楽天証券が主催の楽天証券ETFカンファレンス2015(2015年11月7日開催)にふらりと行ってきました。400名が定員の会場は9割方の満席、参加者は30代~60代ほど、50代くらいが多そうな印象でした。 セッションの主な目玉は下記の3つ。 ・超合理的ETF活用術 山崎元さん(楽天証券経済研究所客員研究員)50分 ・ETF投資入門~投資を始めるなら、まずETFを考えてみよう~ 太田田創さん(株式会社GCIアセット・マネジメント チーフ・マーケティング・オフィサー) ・世界経済・日本経済と市場展望 武者陵司さん(株式会社武者リサーチ代表) 他は、運用会社の各社からのプレゼンテーションです。 特に、武者リサーチの武者陵司さんの講演は、アメリカ経済と中国経済の現状と中長期的見通しをロジカルかつ分かりやすく、様々なデータを用いて検証したもので、経済状況を見る上で参考になるところも多く、非常に良かっ
国内株式クラスだとTOPIXや日経平均が代表的な株価指数となりますが、外国株式クラスでは「MSCI指数(MSCIコクサイ等)」が最も身近な株式指数ではないでしょうか。 MSCI指数は米国のMSCI Inc.が算出している株価で多くの種類があるのですが、MSCIのHPを見ると日本語版の「MSCI指数パンフレットのご案内」なんて解説資料が掲載されていました。 そこで、MSCI指数の構成についておさらいしておきます。 MSCI グローバル指数の概要 国・地域別の分類 株式指数はまず国・地域別で分類されます。全体像としては上図(アイキャッチ)のような括りになります。これはMSCIの場合ですが、他社も基本的には似たような分類です(もちろん細部で違いがあります)。 大きな分類としては下記の3つ。 MSCI WORDL INDEX(先進国23ヶ国) MSCI EMERGING MARKETS INDEX
さて、早いもので今年も残すところ後3ヶ月です。四半期に一度の運用状況の確認を行います。 リスク資産ポートフォリオ全体の直近3ヶ月(2015年3Q)の投資収益率は-7.6%。2006年2月にリスク資産への投資を開始して以来の累計では+11.91%と前期をピークに減少していますが、まだプラスを維持。(今期末評価額÷(前期末評価額+今期投資額)で算出、既払手数料・税等込み) 現在のリスク資産の配分は、日本株8%、外国株44%(先進国株29%、新興国株15%)、日本債券38%、外国債券10%と株式比率は落ちています。 なお、金融資産全体に占めるリスク資産の比率は約50%であり、上記のリスク資産とは別に流動性資金と定期預金があります。また、生活防衛資金として家計支出2年分を定期預金に別途キープしています。 現在、私が購入している投信(ポートフォリオ)は以下の通り。 日本株 日本株式インデックスe(積
9月18日より楽天証券で確定拠出年金(DC)向けの4ファンドの一般向け販売がスタートしました! 参考楽天証券で最も低コストのファンドが登場!信託報酬のDCファンドを一般向けに販売を開始 三井住友・日本債券インデックスファンド 信託報酬 年0.1728%(税込) 三井住友・DC 外国債券 インデックスファンド 信託報酬 年0.2268%(税込) 三井住友・DC 全海外株式 インデックスファンド 信託報酬 年0.2700%(税込) 三井住友・DC 新興国株式 インデックスファンド 信託報酬 年0.6048%(税込) 注目はやはり「三井住友・DC 全海外株式 インデックスファンド」が圧倒的な低コスト(信託報酬 年0.2700%)であること。 とうとう同じMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)に投資するETF(上場MSCI世界株(1554))の信託報酬 年0.324%よりも
2015年8月の株価急落と円高の急進はチャイナショックとも言われていますが、結局その後戻している事もあり、後で思えば大して騒ぐ事でもなかったという風潮が強いように思います。 実際に過去の下落と比べてどうであったのか、モーニングスターさんのコラムでデータが上手くまとめられていましたので紹介します。 チャイナ・ショックは過去11番目の下落率 参照プロが決める資産配分でも上昇から急落までをうまく乗り切ったのは2割程度 2015年8月のファンドの月間騰落率をモーニングスターインデックスでみると、ほぼ全てのカテゴリーで下がっており、全ファンドの単純平均で5.73%の下落でした。 集計可能な2000年以降では過去11番目の下落率だったそうです。 ※ 期間(2000年2月~2015年8月) ※ 全ファンド平均=モーニングスターオールインデックス(単純) 出所:モーニングスター作成(当ブログで一部改変)
先週8月24日はNY株が一時1000ドル超の下げ、ドル円も116円台と5円以上円高が進むなど、一瞬リーマンショックの再来か?!という騒ぎになりました。 投信の自動積立の良いところは、こういう時に何も悩む必要が無い点。 手動で積み立てている場合は、よっぽど意志が強くない限り、少しタイミングを待った方が良いかな?とか、逆に少し増額してみるかな?と相場の動きが気になるものです。 たまたま、今は小休止となっているようですが、この先どういう展開になるのか判りません。 リーマンショックの時の様に、ズルズルと下がり続けていく中でコンスタントに手動で買っていくのは結構なストレスを感じると思うので、自動積立にしていない方は今のうちに自動積立設定を検討しても良いのでは。 No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券 暴落時にするべきこと 私は通常は四半期ごとにアセットアロケーションと運用状況を
サービス終了のお知らせ 「editeur エディトゥール」をご利用いただき、ありがとうございます。 2019年6月13日(木)をもちまして、サービスを終了させていただきました。 今までご利用いただき、ありがとうございました。 なお、一部の記事は、「ママテナ」で引き続きご覧いただけます。 ご利用中の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
まだ公式にニッセイAMのHPには情報が出ていませんが、8/11に「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」の有価証券届出書がEDINETにUPされ、その低コストっぷりが話題となっています。 名称:<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 運用会社:ニッセイAM 設定日:平成27年8月27日 投資対象:国内株式、国内債券、先進国株式、先進国債券に各25%ずつ 信託報酬:0.3672%(税抜:0.34%) 信託財産留保:なし 信託報酬率0.3672%がどれくらい凄いかというと、低コストバランスファンドの第一人者であるセゾンバンガード・グローバルバランスファンドの信託報酬が0.74%(FOF部分を含む)、その他人気のバランスファンドでもSBI資産設計ファンド(育成型)が0.7344%、世界経済インデックスファンドが0.
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) バランス型ファンドの信託報酬(税抜):0.34%個別ファンド組み合わせ時の信託報酬(税抜):0.3425% SMTインデックスバランス・オープン バランス型ファンドの信託報酬(税抜):0.5%個別ファンド組み合わせ時の信託報酬(税抜):0.5281% eMAXISバランス(8資産均等型) バランス型ファンドの信託報酬(税抜):0.5%個別ファンド組み合わせ時の信託報酬(税抜):0.525% eMAXIS債券バランス(2資産均等型) バランス型ファンドの信託報酬(税抜):0.5%個別ファンド組み合わせ時の信託報酬(税抜):0.5% eMAXISバランス(4資産均等型) バランス型ファンドの信託報酬(税抜):0.5%個別ファンド組み合わせ時の信託報酬(税抜):0.5% 野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型(Funds
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 運用商品で、原則として単一のアセットクラス(「資産クラス」とも呼ぶ。「国内株式」「外国債券」などの運用資産の大まかな分類のこと)だけで運用されるのではなく、
これから”資産形成”の為に投資を始めてみようという場合、まずは投資信託を毎月一定額積立てる事をお勧めします。 と簡単に言うものの、投資信託は5,000からの膨大な数があり、何を選んだら良いのか最初は非常に悩むと思います。証券会社の売れ筋ファンドも必ずしも資産形成に適したものではない現状もあります。 そこで、鉄則とも言える投資信託を選ぶ具体的なポイントを以下に4つ紹介します。 話題になっている投信を買ってみるところから始めるのでも良いのですが、是非自分で投信を選ぶ目を持って下さい。 最後に番外編として記載しましたが、今なら金融庁のお墨付きのあるつみたてNISAの対象ファンドから選定するのが最も安心です。 ポイント1.理解できないものには投資しない いざ投資を始めようとなると、まず何か買ってみたいという気持ちが先行しがちです。 一旦落ち着いて、そのファンドの投資対象は何なのか?よく考えてみて下
じゅん@さん、ナイショー! ですが、SBIカードのポイントプログラムの改定内容はナイスではありません。 2015年10月から、下のように改定されます。 これはごく一部です。詳しくは、コチラからどうぞ。 (ゴールドカードでは10,000ポイント→8,000円、プラチナカードでは10,000ポイント→10,000円になりますが、年会費が高いのでここでは取り上げません。) そこで気になるのが、SBI証券の投信マイレージサービスです。 実質、何パーセント還元になるのでしょう? この記事に関するツイートはコチラまで。 ↓
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く