Azure Static Web Apps には組み込みの認証機能が付いており、デフォルトでは Azure AD や Github、Twitter といった認証プロバイダーを利用することができます。 この認証機能は「マネージド認証」と呼ばれていますが、他にも「カスタム認証」という機能もあり、OpenID Connectをサポートする任意のカスタムプロバイダーを構成することもできます。 今回はこのカスタム認証を利用して Azure AD B2C 認証を試していきたいと思います。 前提条件 Azure AD B2C テナント が作成済みであること(この記事では作成手順は割愛します) Static Web Apps(以降「SWA」と表記)のアプリがデプロイ済みであること ※本記事に登場するアプリ、ソースコードは、以下の記事で作成したものとなります (読まなくても本記事のみで要点は把握できると思い