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ブックマーク / diamond.jp (246)

  • 政府の財政健全化計画は「楽観的」というより「非論理的」すぎる

    財政制度等審議会(会長=吉川洋・東大大学院教授)は、6月1日、財政健全化計画に向けた意見書を麻生財務大臣に提出した。 財政制度等審議会(財政審)は、財務大臣の諮問機関である(財務省設置法第7条)。財政審の役割は大きく分けて二つあって、財務大臣の諮問に応じて調査審議することと、諮問がなくても財務大臣に意見を述べることである。 今回は後者のもので、財政審は建議と言っている。ただし、実際に意見書を書いているのは、財務省の役人であり、言うなれば、財政審を隠れ蓑として、財務大臣にモノを申すというわけだ。もちろん財務大臣もそのあたりの事情は十分に知っているので、財務省としての意見を対外的に言うときに、財務省の名前ではなく、財政審の名前を使うということだ。 なぜ、このようにまどろっこしいことをするかといえば、財政審は学識経験者であるという建前であるので、財政審の名前のほうが「権威」が保てるという意味と、

    政府の財政健全化計画は「楽観的」というより「非論理的」すぎる
  • 日本は本当に右傾化しているか?カナダ人国際政治学者はこう考える ――スティーブン・ナギ国際基督教大学准教授|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

    1971年カナダ生まれ。2007年早稲田大学アジア太平洋研究科のリサーチ・アソシエイト、2009年香港中文大学日研究学科助教授に就任、2014年より現職。早稲田大学「アジア地域統合のための世界的人材育成拠点」シニアフェロー、 香港中文大学香港アジア太平洋研究所国際問題研究センター研究員を兼任。研究テーマは東北アジアの国際関係、日中関係、アジアの地域統合及び地域主義、非伝統的安全保障、人間安全保障、移民及び入国管理政策。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 北東アジア地域では、中国、日韓国の関係悪化により、ナショナリズムが沸騰している。多くの国が日の“右傾化”を非難あるいは警戒しているが、筆者は一貫して、現代日とナショナリズムに関して、次のような関心を抱いて

    日本は本当に右傾化しているか?カナダ人国際政治学者はこう考える ――スティーブン・ナギ国際基督教大学准教授|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン
  • 財政再建には順序がある 増税は最後の手段

    1955年、東京都に生まれる。東京大学理学部数学科・経済学経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、総務大臣補佐官などを歴任したあと、2006年から内閣参事官(官邸・総理補佐官補)。2008年退官。金融庁顧問。2009年政策工房を設立し会長。2010年嘉悦大学教授。主要著書に『財投改革の経済学』(東洋経済新報社)、『さらば財務省』(講談社)など。 高橋洋一の俗論を撃つ! 元財務官僚の経済学者・高橋洋一が、世にはびこるもっともらしい「俗論」の過ちをズバリ解説。 バックナンバー一覧 4月15日、参議院国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会で、参考人として意見を言う機会があった。以下は事前に用意した陳述内容だ。実際の発言とは必ずしも同じでないことをお断りしておく。 「財政は経済の

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  • デンマーク人は本当に幸せなのか?住んで初めてわかった「幸福感」の違い

    幸福大国デンマークのデザイン思考 ビジネスデザインスクール留学ルポ 世界で最も刺激的なビジネススクールとして注目されるデンマークの「The Kaospilots」に、初の日人留学生として受け入れられた大綾さん。彼女が世界のデザインスクール最前線での学びをリアルタイムで書き記す「留学ルポ」連載。日ではまだ馴染みの薄いデザイン思考だが、近年、欧米ではビジネスや社会に変革を起こす発想法として、俄然注目を集めている。 また、デンマークは幸福大国として知られているが、その実態はあまり日人には馴染みがない。彼らの価値観から教育、公共デザイン、ライフスタイル、社会福祉、家具、ファッション、広告、事、子育てまで、現地で取材しながらレポートしていく。月1回掲載予定。 バックナンバー一覧 The Jante Lawの存在 「君がそういう風に感じたのは、Jante Law(ジャンテロウ)があるからだよ

    デンマーク人は本当に幸せなのか?住んで初めてわかった「幸福感」の違い
    littleumbrellas
    littleumbrellas 2015/05/07
    対象が誰かじゃなくて我々なのが気持ち悪いな。
  • IoTがもたらす破壊的インパクト【前編】 米国で起こり始めた大変革の鼓動

    DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 6月16日、17日の2日間、米ボストンで開催された「PTC Live Global 2014」。主催する米大手CADソフトメーカーのPTCは、自社新製品のほか、IoTがもたらすインパクト、産業界の未来について発表。基調講演では同社CEOのジェームス・E・ヘプルマンが登壇した Photo:DOL IoTは産業界に破壊的なインパクトを与える――。 IoTはInternet of Thingsの略で、「モノのインターネット」という、よくわからない日語訳があてがわれている。IoTの意味をもう少し噛み砕いてみると、IoTとはパソコンやタブレット、スマートフォンだけではなく、身の回りのあらゆるモノに埋め込まれたセンサーがインターネットに繋が

    IoTがもたらす破壊的インパクト【前編】 米国で起こり始めた大変革の鼓動
  • 人手不足で始まる賃金インフレで政府・日銀が狙う一発逆転

    やまだ・あつし/1971年朝日新聞入社。青森・千葉支局員を経て経済記者。大蔵省、外務省、自動車業界、金融証券業界など担当。ロンドン特派員として東欧の市場経済化、EC市場統合などを取材、93年から編集委員。ハーバード大学ニーマンフェロー。朝日新聞特別編集委員(経済担当)として大蔵行政や金融業界の体質を問う記事を執筆。2000年からバンコク特派員。2012年からフリージャーナリスト。CS放送「朝日ニュースター」で、「パックインジャーナル」のコメンテーターなどを務める。 山田厚史の「世界かわら版」 元朝日新聞編集員で、反骨のジャーナリスト山田厚史が、世界中で起こる政治・経済の森羅万象に鋭く切り込む。その独自の視点で、強者の論理の欺瞞や矛盾、市場原理の裏に潜む冷徹な打算を解き明かします。 バックナンバー一覧 「2年で物価上昇2%」を公約に黒田日銀総裁が就任して2年。大胆な金融緩和の効果はなく、消費

    人手不足で始まる賃金インフレで政府・日銀が狙う一発逆転
    littleumbrellas
    littleumbrellas 2015/04/11
    労働需給が逼迫して人手不足→賃金上昇→インフレって普通に狙い通りだけど何言ってんのこの馬鹿?怖い。再分配はやるべきだけど黒田関係ない。最後のほうは何言ってるのか分からない。
  • 日経平均株価2万円の「壁」 突き抜けられない三つの理由

    inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 日経平均株価が3月13日以降、1万9000円台で足踏みしている。1万9500円を付けると反落するなど、2万円という壁を突き抜けられないでいる(上図参照)。 それには三つの理由がある。第1の理由は需給だ。下のグラフを見ていただきたい。1990年1月4日~2015年3月31日の日経平均と累積滞留日数(その株価を付けていた日を足し合わせたもの)をまとめたものだが、興味深いことに、1万9500~2万円未満、2万~2万0500円未満がそれぞれ約200日と最も多いのだ。それに対して、1万9000~1万9500円未満、2万0500~2万1000円未満は半分に減っている。 つまり、過去のデータからいえば、2万円近傍では売り買いの需給が拮抗しており、株

    日経平均株価2万円の「壁」 突き抜けられない三つの理由
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    littleumbrellas 2015/04/10
    2015年4月6日 週刊ダイヤモンド編集部 大坪稚子
  • 中国に破れた通貨マフィア AIIBは日本外交の試練の場に

    やまだ・あつし/1971年朝日新聞入社。青森・千葉支局員を経て経済記者。大蔵省、外務省、自動車業界、金融証券業界など担当。ロンドン特派員として東欧の市場経済化、EC市場統合などを取材、93年から編集委員。ハーバード大学ニーマンフェロー。朝日新聞特別編集委員(経済担当)として大蔵行政や金融業界の体質を問う記事を執筆。2000年からバンコク特派員。2012年からフリージャーナリスト。CS放送「朝日ニュースター」で、「パックインジャーナル」のコメンテーターなどを務める。 山田厚史の「世界かわら版」 元朝日新聞編集員で、反骨のジャーナリスト山田厚史が、世界中で起こる政治・経済の森羅万象に鋭く切り込む。その独自の視点で、強者の論理の欺瞞や矛盾、市場原理の裏に潜む冷徹な打算を解き明かします。 バックナンバー一覧 英国はじめEU主要国が参加を表明し、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、先

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    littleumbrellas
    littleumbrellas 2015/04/08
    いい加減な奴だな
  • 100m10秒切り公式記録は目前 桐生祥秀の実力は本物だと言える理由

    1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」 SPORTS セカンド・オピニオン サッカーから野球、大相撲や陸上に至るまで、あらゆるスポーツニュースを独自の視点で解説!スポーツニュースの「セカンド・オピニオン」を目指します。 バックナンバー一覧 3月28日、アメリカで行われた陸上競技会・テキサスリレーの男子100メートルで、桐生祥秀(19)が9秒87という驚異的なタイムをたたき出して優勝した。史上初めて日人選手が電気計時で10秒の壁を破ったのだ。 ただ、ニュースでは取り上げられたものの、あまり大きな話題に

    100m10秒切り公式記録は目前 桐生祥秀の実力は本物だと言える理由
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    littleumbrellas 2015/04/08
    “アフリカ系以外で10秒を切っているのはフランス人のクリストフ・ルメートル(9秒92)とオーストラリア人のパトリック・ジョンソン(9秒93)の2人だけ。桐生が10秒を切れば、世界で3人目の非アフリカ系選手になる”
  • 中国の軍事力は日本にとってどれほどの脅威なのか――軍事評論家・岡部いさく氏インタビュー

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 日中関係の緊迫、そして中国の空母配備を受けて、中国の軍事力に対する警戒感が高まっている。その“脅威度”をどう見るかは、今後の日の防衛戦略、外交戦略も大きく左右するだろう。しかしこの種の問題に当たっては、感情論ではなく専門知識に基づいた冷静な分析を行うことが重要だ。“軍事の専門家”の意見を聞いた。(「週刊ダイヤモンド」編集部 河野拓郎) おかべ・いさく 1954年生まれ。学習院大学文学部フランス文学科卒業。航空雑誌「月刊エアワールド」編集者、艦艇雑誌「月刊シーパワー」編集者を経て、フリーの軍事評論家。有事の際はテレビの報道番組での解説などで活躍。豊富な知識に基づいた冷静な分析で定評が

    中国の軍事力は日本にとってどれほどの脅威なのか――軍事評論家・岡部いさく氏インタビュー
  • 昭恵夫人が大川小視察、遺族の思いは伝わったか

    通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日の「ひきこもり 」界隈を取材。東日大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書)  他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 大津波の惨事「大川小学校」~揺らぐ“真実”~ 東日大震災の大津波で全校児童108人のうち74人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校。この世界でも例を見ない

    昭恵夫人が大川小視察、遺族の思いは伝わったか
  • アベノミクス「3本の矢」って結局何だったの?

    今までで一番やさしい経済の教科書[最新版] 学生から主婦まで幅広く支持されて10万部突破!「これならわかる!」と大反響だった経済入門書の決定版が全面リニューアルしました。アベノミクス、金融政策、消費増税、円安、デフレ、年金・社会保障、格差問題など、最新のトピックスを加えた最新版。これまで経済のことをちゃんと勉強してこなかった人に最適な1冊です。この連載では、書から一部を抜粋して紹介します。 バックナンバー一覧 アベノミクスの経済政策として話題になった「3の矢」。はたして効果はあったのだろうか? 景気回復がなかなか実感できない今こそ、政策の中身と狙いについて改めて考えてみよう。新刊『今までで一番やさしい経済の教科書[最新版]』の著者・木暮太一氏が、どんな経済オンチでも一発でわかるように解説する。 アベノミクスでは何をやっていた? 木暮太一(こぐれ・たいち) 経済ジャーナリスト、一般社団法

    アベノミクス「3本の矢」って結局何だったの?
  • 山下一仁の「農業立国論」 | ダイヤモンド・オンライン

    TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉が大詰めを迎えている。TPP反対派の一大論拠は、TPPを認めれば、日の農業が崩壊して、料自給率の低下を招き、の安全が脅かされるというものだ。しかし、今の農業や農村は都会人が抱くイメージとは全く異なっている。農政や農協がこうしたイメージを活用して自らの既得権益を守ってきた結果、日の農業は衰退の道を歩んできた。農業問題で当代随一の論客であり、農業界でも“農業ビッグバン派”のリーダ―と言われる山下一仁キヤノングローバル戦略研究所研究主幹が、農業の発展を阻害してきたこれらの要因を明らかにし、そのくびきから解き放たれれば、農業立国は可能なことを明らかにする。

    山下一仁の「農業立国論」 | ダイヤモンド・オンライン
  • 朝日新聞はやっぱり日本がお嫌い?(上)|新聞・週刊誌「三面記事」を読み解く|ダイヤモンド・オンライン

    昨夏のなんちゃって謝罪以降、朝日新聞は「みなさまに深くおわびします」とか「みなさまの声に耳を傾け続けます」とか「忌憚ない批判と提言を」とか「重い教訓と受け止めます」と謙虚っぽい嘘ばっかり言い続けてきた。だって、ぜんぜん反省してないんだもの。ありもしなかった慰安婦の「強制連行」をあったと言い続けた「大誤報」と、吉田調書の「でっちあげ」記事である。 朝日新聞の記者さんってのは優秀なのかと思っていたが、実はテケトーに記事を書いてたらしいことも昨夏のなんちゃって謝罪で発覚した。 『「(強制連行の記事を初めて)執筆した大阪社会部の記者(66)は『講演での話の内容は具体的かつ詳細で全く疑わなかった』と話す」と記しました。 しかし、その後、この元記者は当該記事の執筆者ではないことがわかりました。おわびして訂正します。 元記者は社内の取材班の調査に対し、当該記事を含めて吉田氏(註:軍命で韓国人女性を強制連

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  • 「2%インフレ目標未達」の批判は誤解で的外れ

    1955年、東京都に生まれる。東京大学理学部数学科・経済学経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、総務大臣補佐官などを歴任したあと、2006年から内閣参事官(官邸・総理補佐官補)。2008年退官。金融庁顧問。2009年政策工房を設立し会長。2010年嘉悦大学教授。主要著書に『財投改革の経済学』(東洋経済新報社)、『さらば財務省』(講談社)など。 高橋洋一の俗論を撃つ! 元財務官僚の経済学者・高橋洋一が、世にはびこるもっともらしい「俗論」の過ちをズバリ解説。 バックナンバー一覧 日銀は17日開いた金融政策決定会合で、現状の金融緩和の継続を決めた。原油安の影響で目先のインフレ率は上昇しにくく、0%程度になる可能性もあるが、物価の上昇基調は崩れていないとしている。 黒田東彦総裁の記者会見では

    「2%インフレ目標未達」の批判は誤解で的外れ
  • 放射能を巡る根拠のない恐怖心の煽動は復興の邪魔

    1989年3月東京大学工学部卒業。同年4月通商産業省(現経済産業省)入省。資源エネルギー庁、生活産業局、環境立地局、産業政策局、中小企業庁、商務情報政策局、大臣官房等を歴任。2007年3月経済産業省退官。08年4月東京女子医科大学特任教授(~10年3月)。09年1月政策研究大学院大学客員教授。09年4月東京財団上席研究員。11年9月NPO法人社会保障経済研究所代表。ツイッター:@kazuo_ishikawa ニコ生公式チャンネル『霞が関政策総研』、ブログ『霞が関政策総研ブログ』 石川和男の霞が関政策総研 経済産業省の元官僚として政策立案の現場に実際に関わってきた経験と知識を基に、社会保障、エネルギー、公的金融、行政改革、リテール金融など、日が抱えるさまざまな政策課題について、独自の視点で提言を行なっていく。 バックナンバー一覧

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  • 「中国人は信用できない!」と思い込むと現実がさらにそうなる心理的な罠

    UCLA社会学研究科Ph.Dコース修了。北海道大学助手、京都大学助教、早稲田大学准教授を経て、現職。実験ゲームや進化シミュレーションを用いて制度・文化の生成と変容を社会心理学・大脳生理学分野の視点から研究しており、それらの研究を活かして企業組織にも様々な問題提起を行なう。現在はニューロビジネスという大脳生理学と経営学の融合プロジェクトのディレクターを務めている。代表的な著書に『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』(共著、講談社刊)。その他『ソフトローの基礎理論』(有斐閣刊)、『入門・政経経済学方法論』、『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』 (共著、講談社)など多数。 ニューロビジネス思考で炙り出せ!勝てない組織に根付く「黒い心理学」 渡部幹 この連載の趣旨は、ビジネスマンのあなたが陥っている「ブラック」な状況から抜け出すための「心」を獲得するために、必要な知識と考え方を紹

    「中国人は信用できない!」と思い込むと現実がさらにそうなる心理的な罠
    littleumbrellas
    littleumbrellas 2015/03/18
    固定観念を持たずに期待を裏切られたら余計に固定観念が強くなりそう。
  • “「不況なのに株価が上がる」恐ろしさ”「経済成長→世界恐慌」のメカニズム

    経済は世界史から学べ! 連載は、「世界史というレンズ」を通して、経済をより深く理解するというアプローチをとったものです。 経済(お金)に関する事柄は、ある日突然生まれたものではなく、歴史的な必然性を持って生まれます。 ゆえに、その歴史の必然性を知ることで、経済をより深く理解することができるのです。 増税、TPP、円高、デフレ、バブル、国債、恐慌etc。 「そのとき、何が起こっていたのか」という歴史の流れを知ることで、経済の「なぜ」「どうして」がスッキリわかるようになります。 著者は、駿台予備校講師の茂木誠氏。「東大世界史」「難関国立世界史」等の講座を担当する実力派です。 歴史の流れをわかりやすく、そして深く理解させるプロフェッショナルが、「経済を世界史から学ぶ」という試みに挑戦します。 バックナンバー一覧 景気と株価は来連動するものです。しかし歴史的には、「不況なのに株価が上がる」とい

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    littleumbrellas 2015/03/18
    歴史の一面だけを見て現在と共通点があるから教訓になると考えるのは愚かなことだな。歴史は繰り返さない。
  • メルケル首相の「静かなる警告」に耳を傾けよう

    1940年長野県生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。 83年、衆議院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。 細川政権発足時、首相特別補佐。第一次橋内閣、経済企画庁長官。 現在、福山大学客員教授、「民権塾」塾長。 田中秀征 政権ウォッチ かつて首相特別補佐として細川政権を支えた田中秀征が、期待と不安に溢れた現政権の動向を鋭く斬り込む週刊コラム。刻一刻と動く政局をウォッチしていく。 バックナンバー一覧 “3・11”に合わせるかのようにメルケル独首相が来日。われわれの胸に響く数々の言葉を発して去った。 かねてから私は、強い関心を持って、メルケル首相の言動に注目してきた。 彼女はしばしばサッチャー英元首相と対比されてきた。両者は共に「鉄の女」と呼ばれることがあるらしい。顕著な共通点もある。女性政治家であることはもちろんだが、2人とも保守政党に属する。そして、サッチャー氏は

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    littleumbrellas 2015/03/15
    安定の老害
  • ポール・クルーグマン 競争力論争――私はなぜ自説を曲げたか政治家に迎合したくなる強い誘惑

    2008年のノーベル経済学賞の受賞者で、今や“大御所”のポール・クルーグマン教授も、1990年代初頭はまだ40歳前後。すでに新貿易理論構築などの業績から米国を代表する“天才”経済学者として認められていたものの、時の権力者や経済学の先人たちそして通説をバッサバッサと切り捨てる容赦ない批判姿勢は(現在も同じとはいえ)その当時はまだ若かったこともあってか、今以上に激しい反発や非難を受けることが常だった。しかし、それでもめげずに、94年には、「Peddling Prosperity」(邦訳は「経済政策を売り歩く人々」日経済新聞社)と題した著書を発表し、経済学を知らない“政策請負人”たちに対して大いに嘆いてみせた。このインタビューはその当時のものである。政治家に迎合したくなる強い誘惑を自身感じたことを認め、いかにしてそこから解放されたかも率直に語った。米国の政策形成、エリート学者の身の振り方の一端