2016年公開の「君の名は。」の大ヒットが起爆剤になったこともあり、新作アニメ映画の企画が相次ぎ、今年から来年、劇場公開を控える大作がめじろ押しだ。制作量が現場の処理能力を超える「19年クライシス」への懸念がささやかれる一方、ヒット作が続き人材が集まる好循環への期待も高まっている。 「天気の子」「ドラクエ」「シン・エヴァ」… 「大作アニメの公開が控えていて、人材を集めるのが大変な状況だった」。そう話すのはNHK連続テレビ小説「なつぞら」の磯智明チーフプロデューサー。オープニングをはじめ、劇中ではアニメを使った演出が欠かせない。アニメ監修を務める制作会社代表に骨を折ってもらったという。 「君の名は。」の新海誠監督による「天気の子」のほか、人気ゲームを原作とした「ドラゴンクエスト ユア… この記事は有料記事です。 残り753文字(全文1098文字)
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