シートベルトが衝撃を緩和する仕組みについて骨盤の模型を使いながら説明する名古屋大の水野教授(5日、名古屋市内) 京都市北区で4月に乗用車とトラックが衝突して5人が死傷した事故で、専門家から「後部座席の危険性を浮き彫りにした」との指摘が出ている。前席で助かった2人とは対照的に、後部座席でシートベルトをしていた大学生2人が亡くなったからだ。エアバッグや高機能のシートベルトを後部座席に備えていない車が多く、運転席や助手席よりも死亡や負傷リスクが高い場合があるという。 【動画】トラックと乗用車が正面衝突 事故では京都産業大の学生4人が乗った車が制限速度(時速40キロ)を大幅に超える94キロで走行し、対向車線にはみ出してトラックと正面衝突。京都府警によると、後部座席の2人の死因は内臓破裂と頭部損傷だった。運転席と助手席はエアバッグが作動し、乗っていた2人は足の骨折など重傷だった。 警察庁の統計では、
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