを解明して予報の精度の向上につなげたいとしています。 現在、海上にある台風の観測は主に気象衛星のデータを基に、台風の雲の大きさや形のパターンを割り出して風速や気圧を推定し、進路や強さを予報しています。 進路の予報の精度は年々向上していますが、3日後の予測ではいまだに200キロ前後と誤差があるほか、強さについては改善が進まず、特に勢力の強い台風は正確な予測ができていないという指摘もあります。 そこで、研究グループは国の研究の一環として、観測用に改良した民間航空機で台風に近づき、「ドロップゾンデ」と呼ばれる観測機器を台風に投下して観測を行うことに

    航空機を使って台風を直接観測 30年ぶりに実施へ | NHKニュース