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ブックマーク / blog.nikkeibp.co.jp (17)

  • 45:面白法人的ラボBM11とは?:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    ラボ、最近多いですよね。ラボがあるというだけで魅力的に映るからでしょうか。ただ、研究開発や新規開発の部署というのは昔からありましたから、響きが今っぽいだけとも言えるかもしれません。 何を隠そうカヤックも今年の初めにラボをつくりました。カヤックの場合、会社そのものがラボみたいなものなので、個人的にはつくる必要性はないと言うのが正直なところなのですが、ラボっぽいことをやりたいという社内の機運も高まってきて、設立することとなりました。 設立にあたって、各社のラボがどういう状況なのかをリサーチしました。それが下記です。 各社ラボ比較 (総務の森「はっけん!面白制度」より) 見ていただくとわかるように、それぞれのラボの規模も目的も責任もさまざまです。では一般的にラボがなぜあるのか? 僕はこのように解釈しています。 (1)ネットの世界では、ビジネスモデルありきでスタートしてもうまくいかないケースが多

  • 42:与えることができる人はクリエイティブ:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    さて、前回の記事でカヤックの関連会社クーピーという受託開発の会社について触れました。僕らが受託の仕事を続ける理由は、前回の記事で書いたとおりです。もともと自社開発も受託開発もやるかやらないかにはあまり関係がなくて、「カヤックさんと仕事したかったんですよー」とか言われてしまうと、根が単純なので、それだけで、はりきってしまうのです。 WinWinをかなえるのはGive&Giveの精神 ちなみに、「CUPPY」は、Client(取引先) User(ユーザ) Production(僕ら)が、Happyになるという思いを込めてつけた社名です。 社名が決まるまでの経緯はこちら。 → 社名争奪グランプリ2001 この名前に込められている思いは、WinWinな構造をつくりましょうということなのですが、実際にこの構造をつくるのはそんなに簡単ではありません。自分がいくらWinWinな提案をしたと自負してい

  • 41:「受託開発と自社開発の両立」:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    面白法人カヤックの関連会社にクーピーという会社があります。2007年2月現在、2社あわせた人数は50人程度。50人の内訳は、というと、ほとんどが、ディレクター、プログラマー、デザイナーの3職種のいずれかに属します。一応管理系の人間も数人いますが、管理系であっても、ディレクターなど他業務を兼任しているというのが弊社の特徴です。例えば、弊社の総務担当も自社サービス「総務の森」のディレクターを兼任しています。2社ともインターネット関連の開発を中心に行っている会社ですので、外からは似たようなことをやっているように見えるようです。 受託と自社で会社をなぜ分けたか ですが、社内的には業務内容によって2社の棲み分けを行っています。カヤックが自社サービスをメインとしている(レベニューシェアモデルのサービス含む)のに対して、クーピーは純粋に受託案件だけを扱っています。 もともと、カヤック創業時は受託の仕事

  • 40:生涯現役を可能にする条件(by CTO):柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    さて、前々回に書いた弊社のCTOの記事がそこそこ面白かったということで、気をよくして弊社CTOからもう1です。弊社のCTOは33歳ですが、まだ現役のプログラマーです。「いつまでプログラマーを続けるつもり?」と僕はよく彼に聞くのですが、それに対する回答は下記のとおり。正直、何度か読んだけどよく意味がわからないです。徹夜明けの匂いがします。 プログラマーの寿命は30歳? 年始に行った社員面談で、30歳OVERのプログラマーから、20代の若いプログラマーとの技術力の「差」について悩んでいるという相談を受けた。技術力で抜かれていってしまうので、会社内でのポジションがなくなってしまうのではないかと、危惧しているとのこと。 30代になったらプログラマーとしての能力は下降線をたどるというのは、良く言われることであるが、それは現実である(教授とか天才は除くね)。年が若い方が柔軟で新しい技術を身につけやす

  • 39:会社を辞める前に考えてみたいこと:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    弊社CTO(技術者)が書いた前回の記事を見た日経パソコンの編集者から、「なぜカヤックの離職率が低いのか?」を僕にも書いてほしいとリクエストをいただきました。 ただ、実際のところ、自画自賛するほど「離職率が低い」のでしょうか?そもそも社員が急に増えたのは、ここ最近のことですし、創業後まだ10年弱ですから、充実した福利厚生の仕組みや、特殊な制度もありません。確かに言われてみれば、技術者はまだひとりしか辞めていませんが、それは職種柄ってことも考えられますし、その他の職種はそんなことはありません。たとえば、弊社を辞めて独立した後輩たちも何人かいます(※参考:後述)。 個人の成長と法人の成長のギャップ そこで、調べてみました。 カヤックと関連会社クーピー合わせて 現在の社員数:50人弱 退職者の数:19人(カヤック6人、クーピー13人) 平均年齢:26.7歳(カヤック28.7歳、クーピー24.

  • 38:離職率が低い会社とはどんな会社?:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    「カヤックさんは何屋さんなのですか?」「どうやってべているのですか?」そんな質問を受けることがちょくちょくあります。そういえば、以前、カヤックのホームページを見て「当に実在するんですか?」と問い合わせてきた面接希望者もいます。 「どうやってべているのですか?」と聞かれた時は、細かいプロジェクトについて話すと長くなるので、「カヤック&CUPPY(関連会社)あわせて、50人弱のうち25人ぐらいが技術者なので、やっぱり技術べている会社なのだと思います」と答えます。 そこでふと考えたところ、カヤック創業期から10年弱経っていますが、技術者の離職率は結構低いことに気がつきました。確か1人ぐらいしか辞めてない。単に若い技術者が多いからというのもあるのですが、その秘訣を探るべく、弊社のCTOに技術者らしい視点で何か書いてもらうことにしました。 以下、弊社CTO貝畑政徳からの寄稿です。 ---

    lapis25
    lapis25 2007/02/21
     「バグを裏技として受け入れ」
  • 34:年末年始恒例の「年賀プロジェクト」:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    2007年あけましておめでとうございます! (これは僕からの新年のご挨拶です。クリックしてみてください。CLOSEボタンで閉じます。) この連載、いったい何人に読まれているのでしょうか・・・さっぱり見当もつかない中で、なんとか続けています。今年もよろしくお願いいたします。(質問、異論・反論ください。熱烈歓迎です。) さて、上記で紹介した「おとしだま」。実はこれ、面白法人カヤックでは毎年恒例となっている行事「年賀プロジェクト」から生まれたものなのです。 今回はこの「年賀プロジェクト」について解説します。 年賀プロジェクトとは? 弊社では、数年前から、紙の年賀状を完全に廃止し、WEBサイトにて新年のご挨拶状を公開しています。それをつくり公開するまでの一連の出来事を年賀プロジェクトと称しています。 プロジェクトと名がつく以上、単なる挨拶状ではいけません。 お世話になった方々に楽しんでもらうため

  • 35:一軒家を面白法人的にリノベーションします:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    今回は、現在カヤックで進行中のプロジェクトをひとつ紹介します。 その名も「面白法人的リノベーションプロジェクトプロジェクト担当の石井さんからの説明をどうぞ。 -------------------------- テーマは [ home⇒garally+office] この度、理想のギャラリーとオフィスを手に入れるため、とある一軒家を面白法人らしくリノベーション(※)してしまおうというプロジェクト、「home⇒garally+office 面白法人的リノベーションプロジェクト」をスタートさせました! 入居を予定しているのは、絵画の測り売りサイト「ART-Meter」のリアルギャラリーと、関連会社の「CUPPY」のオフィス。 この二者は、東京・自由が丘の別々の建物に存在していましたが、今回の引越しを機に、同じく自由が丘のひとつ屋根の下に集うこととなりました。 どちらも強烈な個性の持

    lapis25
    lapis25 2007/01/22
  • 33:夫婦円満な家庭の共通点から考える「ありがとう」の威力:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    33:夫婦円満な家庭の共通点から考える「ありがとう」の威力 2006年12月25日 page:1/3 クリスマスですね。 僕はこの世の中で一番大切な言葉は、「ありがとう」ではないかと思っています。 いや、そんな自信なさげじゃだめだな。その言葉だと確信しています。 たとえば、中村天風氏の著書には、「生きているだけでありがとう」という風に自分の体に感謝し続けると、病気すら治るということが書かれています。すごい言葉です。 僕が、この言葉のすごさを知ったのは、ちょっとあまりにも個人的な体験で非常に恐縮なのですが、夫婦関係です。僕のような若輩者が、夫婦関係について語るのは少し時期尚早な気もしますが、お許しください。 僕は結婚して7年目です。5歳と7歳の子どもがいます。いわゆる見事にデキたから結婚したというパターンです(その順番でしたが、結婚相手としては最高だと当時も今でも思っています。念のため)

    lapis25
    lapis25 2006/12/26
  • 32:今期最大のセレンディピティ報告(後編):柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    さて、前回(31回)の続きです。 前編を読まないと意味がわかりませんので、前編をお読みでない方はまずはそちらから読んでください。 今回の一連のプロジェクトで、僕が今後のカヤックにとってヒントになりそうな考え方を発見したとお伝えしました。以下に箇条書きします。 ★その1「やっぱり素直って大事」 を読んでタバコを卒業した何人かが以下のように言いました。 「この、やなさん(僕のこと)から渡されていなかったら読んでないですよ」 「やなさんが昔、吸っていたことがあるって言ったらもっと説得力あったのになぁ」 「なんかこのうさんくさいんですよね」 連載の30回でも書きました。この考え方がセレンディピティを逃しているのではないかなと。権威がある人から薦められないと・・・とか、有名だからとか、実績がすごいから・・・、とか、そこにこだわらない方がいいのではないでしょうか。出会った情報にはすべて

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    lapis25 2006/12/19
  • 29:話題のキーワード「セレンディピティ」なエピソード:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    脳科学者の茂木健一郎さんの口から、最近(?)よく聞く言葉のひとつに、セレンディピティ(serendipity 偶然の幸運、偶然幸運に出会う能力)というものがあります。 ご存知ない方は、調べていただきたいと思いますが、参考までにその茂木さんがセレンディピティの説明をする時の話を少々ご紹介します。 「ここ近年の日人ノーベル賞受賞者4人中3人が、不思議なことに、自分の筋の研究分野とは違う研究内容で受賞しています。つまり、一生懸命、研究をしていて何かの拍子にふと、違うことをやったらそれで受賞できてしまった。だから、セレンディピティ(偶然に幸運に出会う能力)が大切なんだ」という具合の解説です(すみません、かなり端折ってます)。 さて、社員みんな(40人)が集まった時に、このセレンディピティについて話し合いました。「自分という人間は、自分にとって必要な情報が、必要な時に、つくづく自然に入ってくるな

  • 28:全社員合宿(後編):サイコロ給に続き「スマイル給」導入:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    28:全社員合宿(後編):サイコロ給に続き「スマイル給」導入 2006年11月20日 page:1/2 さて、前回からの続きです。今回は、合宿でのチーム課題について、ご紹介します。 チームは、行きのバスの中でのくじ引きで決定します。 ですので、普段の業務では、関わりのない人と、合宿中にひと晩じっくり会議をすることになります。コミュニケーションの活性化にも役立つというわけです。 今回のチーム戦の課題は、「面白法人カヤックらしい人事制度、給与制度とは?」をA4で3枚までにまとめて発表というものでした。 自分たちで自分たち自身を評価する仕組みを考えるというのは、難しいことではありますが、楽しいことでもあります。仕事ゲームのような側面をもっています。だったら楽しまないと損ですよね。世間一般の企業の人事制度はどうなのか?というのは知っておくのに越したことはないですが、ろくすっぽ深く考えもせずに

  • 27:全社員合宿(前編):従業員は「守る」もの?:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    27:全社員合宿(前編):従業員は「守る」もの? 2006年11月13日 page:1/3 カヤックでは、CUPPY(関連会社)も併せた全社員で行く合宿が年に2回の恒例行事となっています。 最近では、今年の9月に1泊2日で山梨に行ってきました。 合宿に行く理由をひと言で説明するなら 「会社で働くことを、よりいっそう楽しくするため」ということでしょうか。 そのために具体的には次のようなことを行います。まず、各プロジェクトリーダーが、上半期の実績を報告し、次期の目標を明確に発表したりします。そして、単純に、チームワークをよくするために、社員同士のコミュニケーションの活性化するプログラムを組みます。そして、何よりも大事なのは、カヤックのビジョンの再確認させることです。ビジョンに共感できていないと、楽しく働くことなんてできるわけがありません。 大企業であれば、「なぜこの会社にいるのか」を深く

    lapis25
    lapis25 2006/11/14
  • 26:社員の目に会社はどう映ってる?(後編):柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    26:社員の目に会社はどう映ってる?(後編) 2006年11月6日 page:1/2 さて、第25回から続いているシリーズです(経緯は第24回の記事を確認ください)。今回は、兄弟会社(株)CUPPYの社員からの寄稿と、カヤックの中にある特務部に所属している社員からの寄稿です。 ★(株)CUPPY所属 野崎君からの寄稿 「面白法人カヤック」「株式会社クーピー」という法人の人格は、そこで働いている人々によって人格形成されているといっても過言ではないと思います。それでは一体どんな人たちが、どんな働き方を実際しているのか。「事件は現場で起きてるんだ!」ということで現場からのレポートさせて頂きます。 とある暑い夏の日エアコンが壊れて蒸し風呂状態。そんな時でも楽しむことを忘れない面白社員たちは、ジャンケンで負けた人が冷たい飲み物をみんなに振舞うという、まったくハイリスク・ローリターンな遊びを思いつき

  • 25:社員の目に会社はどう映ってる?(前編):柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    25:社員の目に会社はどう映ってる?(前編) 2006年10月30日 page:1/5 前回にも経緯は書きましたが、今回はカヤック社員からの寄稿です。 「カヤックの働き方について何らか思うところ」を社員から集め、広報担当にまとめてもらいました。ただ、正直いって自我自賛な感は否めませんので、話半分ってことで。 ちなみに、僕の高校時代の尊敬する先生の著書に21世紀の最大のキーワードは、「自愛」だと記されています。まず、とにかく自分を慈しみ、自分を肯定しなさいと。そうすれば確実に他人に優しい社会になるとのこと。そんな言葉を思い出しました。 はじめまして。 カヤックで広報を担当している松原です。 今回は、松原がナビゲーターに立ち、番外編として、「社員から見たカヤック」をテーマに進めたいと思います。 現在カヤックの社員数は20名強 年齢やこれまでの経歴、入社の経緯はもちろん、趣味や個性もばら

  • 24: 時々、元気玉が飛び交います:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    lapis25
    lapis25 2006/10/23
    「みんなで知恵をふりしぼって、仕事を楽しもう」
  • 13:サイコロ給の意味:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

    カヤックスタイルのひとつ「サイコロ給」。 それはカヤック独自の給与制度です。 今年に入ってから、この制度へのメディアからの取材が増えました。 設立当初(8年前)から取り入れている仕組みなので、僕たちにとっては至って当たり前のこととなっています。しかし、世間一般からすると、サイコロをふって給料を決めるというのは相当珍しいことなのかもしれません。 サイコロ給は、決して奇抜さを狙って取り入れた仕組みではないのです。 今回はそのことについて解説します。 サイコロ給の仕組み。 ・毎月、社員全員が給料日前にサイコロを振ります。 ・基給×サイコロの出た目%を、運命給という手当てとして、基給に+アルファ します。 (例、基給30万の人が、6を出したら18,000円が追加されます) ・サイコロタイムに外出している人間は、誰かに『代振り』を頼みます。 この他にも、3ヶ月連続同じ出目がでたら、3

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