退屈には、膨大な量の情報から本当に必要なことをふるいにかける効果があるのです。米紙『ニューヨーク・タイムズ』の記事(英文)では次のように説明しています。 ある専門家は「退屈は情報を整理するツールになっている」と言います。これはとても精度のいい電子メールフィルタリング(スパムフィルタ)のようなものです。また、神経科学や教育学、その他の研究では、上の空になることで脳は身の回りの捉え方の再構築を行うそうです。それにより、一時的に作業の流れは止まっても、結果的には生産性や想像力をアップさせる、ということがわかっています。 コメディ作家のGraham Linehan氏も英紙『ガーディアン』インタビュー(英文)の中で、クリエイティブな作品を作るためには退屈することが欠かせないと言っています。 自分にとって、書くという作業には退屈が必要なんです。わざとインターネットを遮断して、自分を退屈させています。イ
季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。 そんな時は思い切って休んでしまうのが一番ですが、そうも言っていられないという場合には今回ご紹介する手順が役に立つと思います。 身体的には元気でも精神的に疲れている場合も含め、今日はイマイチだなぁ~と思ったら試してみてください。 一言でいえば、すべてを終わらせるのではなく、仕事の山を少しずつ小分けにして切り出してきて攻略する、というのを繰り返すやり方です。 まず3つに分ける まず、抱えているタスクを次の3つに分けます。 今日中に必ず終わらせること 何も考えなくてもできること 明日でもいいこと ヒット&アウェイ そうしたら、朝一番から脇目も振らず一心不乱に1に取り組みます。 疲れてきたら、ちょいちょい2をひやかしつつ、1の攻略を続けます。 たとえば、今日中に仕上げないといけないレポートに全勢力を傾けつつ、休憩がてら書類の整理やEvernoteの読み返しな
「残業などやめてとっとと家に帰れ」“Go the F*** Home” この刺激的なタイトルは、Pam Selleさんがフィラデルフィアで行われた Igniteで行ったライトニングトークの題名です。 Ignite は20枚のスライドをちょうど15秒ずつ表示して行うプレゼンなので、場の雰囲気もくだけていて、動画をみれば分かるとおりこんなタイトルの発表も快く受け入れられているようです。 「どれだけ自分が仕事をしていて、いっぱいいっぱいかについて愚痴をいってばかりの人にはもうたくさんだわ!」 こう切り出した Selle さんには、ちゃんとした理屈があります。働いて給与を得ている人間は、経済学的にみれば「生産要素」という資本でしかないという側面があり、ほとんど同じ給与で長く働けば働くほど、時間あたりの自分の価値は低くなってしまいます。 また、長く続ければ続けるほど何かを成し遂げているつもりになりま
あなたは本来、驚くべき能力を秘めた賢くて生産的な人のはず。しかし、時には自分自身が最大の敵になってしまうことがあります。自分自身に「おまえはきっと失敗するはずだ」と言い聞かせ続けたり、重要なタスクを先送りしたり、論理的な結論を出すかわりに矮小なプライドを優先してしまうのです。 そんなことをしていると、あなたのワークライフはみじめなものになってしまいます。ここでは、あなたが仕事の上でついついやってしまう「愚かな行為」にクローズアップします。また、それをどうやって改善すればいいのかについても見ていきましょう。 1. 尻込みしてしまう 人生の中で一度くらいは、とても達成できるとは思えない仕事に直面したことがあるでしょう。そんなとき、誰もが実際よりも問題を拡大視して、セルフ・ハンディキャッピング(自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のこと)を行
同じ努力をしても、人から早いと思われる人と、要領が悪いと思われる人がいます。その違いは、人から見たスピードを考えているか否かにあるのです。 1.10~20分以内で済むことは即やる 10~20分以内で済む仕事を、いまどれくらい持っていますか? もし1つでもあるとしたら、スグに完了させてください。 たとえば、人事総務などから提出書類の依頼があったときは、その日のうちに出してしまいます。申告書の作成であれば、10~20分以内ですむでしょう。納期が翌週でも、すぐできることはスグやるのです。スグやれば、1つその仕事が終わり、自分の気分もすっきりします。 ここで大切なのは人から見たスピードです。10~20分以内で済む仕事はいつでもできると思い、1つひとつの仕事が後回しになってしまいます。 スグできる仕事を優先して片づけると、人から見たスピードがあがるのです。なぜかというと、スグできる仕事は、時間がかか
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