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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (449)

  • 自粛のやーな感じ: 極東ブログ

    一般参賀が中止になったという話を小耳にしたときは、一瞬、はて?と思い、そういえばその前のことだが、2月のカレンダーで「今年は閏年だったな」と確認したおり、24日月曜日の祝日に、はて?と一瞬疑問に思ったことを思い出した。まあ、この手の行事が中止になるのは日の国の形うんたらといったところかと思い、それ以上気にもとめなかった。それからほどなく、願望から聞き間違えたのだろうが、東京オリンピックが中止になると聞き間違えて、そりゃいいと思い、いやまさかそりゃ大事件だと気がつく。東京マラソンの、一般参加の中止らしい。それもいいと思ったが、そのあとで新型コロナウィルスかと気がついて自分のうかつさにあきれた。一般参賀もマラソン大会も、僕は嫌いなんで、基世の中から消えちゃえば好ましいが、いやいや、世の中というのは、そして自由な市民というのは、他者の不快に苦虫を噛みつつ、気の利いた皮肉で笑い飛ばすものであっ

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    langu 2020/02/19
  • [書評] 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。(藤森かよこ): 極東ブログ

    著者の藤森かよこさんは、リバタリアンのアイン・ランドの研究者なので、彼女の思想を藤森さんの生き方に重ね、現代日という文脈に合わせた一般向けの書籍だろうなと期待して読んだ。が、半分くらいまではアイン・ランドは出てこない。出てきたときはさすが研究者だなと思うようなとんでもない逸話が出てきてびっくりした。 というわけで、前半は、概ね、知的な65歳の現代女性で、いわゆるリベラル的な圏内の呪縛のない、言い方は悪いが、現実的なおばちゃんが、実際には8割がたを占めるであろう馬鹿ブス貧乏女性に、当に愛を込めて書かれた教訓である。現実と彼女の人生に裏付けられているので説得力がある。その分、通俗的だが、そうした通俗性を捨象すればフェミニストの上野千鶴子さんとよく似たタイプのフェミニズムの入門書でもある。特にそうした面では、レイプ後の具体的な対応についてかなり踏み込んで書かれていて、若い女性は読んでおくほ

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    langu 2020/01/06
  • 「桜を見る会」を見るに: 極東ブログ

    「桜を見る会」問題にまるで関心がわかない。またくだらないことやって国会を浪費しているなあと思うが、国民から選ばれた代議士がやっているのだから、くだらないと思わない国民もそれなりに多いのだろう。そうした国民の政治意識も民主主義というのは汲み取っていかないといけない。私としては、そういうものだろうと思うに留めるべきだ。 それでも、「桜を見る会」がなぜ問題なのかというのが、いま一つわからない。Huffpostに『「桜を見る会」が5分で分かる。安倍首相の関与、破棄された招待名簿など5つのポイント』(中崎太郎記)という記事があったので、目を通す。項目に自分のリアクションを添えてみる。 ポイント1:招待に安倍首相の関与は? →関与はあっただろう。 ポイント2:前夜祭の費用は誰が負担? →論点が理解できず。 ポイント3:不適切な人物が招待された? →論点が理解できず。 ポイント4:名簿・公文書の管理。政

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    langu 2019/12/09
  • 漫画『宇崎ちゃんは遊びたい!』と日赤のコラボポスターについて: 極東ブログ

    赤十字社が献血PRとして作成した、漫画『宇崎ちゃんは遊びたい!』とコラボポスターがネットで話題というか、問題として議論を呼んでいた。ここでは、そうした議論を整理する意図はない。ただ、いちブロガーとして個人的見解を述べておこうと思う。 話題の発端は、次のTweetのようだ。該当ポスターが結果的にここに含まれている。 I admire the work the Red Cross does, which is why I’m disappointed that @JRCS_PR in Japan would run a campaign using the over-sexualized Uzaki-chan. There’s a time & a place for this stuff. This isn’t it. #women #metoo #kutoo pic.twitter.c

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    langu 2019/11/13
  • ドレフュス事件すごろく: 極東ブログ

    ドレフュス事件(L'affaire Dreyfus)は、高校で世界史を勉強する人なら必須項目ではあるし、現代的な意味も大きい。自由を標榜する社会での民族差別による陰謀といったあたりの話題にも関係する。印象に過ぎないが、この事件についてなんらか語ることができるかというあたりが、教養人・知識人というものの境界を作っているようにも感じられる。 同時代的に当然といえば当然だが、この事件の社会的な影響を含むプルースト『失われた時を求めて』を読むと、そうした世界史的、あるいは社会的な意味合いに加え、社交界的な、大衆社会的な意味合いに独自の感触があることに気がつく。そうしたなかで、私はドレフュス事件すごろく(Jeu de l'oie de l'affaire Dreyfus)を知った。Wikipediaにも掲載されているので私が無知であった。とはいえ、あらためてこれはいったい何なのだろうかと考えさせられ

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    langu 2019/11/11
  • なぜ、"How do you do?" と言うのか? (あるいは言わないのか?): 極東ブログ

    なぜ、"How do you do?" と言うのか? あるいは言わないのか? 「言わない」ほうについては、ネットを引くといろいろ情報が出てくるようだ。「ようだ」というのは、この件について、どの情報が情報と言いうるかよくわからないからである。とはいえ、概ね、現代英語では、"How do you do?"とは言わないと言っていいだろう。それはなぜか? というと、古めかしい英語表現だから、というのがとりあえずの答えになる。日語なら、「お目にかかり幸甚でござる」とまではいかないか(ちなみに、こんな古語はないだろうけど)。 いずれにせよ、古臭い印象は与えるだろう。上流階級の挨拶を模したジョークになってしまうかもしれない。 普通なら、”Nice to meet you.”、”I’m happy to meet you.”、少し固くても、"Pleased to meet you."あたりだろうか。 と

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    langu 2019/11/07
  • 即位礼正殿の儀のこと: 極東ブログ

    朝、NHKの番組表を見ると、ほとんど終日、即位礼正殿の儀の番組なので呆れた。平成の時もそうだったろうかと思い出そうしたが、記憶が今ひとつ曖昧だった。30年前と違いは、いろいろあるだろうが、そうだな、ネットの反応、特にSNSの反応というのも大きな違いなるにだろうと思った。 ネットを覗くと案の定、関心を持つ人は多そうだった。天皇を好意的に受け止める人がこうも増えたものかと思い、こうした傾向は日ナショナリズムの一つの達成でもあるのだろうなと他人事のように思い、なんの気なしに私もつぶやいた。 皇室が偉いというのは、国民国家意識が芽生えた江戸時代にできたもんだと思う。 それが、プチ炎上した。というか、罵倒を数多くいただいた。概ね、間違っている、歴史も知らないのか?、古典を読め、バカじゃね、といった類で、簡素なものだった。まあ、Twitterにありがちなことだし、その人たちに、①朱瞬水から水戸学の流

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    langu 2019/10/23
  • NHKの語学番組が面白そうになってきた: 極東ブログ

    語学が趣味である。としか言えそうにない。大してできないから。他に趣味らしきものはないから。で、趣味というのは、金をかけるのも楽しいが、かけなくてもできる趣味もある。語学はというと、微妙。いくらでもかけられるが、かけなくても、できる。無料もあり。あ、NHKの受信料を払っていればだが。それと、それぞれテキストがあってもいいとも思う。特にラジオ系は。 話は、NHKの語学番組が面白そうになってきた、ということ。 何年前からだろうか、NHKの語学番組がダメになってきた。特に、テレビのが。特に、英語以外が。いや、英語もそうか。こんなんで語学習得できるわけねーだろという、うっすーいバラエティ番組番組になってきたのだ、それがどんどんと。まだ4年くらい前なら、それなりにフランス語の動詞活用とかラップにするとか工夫してたのに。旅するうんたら、なんだよ。 で、だ、この、ふざけた語学バラエティ番組が、なんかふっき

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    langu 2019/10/04
  • 東京電力福島第一原発の事故刑事裁判、地裁判決についての雑感: 極東ブログ

    東日大震災の津波による東京電力福島第一原発の事故について、検察審査会の議決で強制起訴された東京電力旧経営陣の三被告、東京電力の勝俣恒久元会長(79)、武黒一郎元副社長(73)、武藤栄元副社長(69)に対して、東京地裁による判決があり、全員、禁錮五年が求刑されたが、無罪となった。以下、事実関係や裁判の認識については、NHK『詳細 東電刑事裁判』を参考にした。というか、それによる不出来な感想文のようなものである。 今回の地裁で刑法上問われたのは、結果回避義務である。そして争点となったのは、原発事故を引き起こすような巨大津波を経営陣が予測できたかという、予見性である。具体的には、二点に分けられた。①どのような津波を予見すべきであったのか、②津波が襲来する可能性についてどの程度の信頼性、具体性のある根拠を伴っていれば予見可能性を肯認してよいのか。 無罪となった理由は、「津波が来る可能性を指摘する

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    langu 2019/09/20
  • 三人称単数の they が Webster 辞書に登録される: 極東ブログ

    今朝、CNNニュースを見ていたら、『Merriam-Webster 辞書にノンバイナリー代名詞の「they」を追加する』という記事があった。この動向については、すでに数年前からあるので、ようやく辞書に定着するのだなというのが、まずまずの感想だった。ただ、いろいろ考えさせられるものはあった。いくつかわけて書いておこう。 「ノンバイナリー」って何? 英語の nonbinary ということは、コンピュータ用語ふうに捉えるなら、バイナリー(二進法)ではない、ということだが、ここでは、男と女の2つだけではないという意味だ。すでにWikipediaには、"Non-binary gender"(二進法的ではない性)という項目があり、日語のリンク先もあり、見ると、「Xジェンダー」となっていた。 ようするに、男でも女でもない人もいるのだから、そこを区別するような代名詞ではない、新しい代名詞が必要になったと

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    langu 2019/09/18
  • サウジ石油施設攻撃について: 極東ブログ

    14日、サウジアラビア東部にあるサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの石油施設の2カ所がされた。この事態は日でもすぐに報道されたが、その後の経過や意味、解説について、週末と連休を挟んでいるせいか、国内の報道は薄い。NHKでも断片的であり、何より報道ソースをCNNやロイターに頼っている。他、大手新聞社の報道も薄い。共同もロイターを孫引きでしか伝えていない。この状態はすでに日の報道の危機とも言えるだろう。現状、日国内での実質的な報道は、海外報道社の日語版によるものか、あるいはヤフーブログで識者とされるブロガーのコメントが目立つくらいだ。が、ブログという建前からは通常のブログ同様、恣意的なものにならざるを得ない。私の記事もそうした恣意的なものではあるが、今後さらに懸念される事態にもなりうるので言及しておきたい。 一番の懸念は、端的に、戦争である。米国とサウジアラビアが組んでイランと戦

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    langu 2019/09/17
  • 千葉県の広域停電と過疎地域: 極東ブログ

    台風15号の影響による千葉県での広域停電の状況を報道社による地図で見ていくと、概ね、台風の軌跡をなぞっていることがわかるが、過疎地域を浮かび上がらせたような印象もあったので、過疎について考えるきっかけにもなった。 千葉県での停電復旧が遅れている理由は、想定外の被害であっ たということだろう。地形が複雑なことや樹木倒壊による交通の遮断なども復旧の妨げになっている。過疎そのものが影響したとは言えないだろう。だが、過疎地域の災害対策はどのようにあるべきかは今後も問われるだろう。過疎であれ、人が居住する地域であれば、水道と電気のサービスは欠かせない。が、その災害時のレジリエンスをサービスに含めたとき、公費とのバランスは問われてしまうし、なにより、地方自治体に十分な資金はないだろう。この問題に簡易な解答はないように思われる。 関連して関東地域での過疎の状態を見ておこう。平成28年の総務省『過疎関係市

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    langu 2019/09/17
  • 台風15号と南房総: 極東ブログ

    台風15号が千葉県、特に南房総に大きな被害をもたらした。NHKのニュース『台風15号 市民の声「水がない。千葉の実情伝わっていない」』(2019年9月10日 16時44分)が、住民の声を伝えている。 10日、気温が30度を超える中、女性はSNSにメッセージを書きました。「コンビニも今日はみんなやってないので、料もないです」「いま出先で飲み水がなくなったので熱中症になりそう」この投稿のあと、自分が勤める隣の市の会社に出向き、同僚から炭酸入りの飲料水を分けてもらったと言います。 女性は今、千葉県の被害の実情が伝わっていないのでないかと、不安を感じています。 「避難所は台風が過ぎ去った後に閉鎖してしまいました。お年寄りは、ご自宅に帰ったと思いますが停電、断水してるため暑い部屋で水も浴びられず、使えない冷蔵庫に入った料をべるしかないと思います。千葉県南部で誰か倒れても、誰も気づいてくれないん

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    langu 2019/09/11
  • 「合意なき離脱」の国内合意が取れない英国が病んでいるもの: 極東ブログ

    イギリスの動向が目まぐるしい。4日、EUからの離脱期限を来年1月末まで延期するよう求める法案が賛成327票、反対299票で下院で可決された。離脱強行派のジョンソン首相は、これに対抗し、それでは国民に信を問うとして、来月、総選挙を実施する動議を議会に提出し、採決。残念。必要な3分の2を超える支持を得られず否決。英国は日の首相と異なり、単独で議会の解散権はもたない、というか、日のこれも一種の解釈改憲なのでおかしいにはおかしいが。 BBCの報道を聞いていたら、事態を不思議の国になぞらえていた。ジョンソン首相は、離脱は求めているが合意なき離脱を求めているわけではない。野党労働党コービン党首は総選挙は求めているが総選挙の動議は認めない。まあ、だが今日ではない、ということのようだが、それで労働党は動議に棄権。 簡単にいうと、野党なのに、与党を倒して政権を取る気概はない。いや、気概の問題ではないだろ

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    langu 2019/09/05
  • 登戸殺傷事件容疑者の14歳の写真報道は適切だろうか?: 極東ブログ

    5月28日に川崎市登戸駅近くでスクールバスを待つ小学6年生の女子と39歳の男性が51歳の男に刺され、殺害された。他、18人が重軽傷者となった。この登戸殺傷事件の容疑者は、2日、殺人と殺人未遂などの疑いで書類送検された。 容疑者はすでに自殺していることもあり、警察は遺品の捜査や親族への聞き取りなどを進めたが、動機の解明には至らず、これで捜査は終結した。 書類送検後はどうなるか? 通常の刑事事件では、警察の捜査後、容疑者は検察に送られ、検察が起訴すると裁判となる。が、容疑者が死亡している場合、捜査書類は検察に送られはするものの、人の死亡により裁判は成立しない。よって、不起訴となる。 容疑者は永遠に容疑者のままとなり、事件の「なぜ」は公式には永遠に封じられたと言っていいだろう。 釈然としない気持ちだけが残る。 今後、時期を見て追悼の報道などはなされるだろうが、事件を解明する報道はなくなるだろう

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    langu 2019/09/05
  • 香港民主化運動の裏にあるかもしれないもの: 極東ブログ

    若者を中心とした、しかし、若者だけに限らない香港市民による民主化運動のデモの収束が見えない。私は世界が民主化されればいいと願うものなので、香港市民の民主化を求めるデモを強く支持している。少なくとも、香港返還時に英国と、そして結果的には世界と中国政府が結んだ一国二制度の契約が維持されることを願っている。 他方、続くデモの様子を見ながら、当初は想定しなかった思いも去来する。いくつかそんな思いをブログにメモ書きしておきたい。残念ながら、話はそう思ったというくらいで、情報的な裏付けはない。強く主張したいものでも、新しい陰謀論のようなものを考え出したいわけではない。あくまで印象であり、感想である。 まず、一部で主張されている、ということもないか、中国政府自身も報道官を通して主張している、米国、特にCIAの関与だが、私はそれはただのよくある陰謀論的妄想だろうと思う。もちろん過去にはイランコントラの例も

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    langu 2019/09/04
  • 国際英語としてのグロービッシュ(Globish): 極東ブログ

    令和時代となり新天皇の活躍が報じられるなかで、彼の英語スピーチを聞く機会が増えた。天皇が英語を自然に使いこなすのは素晴らしことだと思うので、些細なことではあると思うが、その発音は、見事なまでにジャパニーズ・イングリッシュだった。皮肉ではなく、見事なまでに日人の英語という発音である。むしろ、彼の発音をもとに日政府が、ジャパニーズ・イングリッシュとして規定したらどうかと思った。安倍首相や河野外相の英語なども総じて、ジャパニーズ・イングリッシュでもあるし。 繰り返すが、アイロニーとして言っているのではない。日人の英語としてここまでは許容といういう規定を決めておけば、英語学習者にはむしろ便利だろうと思うのである。 具体的に私が試案でも書いてみようかと思い、いくつかメモをとっているうちに、国際英語としてのグロービッシュ(Globish)のことを思い出した。なお、ここでいうの「グロービッシュ」は

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    langu 2019/08/28
  • [書評] なぜ、男子は突然、草食化したのか――統計データが解き明かす日本の変化: 極東ブログ

    書のタイトル『なぜ、男子は突然、草化したのか』というのは、気になる問いかけだ。草化というのは、恋愛に淡白ということである。異性と付き合うために一生懸命活動するということの反対。つまり、異性の肉体を求めているという比喩での肉の対比である、はずだ……。 たしかに、私のような昭和の人間からすると、近年、男子が女子を口説き落とそうと必死になるというのはなくなったものだなと思う。この問いは、私の実感としてある。そこで、なぜだろうと思う。私の印象で言うなら、いやいや、今日はその話は控えておくとしてだ、それをタイトルにもってくる書はどう答えているのか。しかも、その答えは、印象といったものではなく、副題にあるように「統計データが解き明かす日の変化」である。統計、つまり、ファクトは何を語っているのか? 著者は、自身を「統計探偵」とする。統計から、各種の謎解きをする探偵になるというのだ。実際、著者

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    langu 2019/08/27
  • [書評] 60歳からを楽しむ生き方 フランス人は「老い」を愛する (賀来弓月): 極東ブログ

    このブログを始めたとき、45歳だった。8月15日だった。それから月日が流れ、僕は62歳になった。我ながら驚いている。40歳を超えたときも、年を取ったものだと思ったが、そこから先はあっという間であった。振り返ると、25歳から45歳というのもあっという間だった。人生というのはけっこうあっという間に過ぎてしまうものだと思う。そして、人生の残りは、もうそれほどないだろう。あれもしたい、これもしたい、という思いもあり、いつかできるとも思っていたが、たぶん、そう思っていても、できはしないだろう。 40歳のときに難病を発症して人生絶望した。子供を4人も作ったはいいが、育て切れもせず、彼らが成人する姿も見ることもないと悲嘆したが、そうでもなく、とりあえず生きているのだから、自分も十分幸せの部類である。それでも、さすがに老いた。難病の寛解が長く続くといいのだが、そればかりは運だ。私の父親は現在の僕の年齢で人

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    langu 2019/08/26
  • 韓国からの日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄について: 極東ブログ

    先程、韓国で、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA:General Security of Military Information Agreement)破棄が決定された。日韓のGSOMIAは、日韓国の間で軍事上の機密情報の共有にあたり、第三国への漏洩を防ぐための情報包括保護協定である。これによって、両国内の軍事情報への制限も詳細に規定される。朴槿恵韓国大統領の2016年に締結されたもので、3年弱維持されたことになる。まだ日が浅いとも言える。 「ああ、またか」感 もともと韓国はこの協定に難色を示していて、元来は、李明博韓国大統領の2012年に締結される運びであったが、締結の1時間前にまさかのドタキャンという事態になった経緯がある。ゆえに今日の決定も「ああ、またか」という印象は拭えない。当時の空気を伝える2012年7月02日の中央日報コラム『韓日情報保護協定は不倫なのか』が、面白いとい

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    langu 2019/08/23