メキシコ・メキシコ市で、独自調査の結果報告を待つ失踪した43人の学生の親や親族たち(2016年4月24日撮影)。(c)AFP/YURI CORTEZ 【4月25日 AFP】メキシコ南西部ゲレロ(Guerrero)州イグアラ(Iguala)市で2014 年9月に学生43人が拉致された事件で、独立調査を行っていた米州人権委員会(IACHR)の専門家チームは24 日、メキシコ政府の調査妨害を非難し、連邦軍の事件における役割を疑問視する調査報告書を発表した。 専門家チームは、コロンビアの弁護士2人、チリの弁護士、グアテマラの元司法長官、スペインの心理学者の5人で構成。犠牲者の親らの要請を受け、政府との合意後、2015年3月にメキシコに到着し、1年にわたり調査を行ってきた。 報告書で専門家らは、事件が起きた夜の連邦警察と軍の行動への捜査を要求しているほか、605ページにわたる報告書の一部を調査に携わ
![メキシコ学生失踪事件、政府が「妨害」 独立調査で報告](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/96830de56d1990da2f7ce788c8d0c20d6e21addb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F2%2F1000x%2Fimg_12074e682864abb5f1ffe43423076d92213337.jpg)