はじめに robocopyコマンドで大量のファイルコピーを行う際に、コピー速度を上げる幾つかの方法について記載します robocopyのバージョンによっては、該当オプションが無い場合もありますので、ご注意ください。 また、環境によっては一概に速度が向上するとは限りませんので、あくまで私の環境にて効果が有ったという点にご留意下さい。 (Windows Server 2012 R2で動作確認しています) コピー環境の整備 ファイルコピーを行うにあたり、コピー元とコピー先のネットワーク的な距離が近い方が良いです。 具体的には、同じネットワークセグメントにする等です。 (出来ればL2スイッチで完結するように) また、Gigabit Ethernet以上の利用が望ましいです。 コピー速度の向上に有効なオプション ①「再試行オプション」の指定 コピー失敗時デフォルトの再試行数は、待機時間30秒で100