普通は役所のシステムって構築してから5年とか7年は塩漬けにして使うもので、一度やらかしてしまうと名誉挽回の機会なんて向こう数年は与えられないんだけど、こと本件に関しては高市総務大臣から「今すぐ私がマニュアルなしでも使えるように直しなさい」と叱責いただいて、しっかりと予算的なサポートも得られたことで、たったの数ヶ月で立て直すことができた。 この数ヶ月は外部のセキュリティやPKIの専門家の方から様々なサポートをいただいて何とか実現したんだけれども、役所のシステム開発としては非常識というか、極めて難易度が高い案件だった。「え?単にChromeやSafariをサポートするだけでしょ、難しい訳ないじゃん」と思う諸兄は、もうしばらくこの話に付き合って欲しい。 もともとマイナポータルは日本を代表するITベンダーと通信キャリアの3社が開発したんだけど、大臣からの叱責を受け「ちゃんとお金を払うから直してよ」
本業多忙につきとんと2ヶ月も無沙汰にしてしまったブログだが、ぼちぼちと再開。 リハビリがてら軽めのネタから。 先々月の最後の投稿、「Internet Explorer 6 でのダウンロード時、既定のファイル名として日本語使うと16文字にカットされてしまう」の類似ネタである。 Webサーバーからの応答ヘッダに、content-disposition: attachment; filename=~ を指定することで、Internet Explorer (以下、IE) はじめ各種Webブラウザにダウンロードダイアログを表示させることができるのは周知のとおり。 特に IE においては、UTF-8エンコードされた文字列を、URLエンコードした形式で、filename=~ に指定してやれば、既定の保存ファイル名に日本語を指定することもできる。 そんな実装を、ASP.NET による Webアプリで実装し
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