これって「ブラック企業」 就活学生らに自衛の動き 労働法令に触れるような過酷な働き方を強いる「ブラック企業」の情報を共有し、見分け方を学ぼうという動きが就職活動中の学生に広がっている。 「就職氷河期」を超える厳しい雇用情勢に加え、企業の新卒採用主義が変わらないなかでは、最初の就職で失敗できないという危機感の高まりが背景にあるようだ。(阪本輝昭) 学生「ブラック企業を見分けるためにはどうしたらいいですか」 弁護士 「求人案内や募集広告からは本当の姿は見えません。疑問点は説明会などの場でただす必要がある。実際に働く大学のOBやOGから実態を聞き取るのも一つの手でしょう」 10月30日、学生などでつくるNPO法人「POSSE」京都支部主催の学習会「ブラック会社に負けないためのHow To」が京都市内の研修施設で開かれ、 大学生ら約30人が参加した。 労働問題に詳しい専門家3人が講師に招かれ、その