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ブックマーク / www.yamdas.org (15)

  • What is FUD? 日本語訳

    以下の文章は、Roger Irwin による WHAT IS FUD? の日語訳である。 翻訳文書については、以下の方々にご教示を頂きました。ありがとうございました。 坂口哲郎さん:PSU (Power Supply Unit) に関する誤訳の指摘 武井伸光さん:誤記の指摘 小野剛さん:誤訳の訂正 FUD とは、不安(Fear)、不確実(Uncertainty)、不信(Doubt)を表す。 FUD は、競合相手が自分達のものより優れていて、しかも価格も安い、つまりは自分達の製品では太刀打ちできない製品が発売されるときに利用されるマーケティングのテクニックである。具体的な事実でもって応酬できない場合に、不安による扇動が「ゴシップ筋」を通して、競合相手の売り込みに対し疑惑の影を投げかけ、競合相手の製品を使うのを思いとどまらせるのに利用されるのだ。 一般に、FUD は市場で大きなシェアを握る

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    laiso 2020/04/09
  • 創業者の訛り(Founders' Accents 日本語訳)

    以下の文章は、Paul Graham による Founders' Accents の日語訳である。 翻訳文書については、Shiro Kawai さんに誤訳の訂正を頂きました。ありがとうございました。 最近、Inc が私のインタビューを公開したが、そこで私は非常にきつい外国訛りのある創業者と彼らの会社の失敗に相関関係があることに気付いた話をした。 一部でこの発言が外国人嫌い、あるいは人種差別者とさえとられた――まるで私が外国訛りそのものが問題だと言ったかのように。 ただ私はそんなことは言ってないし、思ってもいない。シリコンバレーでは誰もそんなことは思わない。ここで最も成功している創業者には喋りに訛りがある人がたくさんいる。 私がインタビューで語ったのは、創業者の訛りがきつすぎて彼らの言うことを他の人が理解できない場合の話である。つまり、問題は訛りの文化的なシグナルではなく、他の人が創業者

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    laiso 2013/09/09
  • On Loving C.. 日本語訳

    以下の文章は、Michael Feathers による On Loving C.. の日語訳である。 文中の固有名詞などについて理解の助けとなるよう Wikipedia へのリンクを加えさせてもらった。 認めなければならないことがある。私は C を愛している。しばらくはそれを意識していても、忘れがちだ。Ruby、Haskell、OCaml、C++Java、そして C# に心移りしたこともある――今も多くの言語に時間を割いているが、C の元に戻ってくると、私は故郷に帰ったような気持ちになる。 私は何十年も前に Kernighan と Ritchie のをパラパラとめくったときのことを覚えている。C にはとても欲求不満を感じた記憶もあるが、とても満足を与えてくれたことも覚えている。C にはヘンなところがあるが、振り返ってみると、それは多くの他の言語のヘンさに比べれば不可解なところはずっと

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    laiso 2013/05/22
  • はてなは「絶対すべきでないこと」をやらかしたのか?

    おっと、タイトルだけ見て、先週から話題になっているはてなブックマークボタンのトラッキング問題の話かと思われたかもしれないが、文でははてなブックマークの問題はほとんど扱わない。また、この問題について未だご存じない方は、ARTIFACT@ハテナ系のエントリの後半にあるこれまでの流れを辿ると分かりやすいだろう(ワタシ自身の認知にも近い)。 はてなが新サービスとしてはてなブログをリリースして4ヶ月以上経つ。当初は招待制だったが、昨年末にオープンベータに移行して現在にいたっている。 ワタシもリリース時に招待されたので少し触ってみたが、機能が何から何まで足らないことにびっくりしたものである。そして、はてなは「アレ」をやらかしたのではないかという疑念が頭をよぎったが、まさかと思う気持ちと、短時間触っただけの印象で間違った批判をしてはいけないという自制、何よりそのあたりはじきに解決するのだろうという楽観

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    laiso 2012/03/12
    http://d.hatena.ne.jp/onishi/20111017/1318833768 のスライドにもだいたい書いてある(既存システムでは進化に限界が→さらなる進化を、とか)
  • yomoyomoの読書記録 - オライリー・ジャパン『Make: Technology on Your Time Volume 02』(オライリー・ジャパン)

    オライリー・ジャパン『Make: Technology on Your Time Volume 02』(オライリー・ジャパン) 通常自分が関わっている読書記録で取り上げることはしないのだが、全体としてみれば当方の貢献はとても小さいこと、そして書がとても良いなので例外とさせてもらう。 編集後記にもあるが、書は元々2006年中に発売される予定で、実際当方もそれにあわせて仕事をしたので、当初の予定から遅れに遅れて刊行されると聞いてもあまり喜ぶ気持ちになれなかった。それは当方の文章にもあらわれているが、実物を読んでみて、これはそれだけの価値のあるだと分かり、苦みばしったことを書いたのをオライリーの編集者に対して詫びたい気持ちになった。 Make がソフトウェアに限らないハック雑誌であることはこれまで何度も書いているので省略する。日版 Vol.2 の特集は「バックヤード・バイオロジー」

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    laiso 2007/03/22
  • モンティ・パイソンと差別と検閲

    以前から積読だった『モンティ・パイソン研究入門』をざっと読み終わったところである。昨年の発売と同時に購入していたが、一昨年前に買っていた『モンティ・パイソン正伝』を優先して手をつけてなかった。しかし、これを読み終わるのを待っていたら、あと何年先になるか分からないので(二段組で辞書級の厚みがあるのよ)順番を入れ替えたのだが、なかなか面白かった。 『モンティ・パイソン研究入門』(以下『研究入門』)はまさにタイトル通りので、一般的なモンティ・パイソン解説書である『モンティ・パイソン大全』、パイソンズによる証言をまとめた『モンティ・パイソン正伝』や『モンティ・パイソン・スピークス!』とは毛色が異なり、パイソンの笑いについて少しアカデミック入った感じで解説するで、こういう時代背景など周辺知識を押さえた第三者による分析は貴重だし、翻訳も正確無比である。 強いて難を挙げるなら、監修者である須田泰成さ

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    laiso 2007/02/06
  • モンティ・パイソンとハッカー文化

    以前から僕が愛して病まない、いや止まないモンティ・パイソンについて書きたいとずっと思っていた。それこそ彼らの作品に対する愛情溢れた批評文を書く、というのが僕がウェブページを作るときの動機の一つでもあったくらいだ。しかし、如何に面白いか、ということを書くのは難しい。筆力の問題だってある。よってそれはずっと先延ばしになっていたのだが、そうとばかりも言っていられない状況になってしまった。そこで、今回はモンティ・パイソンとハッカー文化、インターネット文化とのかかわり合いに限定して書くことにする。 といってもモンティ・パイソン、何それ、えるのか? という向きもあるだろうから説明しておこう。残念ながらい物ではなく、20世紀を代表するコメディ・グループである。1969~1974年に英国国営テレビ BBC で放送された「空飛ぶモンティ・パイソン」でコメディ界のトップに立ち、その後も「ホーリー・グレイル

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    laiso 2006/12/08
  • インターネットにまつわる「とほほ」

    新婚生活中の同期の家でちょっとしたホームパーティが開かれ、筆者もお招きに預かった週末の話である。 実際のところ、ホームパーティというよりは予めワインを赤白ロゼ一ずつ、シャンパン・焼酎二ずつ、そしてビールもふんだんに用意してあるという「酒豪の会」という趣であったが、同期の新を中心として用意された夕が素晴らしかったことと、命のやり取りをするような激しい飲み方をしなかったことで、とても楽しめた。実際には次の日になってもだらだらと居座って(新がまだ半分しか読んでない「五体不満足」を何故か短時間で読破してしまった)ほぼ一日ご厄介になってしまったのだけど。 宴の途中で一人が「yomoyomo のホームページを見てみよう!」と言い出した。新宅ではダイアルアップ接続が可能になったばかりだった。 以前にも書いたことだが、当サイトを立ち上げた際、会社の同期など身近な人間にはその URL を教えなかっ

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    laiso 2006/12/08
  • lost in translation――なぜそれを訳したのか(1)

    自分のサイトを始めた頃、ワタシは普遍的な文章を書きたいと思い、それを実践しようとした。つまり、例えば五年後に読み直しても価値を残しているような寿命の長い文章を書きたいと思っていたのだ。やがてそれが無理な相談であるのに気付くのだが、今でもどこかそのように願っているところがあるのは確かだ。 現実には自分の仕事が自分自身を裏切ってしまっている。五年前に書いた文章など恥ずかしくて読み直す気にもなれない。先日、調べ物のために過去の文章をまとめて読み直す機会があり、正直気が滅入ってしまった。 そしてその後で自分の過去の翻訳を読み直し、こちらの方は今でも読む価値があると思うものがいくつかあり、構造上仕方がないことは分かっていても、その差異に嫉妬心のようなものを感じた。また過去の翻訳を読んでいると、あのときはああいうことを考えていたなといろいろ思い出すところがあり、翻訳文書を回顧する文章を書いてみようと思

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    laiso 2006/01/25
  • Podcasting for Regular People 日本語訳

    以下の文章は、Evan Williams による Podcasting for Regular People の日語訳である。 ポッドキャスティングにワクワクするたくさんの理由がある。 ラジオのプロデューサーがものすごい勢いでポッドキャスティングに参入し、かつては特定の時間に特定の場所にいないと聞くことができなかった大量の優れたコンテンツが、リスナーが好きなときにダウンロードして楽しめるようになったという現実がある。 新しい「インディー」コンテンツの急増により、人々の耳と心を楽しませる、ラジオではまず放送できないコンテンツも入手できるという現実がある。 そしてもちろん、誰もがコンテンツを作り出し、この「次世代ラジオ」でオーディエンスを見い出す可能性があるという意見もある。 以上に書いたことはすべて、かつてその初期時代にウェブをとてもエキサイティングなものにしたのと同じ原理に合致している。

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    laiso 2005/10/31
  • 2004年11月21日時点の途中経過と懸案

    Bloglinesの解説ページ 以前「今、ブログ初心者向け Bloglines の解説ページを書けばウケるよ」と書いたところ、賛同の声をいくつかもらったのだが、元の文章で引き合いに出した「Bloglinesのススメ」を書かれた kyo さんが、「続・Bloglinesのススメ」という強力な続編を書かれている。素晴らしい! 言ってみるものである(笑) 当方の元の文章については、bmp さんが「日語版Bloglinesを作れば」と書かれており、そうもそうだよな思っていたところで naoya さんの「ウェブ型 RSS リーダーの波」を読み、確かに Headlines.jp ってのがあったよなと思い当たった。 「Bloglinesの解説ページ」に対する需要というのは、何より Bloglines が日語非対応なことに起因しているわけで、それに類する国産サービスをどうして試さなかったのだろうと記憶

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    laiso 2005/07/04
  • 歴史は性懲りもなく繰り返すが、何もかもが懐かしいなどとは思わない

    今月もインターネットマガジンを編集部よりいただいたのだが、最新号の巻頭インタビューはティム・バーナーズ・リーのインタビューだった。 彼クラスの偉人となると、背負うものが大きかったりして喋ることに新鮮味がなくなるし、インタビュアーもあまり突っ込んだことを聞かなくなるのでそう面白いものでもないのだが、彼のインタビューはセマンティックWebという現在進行中のプロジェクトについて語っているだけまだ現役感があった。余談だが、彼は下から撮ったアングルがジョン・ライドンに似ていると以前から思うのだが、そんなことを考えるのはワタシだけか。 さて、このインタビューを読みワタシがぼんやり思ったのは、彼が語るようなセマンティックWebがそのまま実現することはおそらくないだろうなということ。 こういうのを書くと一部から反発をうだろうしバカにもされるだろうが、実際そんなところだから隠してもしょうがないと考えをもう

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    laiso 2005/07/04
  • Why Apple and Google should blog 日本語訳

    以下の文章は、Dave Winer による Why Apple and Google should blog の日語訳である。 翻訳文書については、山形浩生さんと克さんより誤訳の訂正をいただきました。ありがとうございます。 Doc Searls のブログで、AppleGoogle の従業員のブログをあまり見かけないのは、勝ち組ならばブログをやる必要はないからだという説を読んだ。 今日は、AppleGoogle もブログをやるべき理由を考えてみよう。 Apple の場合、iTunes にポッドキャスティングのクライアントが組み込まれるという昨夜の発表をうけ、ブログ界隈でかなり混乱が見られる。Apple が追加しようとしている機能の設計者として言わせてもらえば、これは良い動きだと思う。 しかし一方で、ジョブスがポッドキャストを「ラジオ版ウェインズ・ワールド」という不快で見当違い

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    laiso 2005/05/30
  • yomoyomoの読書記録 - ばるぼら『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』(翔泳社)

    ばるぼら『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』(翔泳社) 遂にこれを手に入れることができた――Amazon から届いたダンボールを破り、書に手に取り、そのずしりとした重みを感じただけで、勝手に感慨深くなった。 何しろワタシが Amazon書を予約したのは2004年9月26日である(この頃は、Amazon からのメールの Subject が何故か文字化けしてたんだよな)。半年以上前じゃないか! 書が相当のものになることは分かっていた。ばるぼらさんが書くのだから。これだけの時間をかけたのだから。だから書を読んで大騒ぎするというよりも、よくぞこれだけの内容をこれだけのページにまとめきったものだと著者と編集者の苦労を勝手に想像して、安堵感とともにこちらが勝手にぐったりきた(書誌情報を参照)。 ただ縦書きと横書きが交錯するというのは読みにくいもので、縦書きのパートを

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    laiso 2005/05/16
  • yomoyomoの読書記録 - 山下清美、川浦康至、川上善郎、三浦麻子『ウェブログの心理学』(NTT出版)

    山下清美、川浦康至、川上善郎、三浦麻子『ウェブログの心理学』(NTT出版) 著者の一人である山下清美さんより献いただいた。 書を読んだ感想を先に書くと、ある部分では予想通りであり、またある部分では予想していたより面白みのあるだった。 こういう話から書き始めるのは失礼にあたると思うが、この約二年の間に数十冊のウェブログ関連書籍が刊行されてきたが、著者の平均年齢でいえば書が最も高いのではないか。 当方が「予想通り」と書くのはそうした面によっており、つまりは著者の方々の活動は詳しくでないにしろ以前より知っていて、信頼性というか予測可能性があった。書は「心理学の視点から、インターネット上のコミュニケーション全体のなかでウェブログというものを位置づけることを目指し(まえがき vページ)」たもので、研究書と一般書の間の立ち位置からまっとうに書かれたであるというのは予想の範疇であった。 そし

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    laiso 2005/04/19
    現場ブロガー
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