理科読(りかどく)とは、科学系の本を読もうということ。 「子どもの科学離れ」と言われているが、科学離れしてるのはオトナだよね?「理解できないもの=不必要なもの」と硬直思考→切捨てるシワケ人ならぬタワケ人がいるが、とうに不安を通り越している(だいじょうぶかニッポン)。とはいうものの、わたし自身が好む本は、小説をはじめとした、いわゆる「物語」だ。科学本やドキュメンタリーは、なかなか手を出さない。その影響か、わが子が手にするのは、「ゾロリ」「デルトラ」「サーティナイン・クルーズ」と見事なまでに物語ばかり。 これではいかんと思うのだが、何を読めばいいのやら皆目わからん。福音館書店の月刊「こどものとも」シリーズは素晴らしかった。ストーリー/サイエンス/ヴィジュアルとバランスの取れた配本をしていたので、大変ありがたかった―――のだが、いかんせん幼児・低学年向けなのだ。中高生になれば自分で選べる(選ぶ)