トウショウボーイ、スイープトウショウなどの活躍馬を輩出してきたトウショウ牧場(北海道新ひだか町、1965年開場、名義はトウショウ産業株式会社トウショウ牧場)が、10月いっぱいをメドに閉鎖することが1日、明らかになった。オーナーとしてのトウショウ産業も現役馬、当歳馬の一部を最後に消滅。“トウショウ”の冠名が数年後には消える見込みだ。11年5月に廃業したメジロ牧場に続き、競馬ファンなじみの名門牧場が幕を下ろす。 名門牧場が、半世紀にわたる歴史に幕を下ろす。数々の活躍馬を輩出してきたトウショウ牧場が、10月いっぱいをメドに閉鎖されることになった。今年生まれた20頭を最後に生産は終了。繁殖牝馬もセールなどを通じて他の牧場に移る予定になっている。 1965年に藤田正明氏が名字、名前の一部“藤正”から名前をつけて開場。日本競馬を彩った多くの名馬を輩出してきた。初期には76年有馬記念などG1級競走で