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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (8)

  • 声の文化と文字の文化/ウォルター・J・オング: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ウォルター・J・オングの『声の文化と文字の文化』。原題は"Orality and Literacy"。 当ブログではここ最近何度も取り上げてきたこの1冊を今日はあらためて紹介してみようと思います。 著者自身が「序文」で書いているように、このの主題はオラリティー(声の文化)とリテラシー(文字の文化)の違いを明らかにすることです。 あるいは、すでに文字があることやそれを使って生きるということに親しみすぎてしまって、もはや文字がない生活や思考がどういうものなのか想像もできなくなっている僕ら現代人にも、文字のない声の文化における思考や言語表現がどのようなものであるかを知れるようにすることが書の主題だともいえます。 実際、文字を使って思考し生きることに親しみすぎてしまっている僕ら

    lepps
    lepps 2011/08/25
  • 何が売れるかを悩む前に、自分たちの考え方に人びとは共感してくれるかを確かめるおしゃべりをすることが先決: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ほとほとマーケティングがむずかしい時代だと感じます。 昨日書いた「猛スピードで積み重ねられる過去と不確定な未来に板挟みにされてすでに虫の息である現在において、新しさも懐かしさも感じられなくなった社会で僕らはどうしていくべきか?」のとおり、新しいものが売れる時代ではまったくなくなりつつあります。新しいものより愛されるものをつくることが必要になってきています。 一方で、そもそも、ものが売れにくくなってきているという傾向は相変わらず続いていますし、これからも続くでしょう。 買う人の母数が減ってきているのに対して、いろんな市場の参入障壁が軒並み下がる傾向にあってプレイヤーは増えている。また、一部ではこれまでプロダクトとして提供してきたものがソフトウェア化したり、パッケージ販売してい

    lepps
    lepps 2011/07/17
  • ソーシャルメディアという寄合空間: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今日、会社のほうのブログの「逆パノプティコンから寄合方式へ」という記事にも書きましたが、現在、そして、これからのソーシャルな時代における企業と顧客あるいは企業と従業員の関係は、かつての村の寄合方式で見られたような「互角な立場での話し合い」ができる「同じ共同体の成員」という意味合いを色濃くしていかないと互いにうまくいかないだろうなということを強く感じています。 顧客がすでにどの企業と付き合うかをカンタンに選べ、かつ不満をもつ企業にこれまたカンタンに物申すことができるようになっているのと同様に、そのうち、企業と従業員、企業とその取引先の関係性においても間違いなくこれまでのような企業優位の形は崩れて、従業員も取引先も企業に対して対等に物申せる状況が訪れる流れになっています。 つま

  • 今起こっていることを読み解くには「パラダイムを認識し分節する能力」が必要: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 一般の人にはある程度、古さをもったもののほうが人気があって、新しすぎるものがなかなか一般の人に受け入れられないのは、古今東西変わらなかったりするのではないかと思います。 新しいものが受け入れられないのは、それを評価する視点を持たず、かつ自分で評価の視点を新たにつくり出すなんてことは普通の人にはなかなかできないからであって、その点、古いものが評価されるのは、評価の枠組み自体がすでに共有されているからだったりします。 つまり、言い換えると、人はそれだけ評価の枠組みが定まらない(ようするに、何だかわからない)ものが苦手だということです。 わからないものに対してみずから積極的に新たらしい評価の枠組みをつくろうとして、あれこれ考えたりすることが苦手ということです。 苦手というか、どう

  • ソーシャルメディアマーケティングなんてないでしょ?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「ソーシャルメディアマーケティング」という用語を平気で使ってらっしゃる、自称ソーシャルメディアコンサルタント的な方がいらっしゃいますが、うーん、ソーシャルメディアがどんな変化を起こそうとしているのか、わかていっているのかしら?と違和感を感じます。 あるいは、マーケティングという言葉の意味が理解できていないのが理由かもしれませんが、「ソーシャルメディア」という言葉の意味するものと「マーケティング」という言葉の意味するものとの齟齬にそれほど鈍感でいられるのは何でだろう?と感じます。 そもそも、どうして個人的に「買ってもらう」「所有してもらう」という旧来的なマスマーケティングの方向性と、ソーシャル的な共有・共感・信頼性のような方向性とのギャップをもっと指摘し、そのギャップを企業が

  • 「原因→結果」から「関係性→変化」へ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、デザインをめぐる価値観にシフトが起こっているという印象を持っています。 これまでのようにモノのかたちや機能を設計したり、ユーザーの利便性や経験価値の向上を直接デザイン活動の目的にするのではなく、そこからつながりが生まれ、そのつながりを何らかの変化が生れ出るようなベースとしてのシステムをデザインの対象にするトレンドが生まれてきているように感じるのです。 例えば、iPhone/iPadのDockやiTunes Storeを軸としたエコシステム、FacebookのFacebook Connectによる他サービスとのゆるやかな連携などがその例です。 いずれも人、データ、プロダクトの振る舞いといったものとの関係性を定める各種のモジュールを提供するだけで、それを使ってどのような変

  • サービス・エンヴィー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 シェアビジネスの成功の鍵のひとつは、サービスをかっこよく素敵に魅せることでしょう。 シェアサービスを利用するユーザーは、必ずしも、そのほうが安いから、環境に優しいから、持っていても邪魔になるから、という理由でシェアしたいわけではないはずです。 シェアサービスになっても、ユーザーのトータルコストに関する感覚は大きく変化しないはずだし、モノを選ぶ際の趣味・嗜好が大きく変化するわけでもありません。 なぜ利用しようと思うのか?を考えるだから、ユーザーは相変わらず豊富なバリエーションから選びたいし、品質のよい素敵なものを利用したいと考えるし、利用するのにいちいち面倒な手続きを減るのはまっぴらです。 たとえ、安かろうと環境によかろうと、品質があまりよくなく、古臭く、バリエーションもあま

    lepps
    lepps 2011/04/10
    「サービス」について。利用者が所有を「あきらめる」わけではなく、所有するより「もっといいこと」があるから「サービス」を利用する。
  • 他人の話を聞く技術:べからず集とうまい聞き方のコツ:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ユーザー調査を行う場合でも、クライアントの要求をヒアリングする場合でも、部下や同僚の悩みを聞く場合でも、「他人の話を聞く技術」があるかないかでは、相手の話から相手の真の要求をどれだけ引き出せるかは大きく違ってくると思います。 今回は僕の考える「他人の話を聞く技術」について、すこしまとめてみたいと思います。 相手に話を聞く際にやってはいけないこと・避けるべきことまずは他人の話を聞いて、相手の要求・ニーズを引き出す際に、避けたいこと、やってはいけないことについて。 例えば、以下のようなことはできるだけ避けたほうがいいと思います。 あらかじめ用意しておいた質問だけにたよらないテーマだけを示して自由に答えてもらおうと思わない相手の答えた内容の前後関係や背景などを考えない相手の関心に

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