◆http://d.hatena.ne.jp/yas-toro/20060214/p4 この世界の我々には『この世界』というものはたったひとつなんだ。ちょうどまるで、一階しかない家に住んでいる人間みたいに、一階は一階で世界はそれしかない。だけれど君たちにとってはこの一階には目に見えない二階があって──そして君たちは二階へあがったりおりたりできるし、もちろんふつうに一階で生活もしていることができる。君たちには『この世界』だけじゃなく『あの世界』もある。これはたいへんなことだね。 という事であれば、それは別じゃなくて、繋がっている。ただ見えない、気付かれないだけだ(それが世界である事に)。現実の影であり、別の世界でもあるのかもしれないけれど、それは繋がっていて、独立する必要は無いと思う。違いはあるけれど、それでも大きな意味での同じ世界の一部であり、ただ、「こちらの世界」から「そちらの世界」を見