地続きだった英国と欧州大陸を分けるきっかけと推測される、氷河期にできた巨大な「滝」の想像図=英ロンドン大提供 【ブリュッセル八田浩輔】英国のグレートブリテン島が欧州大陸から地理的に分離したのは、少なくとも2度の「破滅的」な洪水による浸食が影響したとの研究成果をロンドン大などの研究チームがまとめた。チームは大学を通じ「劇的な浸食がなければまだ欧州の一部だったかもしれない。投票なしで起きた最初のブレグジット(英国の離脱)だ」とコメントした。 4日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)で報告された。論文によると、これまで英仏を隔てるドーバー海峡が開かれたのは氷河湖からあふれ出た水による浸食が原因との仮説はあったが、有力な証拠はなかった。
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