16日午後5時ごろ、名古屋市緑区の国道23号上り線で「道路にマスクが散乱している」と、現場を通行した運転手から国土交通省名古屋国道事務所に通報があった。 事務所によると、有松インターチェンジ付近から800メートルにわたって使い捨てマスクが散乱し、管理を委託する業者が1時間半かけて回収した。土のう袋3個分に達し、数千枚あるとみられる。この影響による事故はなかった。 マスクの持ち主は分かっておらず、衛生上の問題から廃棄する予定だという。担当職員は「新型コロナウイルスの影響で、みんな欲しがっているはずなのに。もったいない」と話した。 (中日新聞)