U−20日本女子代表(ヤングなでしこ)は4日、国立競技場でU−20女子ワールドカップ(W杯)の準決勝となるU−20ドイツ女子代表戦に臨む。 30日の宿敵・韓国との準々決勝で3−1と快勝した日本は、大会5ゴールで得点ランキング2位につける田中陽子の得点力に引き続き期待が懸かる。また、韓国戦の後半途中から田中陽をサイドバックに下げた新布陣を試した吉田監督が強豪相手にどのようなさい配を見せるのか、注目が集まる。 対するドイツは前回大会のチャンピオン。準々決勝のノルウェー戦では4−0と圧勝した。エースのマロジャンはなでしこジャパンの熊谷紗希と同じFFCフランクフルトに所属し、すでに3月のアルガルベカップの日本戦でゴールを決めるなどフル代表でも活躍する選手だ。タフな試合が予想されるが、日本は地の利を生かし、決勝への切符を勝ち取りたい。