町には図書館がある。 絵本を読む子ども、新聞を読むおじいさん、ノートを広げる学生。 会話はなくとも、ここに流れる時間そのものがコミュニティだ。 町の図書館が新しくなる。 それは、この町の風景や、暮らす人の時間に とっておきの変化が訪れる時。 この町を新しく知る人にとっての入り口にもなるかもしれない。 変わっていくもの、変わらないもの。 ひとつの図書館の動きが町にもたらすもの。 ワクワクしたり、じっと眺めたり、 聞き耳を立てながら、 その行方をそばで見て、記していこう。 文・長谷川竜人(高梁市地域おこし協力隊) 写真・佐藤拓也 イラスト・COCHAE vol.04 ステキにスバラシイ、地元のイタリア料理店 筆者の故郷は東京である。 筆者は東京まで電車及び新幹線を乗り継いで帰ることを好む。しかし筆者は、よく目当ての電車に乗り遅れる。 というと読者諸氏の中には「ハハハ、電車の一本くらい逃したとこ
京都市教委は27日、文化勲章受章者で仏文学者の桑原武夫氏の遺族から市に寄贈された約1万冊の蔵書が、遺族に無断で廃棄されていたと発表した。当時の右京中央図書館副館長(57)(現・市教委生涯学習部担当部長)が、保管場所の改修工事の際に「保管は不要」と判断していた。市教委は遺族に謝罪し、同日付で当時の副館長を減給10分の1(6か月)の懲戒処分とした。 市教委によると、蔵書は桑原氏が亡くなった1988年に遺族から寄贈された。当初は市国際交流会館(京都市左京区)に設けられた「桑原武夫記念室」で公開されていたが、2008年6月から右京中央図書館(同市右京区)に移動。目録だけを展示し、蔵書は他の施設で保管した。翌年には向島図書館(同市伏見区)の倉庫に移された。 しかし、15年の向島図書館の改修工事の際、蔵書の置き場に困り、当時の右京中央図書館副館長が、目録があることや、実物を見たいという問い合わせがほと
今年、生誕百十年を迎えた児童文学者の石井桃子さん(一九〇七~二〇〇八年)と縁が深い「東京子ども図書館」(中野区)が、石井さんの肖像や自筆色紙の写真などをまとめた資料集を作った。他の図書館や文庫がフェアで石井さんの作品を紹介する際に写真を探す手間などを省いたり、ファンに持っていてもらったりしようと、一部三百円で販売している。 石井さんは現在のさいたま市浦和区出身。六人きょうだいの末っ子として育った子ども時代をつづった「幼ものがたり」、「ノンちゃん雲に乗る」といった作品を残した。「くまのプーさん」や「ちいさなうさこちゃん」シリーズなどを翻訳し、国内に紹介した功績でも知られる。子ども向け図書館を先駆的に導入した米国などで学び、五八年に杉並区の自宅に開いた「かつら文庫」は、東京子ども図書館の母体になった。 資料集には、石井さんが編集者だった頃の肖像や自筆色紙、かつら文庫の写真などを掲載。図書館のス
スウェーデンの国立図書館(KB:Kungliga Biblioteket)でCIO(最高情報責任者)を務めるピーター・クランツ氏は常に自問している。“今の時代、どうすれば国の文化遺産を何十年後も利用できる形に保護しながら、より充実したサービスを国民に提供できるか”と。 Computer Weekly日本語版 4月5日号無料ダウンロード 本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 4月5日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。 Computer Weekly日本語版 4月5日号:ファイアウォール 管理の悩み なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。 クランツ氏がKB初のCIOに任命されたのは2013年。KBで大規模な再編成が行われ、KBのさまざまな部門のIT運用を1つ
「蔵の図書館」4月16日オープン 四街道市吉岡地区にある築130年の蔵を地域のママたちなどが民間図書館として活用する取組みがスタート。 「蔵の図書館」として4月16日(日)オープンします。 蔵書は、来館者の想いがたくさんつまった寄贈本で、本には寄贈者のあたたかいメッセージが添えらます。 オープンに合わせて、市内アーティストとコラボした蔵の図書館をイメージした作品展「Yokai・Ten」(妖怪展)も同時開催します。 [画像1: https://prtimes.jp/i/17159/64/resize/d17159-64-197688-0.jpg ] (オープニング内容) ■日時: 平成29年4月16日(日) 10~14時 ■場所: 蔵の図書館(吉岡49番地) *個人宅敷地内・駐車場は5台程度 ■内容: (1)寄贈本受付、読書 (2)ワークショップ (3)Yokai・Te
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