国会答弁に立つ安倍首相の口から、最近になって頻繁に「 印象操作 」という言葉を聞くようになった。5月30日の参議院法務委員会でも、小川敏夫議員に「加計学園の役員をしたことはないか」、「報酬も受け取ってますよね」と尋ねられ、「数年前、監査かそうしたものを務めた」、「1年間に14万円という報酬を受けた」と答えた後、「 印象操作 であって、これは、遥か、遙か昔のこと」だと気色ばんだ。 「発言者:安倍」、「検索語:印象操作」で検索 頻繁だと感じるのは単なる「印象」なのか。そこで、 国会議事録検索システム で調べることにした。過去5年間(2012年5月26日から2017年5月26日)で、「発言者:安倍」、「検索語:印象操作」で検索すると6件がヒットした。 最近になって頻繁どころか、「 印象操作 」答弁は、前年まで1件もなく、すべて今年のものだった。安倍首相は、今年2月以降、急に「 印象操作 」という
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