「LGBT」という単語が次第に市民権を得るなど、性的マイノリティーに対する理解は日本でも少しずつ広がりつつあります。 しかし、こうした人たちの中には、レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのいずれにも違和感を感じるという人も大勢います。 日本では「Xジェンダー」と呼ばれる人たちもその1つで、国内におよそ1万人いるとされています。 海外では法的な認定もされつつありますが、日本では、Xジェンダーの概念自体があまり知られておらず、多くの人たちはカミングアウトもできないまま、孤独を感じているのが実情です。(国際放送局 記者 望月麻美 ディレクター 常井美幸)
